エスペラントの世界大会が今年の8月4日(土)から8月12日(土)まで横浜であります。
今日現在で、57カ国からの参加申し込みがあります。
これは、エスペラントのお祭りで、毎年夏に世界のどこかで行われています。
「エスペラント語て、何?」という人のために簡単に説明します。
★エスペラントは中立公平で学びやすい国際共通語です。
エスペラントは民族の言語や文化をその歴史的遺産として尊重し、大切にすると同時に、それぞれの言語や文化の橋渡しの役目を果たすことを目的としています。
現在、英語が事実上の国際語として使われている事実は否定できません。しかし、英語は特定の民族、国家の言葉です。英語でのコミュニケーションは英語を母語とする人々にとっては都合のよいことですが、外国語として勉強する必要のある人間にとっては不都合です。これは公正なことではありません。
エスペラントは1887年、当時ロシア領だったポーランドのユダヤ人眼科医 ザメンホフ(L.L. Zamenhof) が提案したものです。ヨーロッパ諸語の語彙を取り入れ ながら、文法を整理してあるので、比較的簡単に修得することができます。
2回の世界大戦などの社会的な激動の中を、エスペラントの使用者 (エスペランティスト)たちは中立公平な国際共通語の実践を続けて きました。ヨーロッパが活動の最も盛んな地域ですが、アジア、アメリカ、 オセアニアそしてアフリカなど世界各地にエスペランティストがいます。 東アジアでは日本の活動が有力ですが、韓国や中国にもしっかりした 活動があります。特に中国は出版が盛んですし、中国国際放送は毎晩 短波でエスペラント番組を放送しています。1982年に始まった日韓青年セミナーは1995年から中国を加えた3ヶ国の青年エスペランティストの 交流の場になりました。2002年には第21回日韓中青年セミナーが千葉県沼南町で開かれたように、3カ国回り持ちで会場が選ばれています。
世界の多くの文学作品がエスペラントに翻訳されており、原作の文学も数多く 著されています。実用書や科学技術の専門書はそれに比べれば多くはありません が、碁や空手、マッサージ、料理から中国哲学、経済学、気象学、解剖学に いたる幅広い分野の本が出版されています。歌のテープやCDもあります。
世界エスペラント大会が毎年開かれている(2004年北京[中国]、2005年ビリニュス[リトアニア],2006年フィレンツェ[イタリア])ほか、大小さまざまな 会合が催され、通訳のいない国際会議が実現されています。
日本では年一度の日本エスペラント大会(2004年犬山市[愛知県]、2005年横浜市、2006年岡山市)の他、5月の合宿形式のエスペラント・セミナー、 夏または秋の林間学校などが大きな行事です。
日本のエスペラント運動は1906年の二葉亭四迷による学習書発行、第1回日本エスペラント大会の開催などで本格化して、2006年には百周年を迎えます。2007年8月には、通訳のいらない国際会議、第92回世界エスペラント大会が横浜市で開かれます。(日本エスペラント学会からの抜粋)
メインの大会は、パシフィコ横浜を中心に行われます。
今回特にお知らせしたいのは、この世界大会と同時期に行われる「横浜エスペラント週間2007」です。
これは、エスペラントをご存知ない方や少ししか話せない方を対象としたプログラムで、どなたでも参加できます。
場所は、JR関内駅近くの「ZAIM」で、料金は、基本的には、無料ですが、一部実費が必要なプログラムもあります。
詳しくは、こちらのサイトをご覧下さい。
http://www.k2.dion.ne.jp/~dsn/uk/semj.html
別にエスペラントが話せなくてもかまいません。
私も片言しか話せませんが、こちらのプログラムを優先的に参加したいと思っています。
エスペラントを話せる当番の方がいるので、会話で困ったときは、通訳してくれます。
8月6日(火)21時から1時までと、8月10日(金)23時からZAIMがディスコと化します。
外国人の友だちは、欲しいけど、英語は、あまり話せないなど、興味のある方は、是非一度期間中にお越しください。
お待ちしています。
いっしょに楽しみましょう。
今日の食事
朝食:バナナ、オレンジ。
昼食:雑穀米のおにぎり。
夕食:雑穀米、豆腐の味噌汁、めかぶ、鰻の蒲焼、大豆の五目煮、蒸しキャベツ、温野菜(人参、ブロッコリー)。
間食:アメリカンチェリー、オレンジ、柏餅。
今日の気になるニュースは、休みます。
今日の天気
最高気温19.6℃。最低気温14.4℃。湿度51%。