ハンさんからもう一つのリクエストが2013年式YBR125にUSBシガソケを接続する方法であった。
実際に13年式を目の前にして観察すると、以前のYBR系に見られなかった差異が見つかったよ。
メインスイッチのコネクター形状が3ピン+ギボシ1本に対してギボシ2本配線に変更されてた。
相変わらずメインスイッチ側の配線は太いけれど、既存のメインハーネス側は細い。
だがしかし、ギボシ式になったおかげで配線改造がやりやすくなったので歓迎すべき変更と言える。
もしかしたら同時期発売のYB125SPも同じ感じになってるかも?
実車確認してないので正直俺は断言できない・・・
改造配線案はこんな感じ。
既存の配線に新たに追加配線する方法で電流容量の強化も兼ねて居る。
この図でピンときたら半分は成功してるようなものだw
細い既存の配線のみに便乗すると、過負荷の条件が揃った時はこんな感じに配線が
発熱して焦げたり溶けたり炎上する場合がある。
この現象を逆手に利用してるのがフィラメント電球だったりニクロム電熱調理器だったり
安いニクロムヒーター型のハンダゴテだったりするんだな。
わざわざ配線を追加して許容電流を増してる理由はちゃんと有るのだ。
+極はヒューズボックスホルダーの空き端子を利用する。
田型コネクタの左上に追加配線をすればいい。
ヒューズを介してる回路なのでショートしても保護されるから好都合な場所。
使う端子は平型メスの250型。
爪があるのが条件なので購入時には注意してくだされ。
作業時はコネクタを外してからこのような爪の向きで装着する。
全ての配線が終わって確認したらコネクタをスタータリレーに装着する順番が安全だよ。
-極はバッテリーの-極端子に共締接続する。
圧着・丸端子の穴径5~6mmの物でOK。
こんな感じ。
我がブログの過去記事に色々作業方法を紹介したのでそちらも参考にどうぞ。
実際の配線するとなると、後で元に戻したり増設も考慮して、以下の割込接続配線を製作すると良い。
こんな感じの物を作ってメインスイッチとメインハーネス間のギボシ端子配線に割り込ませればいい。
ちょっと面倒ではあるけれど、この配線で行えばメインキーをONにした時だけUSBシガソケに通電
するので、駐車時にUSB回路の待機電力でバッテリーを消費すること無くバッテリーあがりの心配が
無い。
しかもリレーを介在させないので作りやすくて故障も少ない。
メインスイッチの配線が太い事を利用した配線案である。
毎度注意書きするけれど、これらの説明や図を見ても分からない人は手を出さないかお店に頼んで
くださいね。