手元にYBR125の各種ステップやサイドスタンドの違いを比較した資料をまとめた
ものを昔作っておいたのだけど、ネタとしてあまりインパクトが無かったのお蔵入り
してた。
ところがブログ徘徊してたらFIオーナーさんの記事でFIのシフトシャフトの位置が
他と違って少し前方へずれてるとの見解と実画像が紹介されていて、シフトペダル
をシーソー式に変更する事に障害が出るとの事であった。
FIの実車が手元に無いので違いを測定する事ができないため、FIの2007年モデル
のパーツカタログを探しだして比較してみた。
クランクケース関係ではどうやらFIと他のYBR群に違いが見られず、シフトシャフトの
位置は他と同じと思われるけれど、なんとステップ関係で違いは有る事が判明した。
後に実車で確認し、ステップ位置はすべて同一。
まず、以下がお蔵入りしてた比較画像。(追記・2013/9/11)
KGのステップ構造図、Eモデル(2013年~の無印とK、発売10周年記念モデル)
の構造変更に関して図面追加
赤◯の部分は無視してください。(別件の説明のため)
そして手元に有る2007年YBR125のFI仕様・YBR125ED(3D92)EUROPEのパーツカタログからの
抜粋がこちらで、某氏の画像と一致。
YSP仕様のFIにはどうやらサイドスタンドしまい忘れ検出用の安全スイッチが装備されてる模様で、
その位置関係からステップ形状が他と違っていて、結果的にシフトシャフトとの距離関係に違いが
有って10~20mmくらい後退してるのだろうか?
左ステップが上から回り込む形状にもなってて、これが無印のシーソーペダルに干渉する主な原因
だと思う。
よって、ステップアッシーを無印に交換して安全スイッチを除去・バイパスする技でシーソーペダル化は
できるだろう。でも安全スイッチ除去は得策とは言えないなぁ・・・w
一瞬、FIのステップを他に移植すれば少しバックステップ化できるのでは?と妄想を抱いたけれど
10mm程度じゃほとんど違いが出ることもないだろう・・・って事で夢なんかこんなものさw
実は某氏の画像で気づいたのがステップ形状以外にサイドスタンドのリターンスプリング。
FIは二重巻きのスプリングでスタンドの動きが固いはすだ。
これは走行時の振動でサイドスタンドがパタパタ動いてスイッチが誤動作するのを防止するため
に配慮された結果と想像する。
FIは値段が高いだけあって、色々他と違うようだ。
FIオーナーさんのシフトペダルの悩みを解消する簡単な方法はやはり別車種(SR400用など)のシフ
トペダルの流用くらいしか手が無いのかもしれない。
きっかけを作っていただき、感謝します。
なお、2013年モデル(正式名称YBR125E)から色々変更されたようなので、ますますパーツカタログでの比較が重要になることでしょう。
私も先ほどKの最新カタログをDLしました。
交換部品調達の下調べでこちらにたどり着きました。
比較画像とても参考になりました。
KGはKベースな様なのでGとKGは共用では無いみたいです。
キック付きモデルにはK用の部品14(ストッパー〕が小さいものがねじ止めの様ですが、
それも推測の域を出ないお話なので、
現物合わせてみないとわからないですね。
古い記事にコメントしてごめんなさい。
画像本当に参考になり、助かりました。
90506-23014 スプリング,テンシヨン 546円 1 あり
多分これだけでサイドスタンドの固定が改善するでしょうけど、どの程度なのかは定かで無い。
足が大きめな人はとりあえず「シフトミスとペダルの関係」の記事のように流用ペダルで対応するのが効果的かと思います。
メジャー持ってバイク屋さんにGO!w
色々なペダルを観察してご自分の足に合いそうな形状や長さのものを見つけてください。
この手の改造は実行力がものを言うもので、妄想だけでは先に進まないのが辛いところ。
幸い有名国産バイクの部品ならオークションで格安で入手できる可能性もあり、お試しするにも丁度いいとか。
がんばって探しだしてぜひ公開してください。
逆に考えると、FIのそれに変えれば
窮屈なシフト操作がしやすくなるかも?
なんて思いました。でも距離より足の大きさの問題かもですが・・
しかし、図を見て思ったのですが
Kのスタンドのワッシャーと
FIのスプリングを使えば
勝手に倒れそうなくらい弱い
YBRのサイドスタンドが改善出来そうな感じですね?