立冬を過ぎだけれど、ここ数日は妙に暖かいね。
昨日は暖かい気温予想だったから、上野原市・甲州市界隈の山へ
出かけてみたよ。
桂川を渡る頃には朝霧が少しずつ上昇してきて青空も見えてきた。
予想に反して紅葉・黄葉が残っており、海抜が高い場所では落葉
も楽しめる絶好の秋の行楽日になったよ。
実は10月頭くらいに我がYB号のエンジンに再びローラーロッカ
ーアームを仕込んでみたのだ。
昨今のガソリン価格上昇に対抗するために、少しでも燃費が良く
なる事を期待して。w
今回は重量差を測ってみたよ。
摺動部にベアリングが仕込まれているから13gほど重くなり、
若干高回転が苦手になるが、2千~7千回転の常用域でトルク増し
傾向になるから上り坂で有利かな。
ローラーロッカーアーム化した先人さんの燃費改善報告や耐久試
験走行も見逃せなかった。
・リアタイヤの18インチ化に伴うギア比やタイヤの細さ。
・キャブレターを燃費の良い初期型YBR用VM22に変更し、低燃費型
セッティングに追い込む。
・ガソリンはハイオクを常用。
こんな変更点でさらに低燃費型スロットルワークを意識しても47~
49㎞が多かったのに、ローラーロッカーアームに変えてからスロット
ルワークを意識せずに山坂道ツーリングに出かけても、あっさり50㎞/L
を越えてしまった。
10月中の燃費傾向の結果、50.22㎞/L、50.24㎞/L。
そして昨日の晩秋里山ツーリングで51.8㎞/Lを記録したよ。
どうやら燃費改善に効果はあるみたい。
他のご利益?
寒い朝の始動直後が安定するようになったよ。
今までは少し弱々しく不安定にアイドリングしていたのが、500
回転でも安定するようになり、特にスロットルをあおったりせず
に放置しておけば勝手に暖気が進むようになったのだ。
実はこれが一番うれしいかもしれない。w
さすがにローラーロッカーアームを標準搭載し、カムシャフトも
専用設計されたFIモデルのYS125の燃費には勝てない。
普通に走って50~60㎞/L台、北海道など安定した走行可能条件で
70㎞/L台をたたき出すブルーコアエンジンのYS125はバケモノだ。w
昨今の世界情勢や原油価格変動を考えると、ブルーコアエンジンを
搭載した新YB125SPでも発売されたら乗り換えるかも?w
以上、再びローラーロッカーアームを使ってみての燃費傾向でした。
ローラーロッカーアームの件ではお世話になりました。私も先月、職場の同僚と380km日帰りツーリングに行った時に、レギュラーで51km/Lを記録しました!
普段使いでは、ハイオクで45km/L強、レギュラーで45km/L弱といったところです。
写真の林道、素敵なところですね。この記事をみているとタイヤを変えたくなります。
あと、今日、スラストベアリングを装着しました。はじめは変化を感じませんでしたが、空気圧低めのような感じといったところでしょうか、徐々に段差の衝撃が少なくなったのではと思う(思い込み?)ようになりました。
フォークオイルも変えましたが、4万キロの割には古いオイルはきれいでした。
写真の林道は中国の田舎道よりもはるかにフラットですから、景色を楽しみつつノンビリ走る程度でしたら普通のロードタイヤで問題ありません。
でもフロントのTIMSUN TS607 はなかなか良いグリップをしてくれますよ。
スラストベアリング追加はおっしゃる通り、少し空気圧を減らしたようなソフト感と衝撃吸収になりますね。
カーブで路面にへばりつくような感覚が起きるかと思います。
いつものコンビニなどへ入る段差や押し歩きのキャップ通過時に差が良く分かるでしょう。
またお会いできました時に、色々ネタを伝えたいと思います。
燃費は当然よくなるし、始動直後が安定したり、スロットル開度が少ない時のパワーも上がります(ロスが減る)
全域で等しくパワーアップしますが、スロットル開度が少ない中低速でより効果を感じるのではないでしょうか
本当の耐久試験はかなりエグイ事をするので、手放しで大丈夫だとは言い難いです
そのリスクを負ってでも試してみたいアイテムではありますね
実際の運用上の過度な回し過ぎでどうなるのか不明ですね。
純正ロッカーアームでもオーバーレブで壊した方が数名居ますので、きっと似たような結果になると思います。
ベアリングの運用耐久性はまったくの未知数で、ダメになったら純正に戻すか予備で保管してあるローラーロッカーアームにまた交換すれば良いかと、気楽に考えております。w
CDIのレブリミッター(遅角)が約7500RPMで効き始めるので、これを保険と考えてこれ以上の回転や下り坂での無理なシフトダウンを控える運用で過ごしてます。
どうしても高回転を望む人には純正ロッカーアームと旧型高回転CDIやハイカムとハイグレードオイルを推奨しています。
それでも壊す人は壊してから無茶だったと気づく事でしょう。
ベアリングが駄目になったとしても、ヘッドは即死でしょう
ロッカーアームだけが壊れるのは中々ないと思います
ばらつきで弱いスプリングなどが組まれていると、同じ運転でも壊れる可能性が出てきます
もちろん余裕を見て作っているはずなので、めったに壊れないとは思いますが、ハイカム以上にリスクの大きい改造ではあります
毎秒80往復もする部品が、3割も重くなったらかなり怖いですよ
幸いヘッドだけで済んだようですが、そんな事例も含めて設計想定外な部品を使うリスクはあると認識しております。
しかし、未だになぜYBR系エンジン用のローラーロッカーアームが実在し販売されているのか謎です。
飛ぶように売れる物ではないし、わざわざ独自設計してまで少量販売するメリットは無く、いくら商魂たくましい中国人でもやらないと思います。
想像ですが昨今のブルーコアエンジンの前段階の試作的な設計や型が流出して下請けが生産し、流通させたのかもしれません。