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らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

Andreas Jakob Romberg(1767~1821)

2011年06月26日 23時59分26秒 | クァルテット
 アンドレーアス.ロンベルクは、ドイツのヴァイオリニスト兼作曲家です。

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アンドレーアス・ロンベルク

 L.v.ベートーヴェン(1770~1827)とかなり人生が重なっています。従兄弟のベルンハルト.ロンベルクはチェリスト兼作曲家で、若き日のベートーヴェンが彼のためにチェロ協奏曲を作曲したいという申し出を、自分が作曲した方が良いと拒否したという逸話が残っています。ベートーヴェンには、チェロ協奏曲がないので歴史が変わっていたかも知れませんね。

 アンドレーアスとベルンハルトの二人のロンベルクは、当時の名手達で作曲もした歴史に名前は残っているけど、あまり演奏されない音楽家達の典型的な例です。同時代にベートーヴェンという作曲家が同国に存在したのでは、損をした二人かも知れません。

 私は、特に弦楽四重奏という好きなジャンルでは、自分が知らない作曲家や作品に出会う時、ウキウキした気分になります。もちろん数え切れないくらいの作品が埋もれているので、私が毎日どん欲に、闇雲に聴いたところで、当たり外れが多く出てしまいます。

 そこで、自分が信頼できる団体が演奏しているCD等があれば購入して聴くというのを繰り返しています。

 Haydn・Mozart・Beethoven・Bartokなど何種類もCDを所有している作曲家もいますが、知らない作曲家のCDをプレイヤーに置く時は、本当にドキドキします。そして、流れてくる音楽が自分の好みに合うとしばらく愛聴盤として聴き倒します。

 しばらく前まではオンスロウにはまっていました。

 Leipziger Streichquartettの録音したAndreas Jakob Rombergの弦楽四重奏集の2枚は、そういった意味で私を大満足させてくれました。その音楽は、Beethovenの音楽と同時代の音楽で、別の魅力もあり、演奏頻度が増えても良い作曲家なのに勿体ないなぁ~と感想を持ちましたよ。
コメント (3)
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