YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

軽四のブレーキパッド交換

2014年01月19日 | 雑記

YBRと関係ない話。
先日軽四の12ヶ月点検時に指摘されたのがフロントブレーキパッドがそろそろ限界なので早期に
交換するようにとの事だった。
以前、違う店で車検を通した時、半年前に交換したばかりなのに、ワイパーブレードが切れてて
限界だから交換させてもらうと言ってきた。
車を預ける当日に確認してて、ひび割れや切れが無かったにもかかわらず。w
電話越しじゃ目視確認もできず仕方なしに作業してもらったけれど、問題のブレードを受け取って
観察するとひび割れも無くて刃物でスパっと切れ込みを入れたようなきれいな切り口。
もう信用出来ないから以降は違う店に依頼した。

疑い出すと切りがないけれど、ブレーキパッドの確認くらいは自分でできるのでタイヤを外して確認。

確かに限界。
この店はちゃんと確認作業をしてるので信用できそうだ。 と、のんきに言ってる場合でもない。

旧友の整備士にこの話をしたら、週末に関東へ来るからついでに交換しちゃおうって話になって助言に
したがって純正パッドを通販で入手しておいた。

社外品でもかまわなかったけれど、純正は泣き止めシムも付属している。
メーカーはこのシムを単品販売しなくなったとのことで、古いシムがダメになってた時を考慮すると純正セット
にしておいた方が無難らしい。

整備士の手伝いをしながら作業を見る。
ブレーキフルードタンク内のフルードをスポイトで吸って下限付近まで液面を下げる。

これをやらないと新品分の厚みで液面が上昇して、最悪時はあふれる。
YBRもパッド交換前のどこかの時点でフルードの補充や交換をした時には、新品パッド交換時にマスター
シリンダーの液面をいったん下げないといけないのは同じ。

さて、問題はキャリパーピストンをどう戻すか?

幸いYBRタイヤ交換時に以前使ってた樹脂製のシャコ万があったので、これを使って簡単に押し込めた。
専用工具無しでもなんとかなるもんだな。

新品パッドの厚さを測ってみた。

約10mm。

掃除やブレーキパッドグリス塗布などをして装着。グリスは薄く最低限の範囲で十分との事だ。

トルクレンチでボルトを指定値で締める。
四輪はバイクと違って気軽にブレーキシステムにアクセスできないから緩み確認がやりにくいので、トルク
管理はかなり重要だと思う。
右側は彼が、左側は指導と確認をされながら自分で行った。
交換後、ブレーキを何度も踏んでなじませながら液面を確認し、両輪完了時にはMaxの位置にぴったり。

最初はウマやフロアジャッキを追加購入しなきゃならないと思ってたけれど、基本的には車載のジャッキと
タイヤ留めと適正工具やトルクレンチがあればできるのがわかったよ。
なんだかんだで整備士の手際の良さを拝見できたのが一番の収穫。
外したパッドについてるシムは大事にとっておいて、次回は社外品でも試してみたいな。

余談だけどリアブレーキライニング確認や交換は自分でもやりたくない。
30mmセンターナットの作業はエアーツールでもないと辛いし、リアはブレーキフルード全交換と同時に
シリンダーカップも含めて交換依頼したほうがいいと思ってる。
設備的に素人の限界はこんなものだ。w