突発オフ会のおかげで2013年式YBR125Eの電装系を観察できたから、13年式に装備されたギア
のシフトポジションインジケーターの配線について書いて見るよ。
ヘッドライトの中を探したら6Pコネクタがあり、これがシフトインジケーター専用の配線コネクタである事
が判明した。
一方はメインハーネスから、もう一方はメーター内のシフトインジケーターへと繋がってる。
実際にテスターで解析した結果、以下の回路になっていたよ。
回転運動するシフトドラムに付いているシフトスイッチが、各ギア位置でフレームアース(電源の-極)に
接続していた。
7セグメントのLED表示ユニット内はダイオードマトリックスか専用ICで変換表示してるんだろう。
N(ニュートラル)位置だけはシフトインジケーターとは別系統へ分かれて配線されている。
メインハーネスからの配線。
メーターユニットへの配線。
110型の平型端子を使った6ピンのコネクターで構成されていた。
配線色と各ピン位置は図の通りだったので、故障時の確認や改造時に参考になるだろう。
分岐改造用の中継配線を作りたい時は、
キタコ(KITACO)のコネクターセット 商品番号:0900-755-02003
を使えば入手が楽だと思うよ。
またエンジン型式がYBR125EとYB125SPは共通の1BKであるのは既に判明してるので、先行発
売されたYB125SPも同じ回路構成になってるはずだ。
この回路、なにか盆栽に使えないか?(^ω^ ≡ ^ω^)
【トップギアインジケーター】
トップギア5速の時だけ後付LEDがピカーっと点灯するように改造する案。
これでいちいちシフトインジケータを凝視しなくても視界に映るトップギアLEDで確認しやすくて、幻の6速
を探さなくて済むだろう。
もちろん接続位置を変えれば他のギアポジションでも可能だよ。
【教習所仕様車】
ちょっと回路を工夫すれば教習所車同様に第三者からギアポジションが分かるように改造可能だろう。
シフトインジケーター付であるCBF125を改造して125cc教習車として採用した教習所もあり、最初から
シフトスイッチが搭載された車種はこんな利用方法がある。
娘さんの13年式YBRに一時的に付けてシフトチェンジのアドバイスが
しやすいようにするお父さんライダーが現れるかも知れない…
【変色イカ釣り漁船ランプ】 !!Σ(゜□゜(゜□゜*)ナニーッ!?
さすがに電飾として通称・イカ釣り漁船LEDをYBRに付ける人はいないだろうが、5~6色分そろえて
車体のシフトスイッチ側に配線する方法。
ニュートラル位置では緑、変速するたびに色が変わりトップギアでやる気モードの赤なんて具合にw
(ノ∀`)アイタタタ・・・
ただし装飾とは言え燈火類の保安基準から逸脱する色もあるのであまり派手にしない方がいいだろうな。
とりあえず小さなLEDでエンジン裏を控えめに照らす程度が丁度いいかもしれない。
配線数が多くなるし、こんなアホ改造をやる人は居ないと思うけれど、もしも実行される人はネタと
して画像をぜひ公開してくださいw
以上、2013年式YB125Eのシフトポジションインジケーター回路の話でした。
「またつまらぬ妄想までしてしまった…」>(-_-;)