YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

フロントフォークのインナーチューブガード

2012年11月07日 | YBR125改造
よし、勢いがあるうちに今日はもうひとつネタを紹介。

YBR125に限らず、フロントフォークのオイルシールがなんらかの原因やきっかけで気密性が失われて
フォークオイルが漏れるような故障を起こすとやっかいだ。
自分でオイルシールを交換するのも面倒だし店に頼むと意外と工賃が高い
理由はオイルシールにたどり着くまでに多数の部品を分解しなきゃならないので、手間隙がかかるって
工賃が跳ね上がるわけだ。
分ってる人は自分で分解してフォークのみを持ち込んで修理してもらうらしいだけれど、それでもかなりの
苦労を共にする。
分解修理する前に裏技で紙ヤスリ差し込み修正法なんか試すのも手だけど、これは交換修理する前の
最後の悪あがきだ。

さて、タイヤを注文したついでに一緒にちょっとしたアイテムを頼んでおいた。
どうせ送料無料の範囲だからまとめて買ったほうがいいしね。

頼んだのがこれ。

キタコのミニフォークガード(ブラック) 500-9000100
別名フロントフォークインナーチューブガード
なにをするかと言うと、フロントフォークのインナーチューブ(細い方)の摺動面に走行時に砂やホコリが付着して、ダストシールや
オイル
シールをキズつけないように保護するバリヤーみたいな役目をする。
なんのためのダストシールかと言うのは無しね。w
XJRとかCBとか今や普通に付いてるアイテムだ。
最初に見た時は「この手があったか!」と思うと共に「単なる付加価値デザインで大して効果ないんじゃ?」って思ったけれど、
この機能を継続して付けられてるところを見るとメーカーも一応なんらかの検証はしてるんだろう

購入したガードはユニバーサルでアウターチューブ上部の外径が40~70mmであれば付くらしい。
ガードの他、滑り止め用のゴム板と固定用タイラップが付属してる。

早速ゴム板を巻いて必要長に切り、仮止めしてからフォークをフルボトムさせてYAMAHAのエンブレムとの干渉や衝突の有無を
確認
してみた。
結果、なんら問題なしのポン付けでいける!
 けっこういい感じで、まるで純正のように収まってくれている。


GやKGやYB125SPのフォークブーツを流用してガードする方法も考えていたが、付けるためにはフォークをいったん車体から外す
必要があって面倒なのと、フォークブーツの弱点が気になった。
この弱点とは、しばらく乗らなかったり年月が経つとブーツに隠れて見えない部分でサビが発生しても気づきにくいって事や、
それによりフルボトム1回でオイルシールを攻撃・漏れ発生になる可能性がある
オフロードバイクの中古車なんか買って、自分でフロント周りを整備しててフォークブーツをめくったらサビだらけだったって経験をした
人も居るだろう。
俺の知人もその1人だった。
てことで、今回買ったガードはとりあえずインナーチューブを摺動初期位置を保護すると共に、面倒な分解作業も無くポン付けできて
安いし、なによりフォークのサビ発生の防止のために気が向いたら気軽にウエスでささっと拭く事ができる
しかもBMWやドカなんかでも採用されてる機能部品でなんかかっけーw

つまり、盆栽だな・・・

YBR125の書類収納方法

2012年11月07日 | YBR125改造

YBR125には国産車と違って登録証や自賠責の書類を収納する場所は用意されていない。
海外生産やお国柄の関係でわざと用意してないんだと思う。
重要書類(個人情報)を車体に取り付ける習慣なんか日本でも怖いんだけどね・・・

都合よく左側サイドパネルに鍵で開閉できる機構があるのでここを使ってみよう。
まずはサイドパネルを外すわけだけど、ここで注意が必要だ
既にやった事がある人は分かるだろうけど、鍵穴には防塵用のフタがあるので横にスライド
させて鍵を差し込めるようにする。
これを知らずに手前に無理やり引っ張ってフタの固定部分を破壊しちゃったオーナーやお店
が実は多いんじゃないかな?
最初に取扱説明書(オーナーズマニュアル)を見ないのが失敗の始まりなんだろう。

また、裏にある引っ掛け部分の構造やサイドパネの外し付けの手順も説明書に詳しく書いて
あるので見るとよい。

YBR125とYBR125Gはこんな感じ。

英語だからと尻込みせずに落ち着いて読めば分る程度の簡単な説明文だ。
重要なのは外す直前に車体前方方向にずらさないと後ろ側のヒンジを折ってしまう事で、これをやってしまうと
プラリペアで修理するか交換しかない。
外したら良く構造を観察して次回は迷わずに行おう。

YBR125KやKG、YSPモデルのFiは以下の手順でほぼ他と同じだね。

さて、肝心の書類入れは文具コーナーで見かけるファスナー付きビニールケースでA6サイズ(105×148mm)が入る物でOKだろう。
マジックテープを書類入れとサイドパネル裏側の適当な位置に貼って収める。

一応、雨風にさらされない場所ではあるが、念のために書類は別途ビニール袋にでも入れておくといいかもしれない。
久しぶりに取り出したら水分でヨレヨレになってたり張り付いて破れたりするのも困るからね。

たぶんこの工夫(改造)は初YBRオーナーにとってヘルメットホルダーと共に一番実用的で即実行できる事だと思う。