らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

山形Q練習34-vol.2

2009年12月01日 23時41分49秒 | 山形弦楽四重奏団
 写真は大江町の神通峡です。

 今日から師走ですね。山形Q第34回定期演奏会に向けた2回目の練習日でした。

 初日に出来なかったProkofiev~Wolf~林光と全曲を通す感じで練習を行いました。譜面を手配してから何日も経っていない曲もあり、練習がまだ追いついていないので、少しゆっくりめのテンポで合わせてゆきました。

 数え間違いをしてずれを生じて止まってもまた少し前から演奏し直して、とにかく通す感じで曲全体の感じが掴める事が出来たら、今日の練習はOK!なわけです。曲の解釈を詰める作業ではなくて、Bowingを決めたりリズムを確認したり。

 今回の曲達はいつもやっている曲に比べて、練習をして来ないと対応がしづらい、つまり初見では対処出来ない曲達なんですよね。笑。個人個人が練習をして詰めてこないとアンサンブルをするなんて、とてもとても。汗。

 Prokofievで、ハイドンやベートーヴェンなど普段演奏し慣れてきた曲達とも違い、みんなでヒ~ヒ~言いながら通したのでした。その後、Wolf~林光と進むとさらに曲が難解になってゆき、何回か通しましたがあまり成果というものを感じないで、練習終了30分前になりました。

 最後の30分を使って、Prokofievの第1楽章・第2楽章をもう一度通すことに・・・・・。

 難解な曲を何回も(しゃれではありませんよ)通した後なので、Prokofievの曲がもの凄くシンプルに感じられて、意外とスム~ズに通るではありませんか!初日の練習とは思えないほどに曲が通ります。

 最初から難しいと気持ちで負けていた状況が、更に難しい事をした後ではさっきの難しい事は簡単に思えるという事を今日は学びました。プリムローズが、本の中で言っていました。「演奏出来ない箇所を更に難しくバリエーションを増やして練習すると演奏できない場所は演奏できる場所に変わる」と・・・。

 終わり。
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