らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

山形響金管隊

2008年11月13日 23時51分50秒 | 山形交響楽団
 寒くなってきました。最近は仕事である山形響の事はあまりブログに書かないようにしているのですが、たまには。

 今日は天童市立寺津小学校で午後から音楽鑑賞教室でした。音楽鑑賞教室前に金管隊の人達が集まって練習していたのです。何か?オケ以外のお仕事の練習かな?と最初は思っていたのですが、今度の定期演奏会のシューマンを練習していたのです。普通リハーサルが始まる前は、このようにパートやセクションで練習する事はあまりありません。他のオケでは皆無と言っても良いでしょう。しかし、山形響ではこのように事前に練習したり、リハーサル後に練習する姿が見られます。

 何故?練習しているのでしょう?シューマンの交響曲は何回も演奏してきた曲ですし・・・・・。!?

 実は、今回からトロンボーンセクションがピリオド楽器に加わったからです。ピリオド楽器を購入するために山形県内の財界から以前に寄付金をもらいました。財界の方々に感謝です。それでも3本のトロンボーンを揃えるにはお金が足りなかったのですが、1人の団員が自主的に好意で、購入して3本そろったのです。

 それで今度の定期演奏会は、金管隊が全員ピリオド楽器のセクションになりました。シューマンはその形でチャレンジするそうです。そのため入念な練習をしていたみたいです。

 今度の定期は聴きのがせませんね。大活躍間違い無しです。

 弦楽器と木管楽器・打楽器も応援して下さいね。

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8 コメント

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金管隊… (ハンナ)
2008-11-14 05:46:05
おはようございます。

山響金管隊FCとしては、かなり嬉しい記事です。
音楽教室でのことは通常、あまり知ることはできませんから。
こういう、お仕事の合間を縫って定期演奏会での曲も少しずつ完成されていく過程を知ってしまうと…ますます金管隊に惚れてしまいます(笑)。

モーツァルト定期での楽器が、通常の定期演奏会でも使用されるのですね!
とっても楽しみです♪

もちろん、弦楽器隊も注文させていただきますね♪
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>ハンナさん (らびお)
2008-11-14 22:05:38
こんばんは。
我々弦楽器や木管楽器の団員さんは家でも充分に練習出来るので良いのですが、金管楽器や打楽器の団員さんは多少なりとも家での自己練習には制限があります。

今回は特にピリオド楽器でのチャレンジですので、全員がそろってみて音を出してみるという感覚を彼らが欲しかったので練習していたのでしょう。現代の楽器とは全然感覚が違うでしょうから。(私の予想ですが)

練習場や本番の場所に早く来るのも金管や打楽器の人達です。思う存分に楽器の音を出したいのでしょうね。

逆に弦楽器は静かな所で、自分の音と向き合って練習したいので、会場に来るのは一番遅いセクションです。(一般的に)

私はとくに遅いです。
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金管そろい踏み! (まーちゃん♪)
2008-11-15 10:57:03
ふふふふふ・・・らびおさん、ありがとうございます♪私たち姉妹の為に。

しかしトロンボーン長っ!!!
腕がよく届きますよね。この横から見た図に驚きました。団員の皆さんも驚かれているのでは??
11月の定期が楽しみです。

> 弦楽器と木管楽器・打楽器も応援して下さいね

ヽ( ´ ▽ ` )ノ ハーイ


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>まーちゃん♪さん (らびお)
2008-11-15 20:25:14
こんばんは。
ピリオド楽器のトロンボーンは現代の楽器より長いです。
通常の奏法では、手が届きません。
ので、取っ手ではなくて、棒が付いています。

詳しくは、交流会の時にTさんに聞いて下さいね。
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楽しみ!! (パガニャーニャ)
2008-11-16 11:24:19
シューマンおたくの私は11月の定期を一番の楽しみにしています。
シューマンの交響曲の中でいちばん好きなのが2番です。 
3楽章の沈痛な美しさ!!そして4楽章の派手な響き・・・快感です。

金管がピリオド楽器でのシューマンを聴けるなんて、私は幸せ者です。
山形に住んでいて良かった!
山響さん、多謝合掌!!


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>パガニャーニャさん (らびお)
2008-11-16 18:30:48
こんばんは。
定期演奏会のチケットは両日ともほぼ完売だそうです。
多いに盛り上がりそうです。

金管隊の総ピリオド楽器は、私も経験が無いものですからどんな響きになるか楽しみです。期待していて下さいね。
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Unknown (ぶりちょふ)
2008-11-22 23:31:12
当日券一番乗りで聴くことが叶いました。楽しかった~!

ナチュラル金管楽器を使うことは、指揮者にとってはある部分楽かもしれませんね。と申しますのも、私が若い頃、シューマンのライヴというとサヴァリッシュ氏の演奏が多かったのですが、現代楽器を使った某オケを前にしてサヴァリッシュ氏は懸命に左手で神経質そうにラッパの音量を抑えにかかっていました。ナチュラル楽器ではそんなに音量が出ないから指揮者が抑える仕種が出る場面がないのかなと愚考した次第です。

飯森さんの指揮は、偏執的に音量の強弱をいじくり廻すことなく、伸びやかに歌っていたのが印象的でした。山響のコンサート、新潟在住者にとっても楽しみになりつつあります。頑張ってください。

らびおさんがチラシの挟み込みを一生懸命やっておられる姿をしかと見届けました。
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>ぶりちょふさん (らびお)
2008-11-23 01:02:53
こんばんは。
演奏会に長岡でしたっけ?からわざわざ来ていただいてありがとうございます。新潟でコンサートがあると良いのですが・・・。お酒目当てだったりして・・・・・・。

ナチュラル金管楽器を使用するのは、そういう目的もあるかもしれませんね。確かに!

作曲当時の形で演奏したいという事で、各団員の方々と指揮者の始まったアプローチですけど、ぶりちょふさんの注目した所は玄人レベルです。

通常の楽器とはやはりかってが違うみたいで、各団員さんは苦労しているようです。特に今回から登場のトロンボーンセクションの一人は「全然音程もとれないんだよ~」と言ってました。

この試みはまだ始まったばかりなので、これからどんどん積み上がってゆくことと思います。

~~~~~~

チラシはさみは、山形Qの関係でしょっちゅうやっています。声をかけてくだされば良かったのに・・・。また次回という事で。
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