YBR125のビッグキャブ化は既出なので、今度はYB125SPの
ビッグキャブ化の作業内容を簡単に書いてみる事にしたよ。
現在中国は国慶節(春節)の長期休暇になったから、注文も
物流も止まっている。
ビッグキャブ化に興味があるYB乗りの他、2011年式以降のYB
R125、13年式以降のYBR125K、または同型エンジン構成の
YX125乗りにも参考になれば幸いです。
台数の少ないYB125Zも同様だと思う。
なお、初期型YBR125Kはキャブを純正以外にするとスロットル
ポジションセンサー(TPS)の関係でエラー判定されて不動にな
るから、CDIの配線改造とCDI交換をしないとダメだ。
(後日、暇な時に机上調査した改造方法を公開予定)
どうせ部品注文できないなら暇つぶしの読み物に丁度良いかと?w
【エアークリーナーボックスのコネクティングチューブ交換】
フランジ型接続のビッグキャブ PZ27やPZ27Bをポン付けする
ためには、エアークリーナーとキャブ間のコネクティングチューブ
を中国ミクニVM22型キャブを採用した旧型YBR125の物に付け
替えれば良いだけ。
入手するのはこの形で「5VL」または「2D0 」と表記されて
いる「国1」「国2」「欧1」「欧2」型用。
検索用語「天剑125接口」
注意:「国3」や「欧3」は昨今の形なので不可。
純正キャブレターを外したらエアークリーナーボックスを車体
から取り外す。
赤丸のボルトを外して箱を下に少しずらしながら吸気口をフレー
ムを避けるように手前に引けば外せる。
ちょっとコツは有るが、付ける時は逆手順。
純正コネクティングチューブを外す。
気密用のシーリング剤が塗ってあるけど、無視して押せば簡単に
剥離するから上手く抜き取れば良い。
外れたらシーラーをきれいに取り除く。
シーリングのための接着剤を用意する。
乾いても柔軟性があり、ゴムやプラスチックが付く物なら何でも
構わない。ゴム系やビニール系、シリコン系など。
旧型コネクティングチューブをボックスにハメたら接着剤でシー
リングする。
合わせ目を薄く一周する程度で構わない。
後は乾くまで一晩待つ。
ビッグキャブ搭載の前日にでも作業すると良いだろう。
固定バンドを入手すること。
元から付いているバンドは合わないので、直径40~45mmに合う
物が必要だ。
参考
・ホンダ純正部品「95018-46250」 バンド
・K-CON キタコ(KITACO)「0900-995-01060」ステンレス
バンド(37~58Φ)
・キジマ「303-604」ステンレスバンド
・デイトナ(Daytona) 「40477」ステンレスホースバンド
25mm-50mm
「面倒くさい! とにかくポン付けしたい!!」という人は、
まるごとアッセンブリー入手するのが簡単だよ!
ヤフオクで中古を探しても良いけど、年式から想像するとコネ
クティングチューブにひび割れが有る可能性も考えられるので、
各自の判断で。
輸入ならば 検索用語「天剑125空气滤总成」
選ぶのは 欧1欧2や国1国2の空气滤总成
コネクティングチューブの形が同じで固定バンドも付属している
店を選ぶのが良い。
アッシー入手の利点はポン付けの他にエアークリーナーエレメ
ントも付属しているので、まるごと新品状態の吸気になるのだ。
もしも純正キャブに戻す時も、まるごと交換だけだから簡単だね。
一応、輸入できた物や調査した店のID番号を羅列しておく。
・コネクティングチューブ 「图上左边老款,国二」
id=16959139975
・エアークリーナーボックス「欧1欧2 空气滤总成」
id=544436563166
なお輸入代行によっては上記ID番号で表示されない場合もある
ので、そんな時は以下の画像のアドレスを手打ちで打って、
閲覧してください。
当ブログは仕様上、タオバオのアドレスを直接貼る事が出来ない
事情があるのだ。
次回はアルミインテークの話の予定。
注意:部品輸入販売を行う業者様、添付資料などに本内容をその
まま転載する行為をお断りいたします。転載希望の場合はコメン
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