YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

クラッチワイヤー調整

2017年03月25日 | YB125SP整備

特に問題が出たわけではないけど、ちょっとクラッチワイヤー
のほつれの有無などの確認をしてみたよ。
結果的にほつれや調整の必要は無かったが、せっかく撮影したので
YB125SPのクラッチワイヤー調整方法をネタにする事にした。

調整できる場所は2箇所あり、どちらでやっても構わない。

クラッチレバー側で調整する方法。

1のレバーカバーをずらすと調整機構が見える。
2のロックナットを回してアジャスターを回せるようにする。
3のアジャスターを矢印方向へ回すとクラッチレバーが引かれて
遊び幅が狭くなる。逆方向に回すと遊び幅が増える。
クラッチの繋がりや切れ位置を確認しながら、自分の手の大きさ
に合わせればよい。
位置が決まったら3を動かさないで2を逆方向へ回してロック。
最後に1のカバーをかぶせて完了。

エンジン側で調整する方法。

1のナットを矢印方向へ緩める。
2のナットを矢印方向へ締めると3の様にアウターが引かれて
クラッチレバーの遊び幅が狭くなる。
遊びを増やしたい時はナット位置を上記と逆方向へ調整すればよい。

ここの個所で調整する事はほとんどないけれど、クラッチレバー側
との兼ね合いで微調整したい時や、クラッチケーブルを交換した時に
最初の位置決めで行う場合もあるから、こんな場所にも調整機構が
ある事を覚えておいて損は無いだろう。

調整する自信がない人は、お店でやってもらうと良いと思う。