フロントタイヤを IRC GP-1 に履き替えたので我慢できなくなって悪路を試走してみた。
リア ミシュランM62、フロント IRC GP-1 のちぐはぐな組み合わせなので、見た目が少し
アンバランスなのは仕方が無いw
リアのM62の方が少し甲が低くて細く見えるので妙な感じ。
舗装路でのGP-1の感触は一言で言うと意外にも「ネバネバ」な感じ。
直進安定性が予想より良いけれど、履き替え前の IRC NF25(廃盤) と比べて倒しこみ時に少し癖が
あって重い感触がある。
しかし、きちんと体重移動をすると張り付くように曲がるので慣れれば案外使いやすいと思う。
クイックなUターンが若干苦手になったが、舗装路で攻めるタイヤではないのでスリップさせない程度の
安全速度に抑えてもらうには丁度いい感じ。
走りこんでタイヤが減れば断面が最適化されてもっと軽快に曲がれるようになると思うが、ハンドルを
こじって曲げるような走り方は控えたほうがいいだろう。
オフロードタイヤは舗装路で無理させると破綻しやすい。
河原に通じる未舗装路に入り込むと一変して威力を発揮しだして、ロードタイヤだと前輪が振られた条
件でも安定して直進できた。
雪解けで少しぬかるみがある場所では後輪は負けて滑るくらいだったが、前輪は横滑りして転倒しそう
になる事もなく通過できたのが大きな変化だな。
小石の路面でもグリップ力が意外とあって調子に乗るとリアが空転するくらいだ。
YBRはオフ車じゃないから悪路は落ち着いてトコトコと走らせるべきなので問題ない。
ごろた石の路面ではさすがにサスが追いつかず衝撃が増すけれど、ここでもロードタイヤと違う食いつき
が現れて、今まで両足バタバタ二輪二足でヒヤヒヤした条件が二輪走行でも出来るようになった。
なんだかんだで悪路も意識したデザインだと実感する。 おもしろい!
前後性格の違うタイヤを履いてるので参考にならないだろうけれどバランスを考えると
・F:MT62 R:MT62
舗装路がメインで道中に工事ダート、砂利駐車場、荒れた舗装林道や全線フラットダート林道を通過する
のんびりツーリング派に向くかな。
・F:GP-1 R:GP-1
秘境温泉や秘境池沼、酷道、険道、死道へ走りに行きたい衝動にかられ、舗装路では安全速度に徹し
て無理をしない走り方ができる人に向くかな。
GやKGを選んだ人にはリプレースタイヤとして候補に上げても問題ないだろう。
無印・K・FIでも履き替えればG/KG的な用途に変更できそうなので、ライトガードやエンジンガードなど
で武装して遊びの幅を広げるのにいいかも?
雨天時の感じは分らないけれど乾いた舗装路の感じだと悪名高き純正タイヤよりはマシだと予想する。
同じON/OFF両用デュアルパーパスデザインでも、MT62はオンロード寄り、GP-1はオフロード寄りな
トレッドなので、どちらの路面を優先するかで決まるだろうが俺的にはダートを走るの好きなら間違いなく
GP-1を、舗装路の山坂道ばかり走るのが好きならオンロードタイヤまたはMT62をすすめる。
と言うウンチクを垂れてたところで皆さんは好きなタイヤを選べばいい。
タイヤ選びは本人の意思決定が最優先だからね。
昔GSXに装着していたIRCのGS-11が再販しており・・・
無数のピンホールで「どんな路面もガッチリグリップ」というアレです(笑)
ナップスに来ていたメーカーの人に聞いたら、80年代以降も海外向けにずっと生産し続けており、最近の旧車ブームに便乗し、その一部を国内に振り分けたそうです。金型も当時のままなのでパターンが少しボケてますが(汗)
ただ、店頭でTT-100と見比べると明らかにGS-11の方が2周り幅広で・・・でも組み込んでエアーを入れれば、細くなるはず!!!しかし・・・と躊躇して早3年です(笑)
未装着で太く見えるのはたぶんIRC特有の製造時にビード間の距離を離す傾向から、太く見えるのだと思いますよ。
現にM62とGP-1は履くまで差は大きかったから。
TT-100GPは断面のRがかなり山型にちかくてとんがってるので、なおさら細く見えると思います。
3年も待ったのですからそろそろチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
装着例が増えるとますますYBRのタイヤ選択肢が増えるので楽しいではありませんか。
IRC GS-11です!!!
うぅ~む、無数のピンホールと髭が、そして懐かしのあのパターンが・・・とてもいい・・・かっこいいです(自己満足)
TT-100の3.00-18 3.50-18チューブレス仕様からの交換です。(1万7千キロでスリップサインギリギリ)
GS-11はWTなのでショップにチューブレス化を打診しましたが断られ、チューブ仕様となりました。
しかし、バルブホール部にゴムスペーサーを噛ましてあるので、パンクしても急激なエア抜けはなさそうです。
リアは問題なく収まりましたが、フロントが寸法的に微妙で経過観察となりました。
フロントタイヤをホイールに組み込んでエアーを充填して装着しようとしたら、フェンダーを固定するスタビライザー金具に当たり入りません(汗)
エアーを抜いてビートを落としたら なんとか装着出来て、エアーを充填すると・・・
タイヤと金具の隙間は1~2mm程でギリギリセーフ!
ホッとして喜んでいたら、メカさんは腕を組んで首を傾けています。
この手のバイアスタイヤは、初期慣らしが済むと一回り大きくなるそうです。要は複数のクロスしたカーカスが馴染んで良く動くようになると・・・
今後、当たるようになるかもしれないし、大丈夫かもしれない・・・しばらくは目視点検を小まめにして、当たりだしたら連絡して下さい・・・という顛末です。
自分的には大丈夫な気がするので、その時はその時で考えます(笑)
結論として、リアは問題なく私的にはお勧めです(見た目カッコイイので)
フロントは車体やタイヤの個体差で、NGになる可能性大だと思われますので、お勧めできません(涙)
バイク屋の知り合いも「強度的に不安だけど125cc程度の車重とパワーなら自己責任で自分で組む分にはいいんじゃない?店では
絶対にやらないけどw」と申しておりました。
ゴムスペーサーは盲点ですね。なんとか街まで走れればいいのでチューブ式の方々には朗報でしょう。
フロントに関してはスタビライザを止めてるリベットを少し削った人は居ました。
GS-11装着の記事って見たことが無いので男52歳さんが日本初かもしれませんよw
私も次回は新たな種類を検討中です。
出来れば改善していただきたいのですが…。
ブログの仕様でスマホだと複数貼られるようです。
本ブログは開設当初からスマホの画面向けには編集やレイアウトを行っていません。
内容の性質上、多くの画像と箇条書きの解説をメインにしていまして、ちいさな画面では
表現しきれない事柄が多くあります。
一度、パソコンのブラウザーの大画面で当ブログを閲覧してみてください。
きっと意図が分かってくれるでしょう。
ブログ内のリンクや検索も分かりやすいと思います。
なお、スマホ型レイアウトと広告はGooブログの仕様なので、当方では何もできません。
よろしくお願いいたします。