地球の目線

著者：竹村真一

発行所：PHP研究所

著者を知ったのは、昨年読んだ、坂本龍一氏との共著の「地球を聴く」です。

その知識と洞察力にただらなぬ人だと感じ、是非！著者自身の作品を読んでみたいと思い手にとりました。

とにかく色々な事が書いてあるので、勉強になりましたが、ここでは、その一部しか紹介できないと思います。

この初版本が出たのが、２００８年の年末ですが、既に福島第一原発の事故を予想する記述がありました。

また、私たちの取り巻く環境やエネルギー、食料、水に関しても興味深い記述が多々ありました。

日本の自然の代表的なものに里山がありますが、これも人間が自然に手を入れる事で、人間と自然の協調を生み出しましたが、それを現在の都市でも可能だと言う事も書かれてありました。

つまり、都市の自然化です。

また、東京都の場合、気候変動や異常気象で、東の江東区、墨田区、葛飾区が水没する可能性があるそうです。

ですから、二階以上の高さで、生活する仕組みを早急に考えた方が良いと書かれてありました。

文中で、欲しいと思ったのが、地球の様子をリアルタイムで映し出すデジタル地球儀「触れる地球」です。

現在、インターネットが、神経細胞の様にこの地球に張り巡らせれていますが、それを使っての気象や地震等をリアルタイムで知る事ができます。

これを持てたら、宇宙から地球を眺める視点が持てるのではないでしょうか！

そのような視点があれば、人類の価値観にも変化があるかもしれません！！

とにかく色々な示唆に富んだ事が書かれてありました！

興味のある方は、一読の価値があると思います！！

今日の食事
朝食：無し。
昼食：野菜と果物のジュース、味噌ラーメン、今川焼。
夕食：雑穀米、モズク、豆腐とワカメの味噌汁、じゃが芋と納豆のチーズ焼き、シラスとキャベツのサラダ、蒸し南瓜。

今日の天気最高気温１４.５℃。最低気温２.９℃。湿度３８％。