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らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

演奏してきました。

2015年02月20日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 本日は、仙台の施設にて入院している患者さん達の前で演奏してきました。

 珍しく弦楽四重奏ではなくて、ヴィオラ二重奏。

 Jean-Marie LeclairとW.A.Mozartの作品他を40分ばかし・・・・・。

 年に1~2回ほど夫婦でヴィオラ二重奏曲を演奏する機会に恵まれていますが、どうもヴィオラ二重奏というジャンルに慣れなくて、練習しても四苦八苦の連続でした。支えてくれるチェロもヴァイオリンもいませんので、自分でメロディと通奏低音やら伴奏やら次々とめまぐるしく役割が変わるので、なかなか頭がついて行きません。そして、曲がヴィオラという楽器の特性なのか・・・地味め。曲をどう料理して良いものか?なかなか良い考えも浮かばないし、練習時間も多くとれなかったので、自分の中では少々消化不良気味でした。

 ただ聴いて下さった方々は、楽しそうに笑顔を向けてくれていました。

 花束ももらって、一緒に写真にも写ってきましたが、この二重奏ジャンル少し研究してゆかないと・・・演奏家として幅が拡がりませんね。逃げてばかりでは道は拡がりませんもの・・・・。
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昔を思い出す。

2014年12月08日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 昨日は、村山市での第九演奏会。

 今回の客演首席ビオラ奏者K子氏は、なんと私の音大入学前からの恩師でございました。

 普通大学を辞めて、ヴィオラでプロになろうと固く決意して音楽大学への入学を目指していた私は、それまでに習っていた先生の先生にレッスンをしてもらっていましたが、毎回レッスンに行くたびに「なんで普通大学辞めちゃったのぉ~?」「この道は厳しいよ」「今日は気分が悪いからレッスン代置いて帰って」などなどあまり良い雰囲気の関係ではなかったのでした。ある日、大雨の日にレッスンへ行ったら先生はおらず6時間も外で雨を傘で防ぎながら先生の帰りを待ったのでした。その先生は、暗くなった夜に酔っ払って帰宅。「まだいたのぉ~?帰ったかと思ったよ・・・」その場で、その先生の車を蹴飛ばし二度とその先生の門を叩かなかったのでした。今ではその先生の対応も理解できます。なにせ私、生意気なわりに弾けませんでしたから・・・。

 そうして、先生を捜す旅をしていた私に快く手をさしのべて下さったのが、このK子先生です。

 初めて池袋の自宅のチャイムを鳴らし、緊張していた私を笑顔で迎えてくれたK子先生は、音楽大学入学は勿論、その後U.コッホ先生の夏冬休みの帰国の際にもレッスンして下さいました。もう26、7年~前の話でございます。ウィーンに留学のためしばらく日本を離れた以外は、フリーの間も面倒をよく見ていただき、特にエキストラでよく呼んでいただいた新日フィルでは、先生の後ろ姿ばかり眺めておりました。山形響に入団後はしばらくご無沙汰でしたが、春にみなとみらいで再会して今回の話と進んで参りました。先生の隣で演奏するなんて、初めてお会いした頃は想像もつかないくらい雲の上の話で、本当に人生の良い思い出になりました。「うわぁ~先生の隣で演奏しているよ私!!」

 先生は今年新日フィルを定年され、現在では再雇用で元気にフォアシュピーラーを務めていらっしゃいます。相変わらず練習の虫で、舞台裏では演目を黙々と最終確認しながら練習されていました。いつまでも越えられない高すぎる壁です。

 プロを目指そうと思っていた頃の大元の初心にかえった3日間でした。
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緊張感

2014年09月26日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 10/1の山形Q 第53回定期演奏会まであとわずか。

 最後の追い込みとばかりに練習をしなくちゃいけないのだけれど、焦ってやったものは身につかず。(過去の経験で学んだことです)。

 その前に毎年恒例となっております村山市東沢バラ公園でのミニコンサートも9/28にあります。

 本番近くなってくると、どうも体の隅々までの神経の感度が良くなるらしく、体の不調を敏感に感じ取ってくれちゃう事が良くあります。手が痛いとか、肩が痛いとか、腰が痛いとか、胃が痛いとか・・・。たぶん通常生活でも少しずつは感じる痛みなんだけれど、気にすることなく日常生活を送っています。本番前は少々神経質になるんですかね?決して追い込み練習しすぎで痛めているわけでもなさそう。

 そして、普段はほぼどうでも良いと思っていることが気になってしょうがなくなります。弓の毛の調子、松ヤニの乗り具合、楽器の調子など・・・・・。そんなことより練習時間を多くとれ!が基本的な考えなのですが。

 いくつになっても何年も活動していても「弘法筆を選ばず」の心境にはなれません。小市民です。

 本日は練習していて、どうしても楽器のなりと音色が気にくわなくなり、本番直前ですが弦を張り替えました。楽器も普段よりふいてみました。きれいになりましたとも!!

 弦を張り替えた事は、聞く人にはそうはかわりを感じなくても、弾く人にとっては大きく変わります。

 あと数日ですが、結局いつものように最後あがいちゃいます。

 時間がある方は、是非ご来場くださいな!
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長月

2014年09月01日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 熱狂的な8月は終わり、9月となりました。

 朝晩は20度きるようになって、少々寒くなってきました。

 五十肩記事に書いても良かったのですが・・・・・・。五十肩になった私は痛みで肩を動かさず3ヶ月以上の間、ほとんど楽器の練習はままならなかった話は、以前書きました。

 なので、本当に楽器が下手くそになりました。

 「1日練習しないと自分に分かり・・・・、2日練習しないと隣の人に分かり・・・・・3日練習しないと客に分かる」と昔先生に言われたことがあります。

 仕事ではなんとか楽器を弾いていたものの、家での楽器練習はほぼ3ヶ月無し。どれだけ下手くそになったか想像したくありません。この3ヶ月分を取り返すのに、どれだけかかるか予想もつきません。

 まず開放弦で楽器をならす、そして手の形を復活させる(音程をとれるようにする)などなど色々なリハビリが待っています。現在進行中。

 肩の痛みが少しだけ我慢できるようになってから、まだ1ヶ月間くらい。3ヶ月分を取り返すのは、容易ではないのは今になって自覚しています。

 毎日頑張りますわ。
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ヴィオラ Vol.46

2014年02月26日 23時59分45秒 | ヴィオラ
 最近とはいうものの、もう何ヶ月か前から若い頃からやっている練習方法をがらりとかえました。

 以前は、その楽譜上に書かれている音楽に忠実に(と思っていた・・・)繰り返し練習するというものでした。

 そして最近は、楽器を裏板までならしきる練習を開放弦だけで行ってから、後はひたすら音符通りにとにかくゆっくり、音も小さめで考えながら演奏してゆく方法です。必要ならばメトロノームを使用して。

 決して、AllegroをAllegroでは弾きません。ひたすらLargoかLentoもしくはAndante位までしか速度は上げてゆきません。音もたとえ ff でも最高mf 位まで。

 どのようなフレーズなのか?どういうヴィヴラートをかければいいのか?弓の弾き始めは?弓の配分は?弓の速度は?

 ゆっくり余裕のあるテンポで練習することで、いざ本番の時など以前より指と弓が絡まると言うことが減りました。速いパッセージでもある種の余裕もある感じがします。

 暗譜までいきませんが、楽譜が頭に入る量も増えました。スコアを眺める時間も倍増しています。

 練習を変化させた理由の一つは、老眼問題。

 さて今日もゆっくり、ゆっくり・・・・・・。
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ヴィオラ・ダモーレ

2013年12月14日 23時59分05秒 | ヴィオラ
 最近、自分の音楽鑑賞趣味の中のジャンルにヴィオラ・ダモーレの音楽が入ってきています。(写真は参考)

 ヴィオラ・ダモーレは、色々な種類があるのですが、基本的には7弦で、共鳴弦も別に7本あるバロック時代の楽器です。P.ヒンデミットなど一部の近代作曲家も作品を書いています。私の師匠のU.コッホ氏もよく演奏会等で演奏していましたので、ヴィオラの仲間くらいの知識しかありませんでした。生で見る機会も聴く機会もほとんど無いのですが、(一部の説によると日本ではこの楽器を演奏できる人は10人くらいとか・・・・)その音は、愛のヴィオラと言われるくらい柔らかく、音量は少ないものの音色は大変魅力的です。

 私には一種の癒し効果の音です。

 A.ヴィヴァルディなど著名な作曲家の作品も多く、興味を持っていました。プロの演奏家をやっているとたまに楽器販売のお得な情報が入ることがあります。先日、このヴィオラ・ダモーレを手放したいという外国の方からの情報が入りました。この楽器はほとんど博物館行きで、現役生はほとんどすべてと言っていいほどに昔の楽器のレプリカです。しかしその情報の楽器はイタリアで作られた昔の楽器という情報でした。

 興味は多々あるものの・・・・・・先立つものが無ければ、仕事で普段使用する事のないこの楽器を手に入れる余裕はありませんので、お断りしました。ウン十万程度でしたら手に入れたかもしれませんが・・・・しつこいようですけど仕事で演奏する機会がない楽器で、新しい技術を習得しなければならず、結局諦めました。

 宝くじでも当たっていればなぁ・・・と思わずにはいられませんでした。 おわり。
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ヴィオラ Vol.45

2013年08月22日 22時00分11秒 | ヴィオラ
 もうヴィオラ練習終わり!!夜遅いし近所迷惑だからと理由を付けるが、本当の理由は上手く弾けないから。

 ある曲中に突如としてモルデントの嵐!

 テクニック的に演奏は不可能ではないが、音楽的にどうもしっくり演奏できないので、まずは頭の中から整理するために今日は(しつこいけど)練習しない!

 「モルデント」は、自分が苦手なテクニックの一つ。逆モルデントの場合、速いトリルのテクニックで対処できるのだけど、モルデントの場合、指をクリアに弦から離すのが難しいのです。

 バロック音楽以外ではほとんど目にしないテクニックですが、数ヶ月ごとに再会してしまうので、今回何とか克服したいのです。

 力任せではないしね・・・・・。うぅぅぅぅぅ~~ん。
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ヴィオラ Vol.44

2013年07月03日 23時59分25秒 | ヴィオラ
 下記にリンクした関連記事と反対の現象が出てきてしまいました。梅雨の季節で、湿気も多く温度も高い体育館などで演奏するにあたって使用している松ヤニが、必要以上にベタつく感じが最近していました。

 関連記事
ヴィオラ Vol.21

 なので、ARCHETの松ヤニに戻したら、調子が良いようです。山形響のような1年で条件がもの凄く変わる環境で演奏する団体に所属していたら、松ヤニの衣替えが必要かもしれませんね。(私だけかも)。
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ヴィオラ Vol.43

2013年06月18日 23時59分25秒 | ヴィオラ
関連記事
ヴィオラ Vol.42

 前回は「音程」について書きました。続きです。しつこいようですが、私の経験から来る話なので、嘘半分の気持ちでお読み下さい。

 先月~5月は、風邪で明け暮れました。まだ後遺症的な腸の不調が続くのですが、現在体は軽い感じです。風邪の時に耳が聞こえづらくなる時があります。耳が聞こえづらいと、自分の声も大きくなります。楽器演奏というのは、常に倍音が豊かな音を出そうと努力しているのですが、この耳が聞こえづらい時は、その倍音が聞こえないんですよね。なので、音色的にも堅くシンがある(響きの少ない)ただ大きい音を出さないと、音程が分かりづらくなります。しかし、このような時は、体調不良もあり、意外と自分ではあっているつもりでも、周りには迷惑な音色で演奏している事が多いです。何しろ堅くて周りと響き合う事は二の次の音色で弾くのですから。

 もう一つ、音は耳だけで聞いているのでは無いのです。先月の風邪の時は、耳は聞こえているのですが、鼻が詰まったり、鼻水に苦しんだりしていました。そういう時は、やはり音程が分かりづらいんですよ。人間は鼻の穴から入る音も頭蓋骨に響いて聞いているのでは?と仮説が浮かびます。その他、楽器を構えている鎖骨からも骨伝導で何かしら聞いているとも思えるし。蓄膿症や慢性鼻炎の人は、音程があまいという事を知っておくのが大切かもしれません。何しろ倍音が聞こえづらいのですから。鼻の健康も大切です。

 さらに続きます。近いうちに・・・。
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ヴィオラ Vol.42

2013年06月15日 23時59分54秒 | ヴィオラ
 「音程」について書いてみようと思っています。

 周波数や度などの難しい話ではなくて、演奏者がよく日常的に使う「音程」についてです。なお、これから書くことは、音響学などの専門的に正しい話ではなくて、私の経験値に基づくモノで、理論の正しさを保証はしません。半分嘘くらいの気分で、読んで下さい。

 まず、ピッチ計などで針がピタッと合っている音程は、絶対に正しいという考えには私は同意できません。無伴奏曲で無い限り、音楽は最低2人以上の合奏で成り立っています。自分が正しい音程を出しているかどうか?は、全て「場面で決めねぇ~~(古い)」の場合がほとんどです。

 クラシック音楽は、基本的に和音進行で成り立っているので、自分が出している単音は、和音の一部なのです。和音がド~~ンとなった時に、各音程がピッチ計で近似値だとしても(完璧にあっていても)濁る場合がよくあります。各奏者が、自分の出している音の役割をよく分かった上で、バランス・音色、なるべき和音の響きを考えながら演奏しなければ、所謂ハモる事は難しいのです。

 この話から結論を導き出すのはとても難しいのですが、あえて仮説を立てるならば、気のあう仲間と微調整しながら出す音程が正しさに近づくと言うことです。一緒に演奏している他の奏者に少しの優しさを持ち、響き合う余地のある音色で演奏する事が大切です。自分は絶対に正しい!という態度はこの話から一番遠ざかります。

 色々大家の演奏(アンサンブル)を聴くと、音色・バランスは、音程をカバーしてくれる事もだんだん分かってきます。

 この話の続きは近いうちに。
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たかが道具、されど道具。

2013年04月13日 23時59分46秒 | ヴィオラ
 弘法筆を選ばず・・・・・。

 世界的に超一流の演奏家達は、安い楽器や弓を使っても一流の音がします。そんな方々は提供されたり購入したりして一流のモノを使って演奏しているので、超一流の音がするわけです。

 自分がそうなれればいいのですが(不可能でしょう!!)、音楽家の隅に置いてもらっている身分としては、道具は重要なのです。

 たぶん聴いているほとんどの人には、それほど違いは分からないと思いますが、最近、主に使用している弓が留守でした。毛替えのため東京に旅行に行っていたのです。使用していたサブの弓とこの毛替えしていた弓はもちろん値段も違いますが、なんと言っても弾いている私の安心感が一番違います。気を遣う量が雲泥の差です。今日、届く予定でしたので山形響の交流会参加はキャンセルして、急いで家路につきました。

 山形響は、ここ数年だいぶ評価が変わりました。しかし、山形の楽器屋さんの環境を見ると、山形音楽界はまだまだだなぁ~と思うのです。街に良いプロオケがあって、良いホールがあって、良いアマチュアオケや吹奏楽団があって、音楽科のある高校や大学があって、そして良い楽器屋さん(販売や修理など信頼できるお店)が何軒かあるような環境になると良いと思うのです。

 それには、楽器人口や音楽を日常的に聴く人が増えるのが一番の道ですが、時間はかかりますね。

 
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ヴィオラ Vol.41

2013年02月05日 23時59分11秒 | ヴィオラ
 昨日は仙台の施設で、ヴィオラ二重奏を演奏してきました。

 30分ほどの短いステージでしたが、聴いてくれていた方々も地味な音楽に喜んでくれていた様子。

 プログラムは、
・W.F.バッハ 3つの二重奏曲より第1番・第2番
・J.S.バッハ 主よ人の望みの喜びよ(ヴィオラ二重奏版)
・W.A.モーツァルトソナタ K.292(ヴィオラ二重奏版)
・滝廉太郎 花(ヴィオラ二重奏版)

 昨年末から3回あった夫婦でのヴィオラ二重奏活動は、これにておしまい。楽しいことばかりではなくて、夫婦で同じ楽器を演奏するのは苦しいこともあります。他人だったら上手くいくことも難しい面がありますね。しかし、良い経験になりました。

 明日はしばらくぶりのクァルテットの練習日。朝から頑張ります。
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ヴィオラ Vol.40

2013年02月01日 23時59分27秒 | ヴィオラ
 今回はドンピシャ!?

 以前にも書きましたが、私はあまり弦の種類にこだわる方ではないので、一度使うと、ず~と同じ種類の弦を使い続けます。毎年のように世界中で新しい弦が新発売されて、たまに新しい弦試してみませんか?といただくこともありますが、試すことさえほとんどしないのです。面倒くさいのもありますが、いい音がするかどうかは腕によるものだと思っているので(まぁ~下手くそが何を言っているのでしょう!!)、手に入りやすい、値段が手頃などの理由から違う種類の弦には食指が伸びないのです。

 現在は、6年ちょっとPirastro社製のオブリガード(定価21,315円=1セット4本)を使用しておりました。

 何の不満もなかったのですが・・・・・。

 昨年の春先に、楽器を大幅に修理して約10ヶ月弾いてきましたが、修理前の楽器と修理後の楽器のイメージがだいぶ変わってしまい、思うように楽器がなっていない気がしていました。まぁ~これも気のせいかもしれないし、自分の腕がないからなのかな?と思っていました。

 ちょいと物は試しと、別の弦を張ってみることにしました。

 同じPirastro社製のエヴァピラッツィ(定価22,365円=1セット4本)です。数年前に実は試したことがあって、その時の楽器の状態とは全く相性が悪くて、数分後にはオブリガードに張り直して、購入していたエヴァピラッツィは1/5以下の値段で、他の人に売ってしまいました。大損をさせてくれた弦だったのです。しかし、今回は楽器の修理後にず~と感じていた事を改善するイメージには、このエヴァピラッツィでしたので、もう一回だまされたと思って、試してみることにしました。

 本日、弦が届いて・・・・(雪道をクロネコさんありがとうございます。)夜、仕事から帰宅後に新しい弦に張り替えて見ると・・・・。

 私の予想は当たりました。楽器がなってくれるんですよね。今まではなりきらないで、何か表面的だったのが、芯からなってくれる気がするのです。まだ、音の出し方や出てくる音の音色など慣れていませんが、方向性は良い感じです。しばらく、このエヴァ~に切り替えて、練習を進めることにします。

 弦というのは、つくづく楽器との相性だし、楽器のコンディションとの相性だと思いました。

 本日はこれまで。吉!
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メロディ飽和

2012年12月20日 23時57分06秒 | ヴィオラ
 昨日は、午前中から山形Qの練習でした。午後2時頃終えていったん帰宅。

 そして夕方から出かけて、夜は寒河江市の某所でホームコンサートでした。

 内容は以前記事にした通り、ヴィオラ二重奏の夕べです。プログラムの中にはチェンバロやピアノが入るものもあったのですが、それらの曲よりも難しいヴィオラ二重奏曲では1stVaを担当しました。

 ヴィオラだけのヴィオラ二重奏曲は、曲が難しいわりには地味で、演奏効果も少なく、演奏会の演目としてはなかなか難しく感じるところもあり、まだまだ勉強が足りない気がしました。普段は弦楽四重奏やオーケストラで演奏しているので、メロディをず~と担当している事はほとんどなく、メロディをより引き立てたり、上手くメロディに入っていただくお仕事をしていますので、自分がメロディをこれでもかと演奏しているのは、新鮮さもありますが、むしろ土俵外のような気持ちになってきます。

 それでもご来場下さった方々はヴィオラの生演奏を聴くのは初めてという方ばかりで、喜んでいただいていたように思います。良い経験になりました。

 来年は1月・2月とまたヴィオラ二重奏曲を演奏する機会(closed)に恵まれましたので、今より上へ、良い経験をものにしてゆきたいと思っています。

 コンサートを準備して下さった田中夫妻・そしてご来場下さった皆様に感謝を申し上げたいです。ありがとうございました。

 10年分メロディを演奏しちゃいました。笑。

 
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計画

2012年11月27日 23時59分45秒 | ヴィオラ
 この秋は、演奏旅行が続いたり、オケ定期演奏会で大曲を演奏する事になったために、今後の演奏会の曲を練習する時間が、なかなか取れませんでした。正直ここまでオーケストラの曲に時間を割かなければ行けない状況には、今までほとんどございません。

 なので、来年1/14に予定されている山形Qの第46回定期演奏会のプログラム~L.v.ベートーヴェン第15番や紺野陽吉の弦楽三重奏曲、そして、第7回庄内定期演奏会のための曲達など、まだまだ個人練習不足なのです。

 そして、その前に珍しく師走にはヴィオラ二重奏を頼まれたサロンコンサートも予定されています。これがまたマニアックといえばマニアックなプログラム!!1時間程度を2人で演奏会をするのは並大抵のことではありません。笑。

 大変な曲を多く抱えてしまっているので、練習計画を立てないと、全ての演奏会が中途半端に終わってしまいます。時間に追われている訳ですから、正月を挟んで当分気が抜けないですね。

 学生時代に中間テストや期末テストで、勉強する前に綿密な計画を立てて、ほとんど実行されないでテスト当日になってしまうというのはいつものことでした。

 いやはや、そうならないように頑張りますよ!!
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