らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ヴィオラ作品全集第1集

2013年08月24日 23時59分10秒 | お気に入りのCD
 自身ヴィオラの名手だったP.ヒンデミットのヴィオラ作品全集のリリースが、タベア・ツィンマーマンによって始まった。

 P.ヒンデミットは今年没後50年で、第1集としてヴィオラと管弦楽のための曲を集めたものが発売された。ハイブリッドSACDでの発売なので、より鮮明に各声部が聞こえるのが売り。

 P.ヒンデミットの協奏曲・無伴奏ソナタ・ピアノと一緒のソナタなどは、ヴィオラ奏者は学生時代にレッスンなどで学ぶので、ある意味パート的には超有名曲ばかりだが、一般にはまだまだメジャーとは言えない。同じ20世紀の作曲家B.バルトークやD.シュスタコーヴィチなどに比べても、不当に評価されていない気がする。

 「画家マチス」など生で聞く機会がある交響曲もあるが、彼の作品に興味があるなら、まずはヴィオラと管弦楽のための曲を聴くのが良いだろう。「白鳥を焼く男」なんて、とてもかっこいい素晴らしい作品だと思うが。
HMVジャパン
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