J.Brahms(1833~1897)が、作曲意欲を失いかけていた最晩年の1891年にクラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトと出会い、クラリネット三重奏曲・クラリネット五重奏曲そして2曲のクラリネットソナタを書きました。それらの曲はクラリネットをヴィオラで演奏するように作曲者自身の編曲があります。ヴィオラにはロマン派の有名作曲家による作品が少ないために貴重なレパートリーになっていて、本家本元のクラリネット版よりも世界中で演奏されているかも知れません。
学生時代から、この曲を学ぶ機会もあり、ついついCDを見つけると購入して色んな人の演奏するブラームスを聴いてきました。自分が本当に気に入る演奏というのは、10枚に1枚あるかないかで、後は、CDの棚で埃をかぶってしまっています。
最近、Naxosから出たRobert Diaz(ロベルト・ディアス)によるブラームスのヴィオラソナタ2曲+ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Op.78(C.エルデーイによるヴィオラ編)はなかなかのお気に入りです。Naxosから出る彼のヴィオラのCDはどれも上手いなぁ~~と感心させられます。ヴィオラなのに、(誤解されては困るのですが・・・)鑑賞に堪える演奏をしているからです。
ヴァイオリンやチェロと対等なヴィオラのソロとしての商品価値を分からせてくれるCDです。危なっかしい所が一切無くて、ヴィオラソロのレベルもこういう時代になったのだと思ってしまいます。
しかし、その全体像が、昔からのオールドファンにはヴィオラっぽく無いと思われるかも知れませんね。事実私も、昔のヴィオラ奏者達の演奏に感動する事が多いですから。危なっかしいのもヴィオラの味なんです。
下のCDは、ヨゼフ・スークによるブラームスのヴィオラソナタCDです。ヴァイオリニストである彼のヴィオラはテクニック的に安定していて、さらに色つやがあり聴いていて本気で嫉妬します。「頼むからVnだけ演奏していてください」と。

楽器の大きさがまちまちなヴィオラは、演奏者により全然音色が違うので、1枚1枚が個性的です。どれもこれも聴きたいのですが、30枚を越えたあたりから数を数えていません。もしかしたら100枚以上あるかもしれません。また買うと、好奇心と後悔の念が同時にきます。うぅぅぅぅ~~ん。
学生時代から、この曲を学ぶ機会もあり、ついついCDを見つけると購入して色んな人の演奏するブラームスを聴いてきました。自分が本当に気に入る演奏というのは、10枚に1枚あるかないかで、後は、CDの棚で埃をかぶってしまっています。
最近、Naxosから出たRobert Diaz(ロベルト・ディアス)によるブラームスのヴィオラソナタ2曲+ヴァイオリン・ソナタ 第1番 Op.78(C.エルデーイによるヴィオラ編)はなかなかのお気に入りです。Naxosから出る彼のヴィオラのCDはどれも上手いなぁ~~と感心させられます。ヴィオラなのに、(誤解されては困るのですが・・・)鑑賞に堪える演奏をしているからです。
ヴァイオリンやチェロと対等なヴィオラのソロとしての商品価値を分からせてくれるCDです。危なっかしい所が一切無くて、ヴィオラソロのレベルもこういう時代になったのだと思ってしまいます。
しかし、その全体像が、昔からのオールドファンにはヴィオラっぽく無いと思われるかも知れませんね。事実私も、昔のヴィオラ奏者達の演奏に感動する事が多いですから。危なっかしいのもヴィオラの味なんです。
下のCDは、ヨゼフ・スークによるブラームスのヴィオラソナタCDです。ヴァイオリニストである彼のヴィオラはテクニック的に安定していて、さらに色つやがあり聴いていて本気で嫉妬します。「頼むからVnだけ演奏していてください」と。

楽器の大きさがまちまちなヴィオラは、演奏者により全然音色が違うので、1枚1枚が個性的です。どれもこれも聴きたいのですが、30枚を越えたあたりから数を数えていません。もしかしたら100枚以上あるかもしれません。また買うと、好奇心と後悔の念が同時にきます。うぅぅぅぅ~~ん。