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らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

久しぶりに山形県器楽・管弦楽専門部の指導へ行く。

2014年04月29日 23時59分46秒 | 指導
 本日は、午前中から山形県器楽・管弦楽専門部の指導に天童青年の家の方に行ってきました。参加高校は、酒田光陵高校・酒田西高校・米沢東高校・新庄北高校・山形城北高校の各部活動でヴィオラを演奏している高校生達です。参加者は2・3年生だけの9人。ブログをたどると約3年ぶりの指導でした。オケ業務が忙しくなかなかスケジュールが合わなくて時間が開いてしまったので、いつもなら見た顔もちらほらなのですが、今回は全くの初顔合わせの高校生ばかりでした。

 午前中は課題曲はひとまず置いておいて、楽器の調整(曲がっちゃった駒を直したり、弦の巻き方がめちゃくちゃなのをまき直して上げたり・・・これだけで少しは楽器の調子が上向きになります)と基礎練習。合同で演奏する曲はB.ブリテンのシンプルシンフォニーなのですが、いきなり曲に入って「fだのpだの、音程だのリズムだの」と指導するより、学校に帰って毎日どのように楽器を練習してゆくかとか体の使い方とかを約1時間やりました。曲を一生懸命に練習してきてやる気十分の生徒さんには少し退屈だったかも。でも重要な事なので毎回やっています。

 昼食後、曲に入ってゆきました。3年前にも書きましたが、各高校間のレヴェルの差や個人のレヴェルの差が無くなってきていて、とても指導者としてやりやすくなっていると感じました。良い生徒さん達ばかりでとても協力的なので先生としても教え甲斐があります。このことは、軽く書いていますが各学校の顧問の先生や普段教えていらっしゃる指導者のなみなみならぬ努力と先輩後輩達が技術を高めあう良い雰囲気作りに成功している証だと思います。

 演奏できない生徒のために、この音を省きなさいとか裏技講座のような指導ではなくて、どうやって音楽を表現してゆくかという今までにはないレヴェル高い事を指導出来ました。協力的なので指導時間が余ってしまい雑談が多くなってしまいました。汗。

 毎回思いますが、自分と女子高生達の年齢がぐんぐん離れてゆきます。当たり前のことですが・・。もしかしたらこの子達の親御さんは私より若いかもしれないし・・・・。なので、頑張っている高校生達が本当にカワイイ!普段一緒に演奏していない子達と知らない先生に指導されに集まって緊張している子も中にはいたかもしれませんが、一番緊張していたのは私かもしれません。それにしても五十肩!手が動かないんだよなぁ・・・。見本もろくに見せられなくてとても残念でした。

 本番の成功をお祈りしています。
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