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らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

飲んでから練習。

2020年05月07日 23時59分59秒 | ヴィオラ

 雑事をこなしてから、体が元気な内にBeerに手を伸ばす。

 自粛生活ならではの事です。

 別に日々、遊んでいるわけではありません。

 しかし、家の中であれば自由な時間がいくらでもあると言うこと。(多少やけ気味に・・・)。

 本日は飲んでから練習です。

 音程、音色など精密な事は練習しません。アルコールで無理です。

 しかし、新しい楽譜の音を並べるだけなら、疲れ知らずでがんがんすすみます。(少しのいい加減さも伴いますが)。

 明日、目覚めたら新しい楽譜の音だけは並んでいるので、そこからのスタートが出来るのです。

 そういえば、学生のオーケストラの合宿の時、夜は飲み放題の宴会をするのですが、決まって誰かがアンサンブルを披露しながら宴が盛り上がって行きました。もちろん私も酔っ払いながら、何回演奏に参加したでしょう・・・。アマチュアですし、恥ずかしさはどこかへ行ってしまって、良い気分で演奏できるのです。おそらく音程やリズムはめちゃくちゃだったでしょうが・・・・。

 新しい楽譜をただ音並べたいだけなら、アルコールの力もありです。

 ただし、普段は薦めません。

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仙台へ

2019年12月08日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 オケ休み日、休日なのに珍しく早起きをし、いそいそと準備をして出かけた。

 コンビニに寄り、一杯150円のホット珈琲を買い、また車に乗り込む。珈琲を一口のみ、煙草に火をつける。

 朝靄のある外の空気を入れるために車の窓を開けると、冬の朝の空気が体を包み込む。冷たい空気が気持ちいい。生活していてなぁんとなく感じる幸せの瞬間である。

 カーステレオからは佐野元春の「SOMEDAY」が流れてくる。

 さて、本日は、日立システムズホール仙台で本番。

 仙台フィルさんの事務局からお仕事をいただき、プロアマ混合のオケで、佐藤眞の土の歌を混声合唱団グランさんと演奏。

 ゲネプロ開始1時間半前にホールに無事到着!

 演奏会は、1st、2nd、3rd STAGEとあり、私達は3rdで佐藤眞作曲 混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」で登場。邦人作品の中で、オーケストラと合唱の編成曲の中では演奏頻度がかなり高い曲かと・・・・・。

 指揮は佐藤慶子氏。

 まだ第2回目のコンサートだというのに、合唱団に活気がみなぎっていて、演奏会に対する意欲が充満。

 満員のホールに大きい拍手。

 山形響以外のオーケストラで演奏するのも久しぶり。楽しい本番だった。関係者に深くお礼が言いたい。

 帰宅する頃には、朝起きてから13時間以上経っていて、少々眠気が・・・・。

     

 
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感覚と言葉

2019年11月17日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 ヴィオラを教えるようになって、もう何十年も経っていて、プロアマ何十人か教えてきた。

 何年経っても、なかなか克服できないと思っているのが、感覚を言葉で説明すること。

 生徒にこの曲練習してきて!と課題を出して、生徒が一生懸命仕上げてきた演奏に対して、音程がリズムがと色々と言うことは出来る。(むしろそんな駄目出しのようなレッスンは一番手抜きで楽だと私は思っている)。時間が無いとき、こちらに余裕が無い時、レッスンの間隔が開いてしまった時などは、生徒に自覚を持たせる意味でもわざとたくさんの駄目出しをするときもある。

 人の事を指摘するのは元々楽なことで、ではどうしたらその音楽が生き生きと流れ出すかを教えることは、遙かに難しい。

 レッスン中、子ども達には飽きないように、色々とたとえ話や情景の話をするときもあるが、それはアマチュアの音楽には効果的なこともある。

 プロ志向の人に、そういう話をしても良いが、ただ気持ちを込めて!音楽的に!と言ったところで、具体的にどこをどう変えれば良いのか?生徒側はたくさん迷うと思う。私も学生の時はそういう一人だったから・・・・・。

 音楽は数学と違って、答えは一つでは無く、何を感じ、どう表現するかに面白みがあって、音符を並べただけでは、作業としか言えない。音楽にするにはプラスアルファが必要なんだけど、それが経験(人生も演奏歴も色んな事)からくる感覚なんだと思う。

 私の感覚が正しくて、別の人が感じる感覚は非!と言うことでは無く、どちらも音楽の答えなのが、音楽の面白いところ。

 生徒達には、たくさんの感覚の引き出しを所有してもらいと、常々思っているのだけれど。

 この感覚を持てというのは、言葉で簡単に説明できないのが、もどかしいところ。

 今のこの部分はさぁ〜こういう感覚で演奏するのが良いと思うのだけれど、弓の使う場所はここで、弓の速度はこれくらいで、弓圧はこれくらいで、左手の指圧はこれくらい!もしかしたら別の指で、楽器はこう構えて、目線はこうで!細かく言うことは出来るけど、そんなことをいちいち考えてたら音楽は死んでしまうし・・・・・・。

 何年経っても教えるのは難しい。
 
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新聞記事に

2018年09月09日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 先日、朝日町の古民家で演奏した模様が山形新聞の記事になっていました。

 さくらんぼTVさんのニュース記事になったり、山形新聞さんの新聞記事になったり・・・・。

 何だか正直照れる気持ちの方が先行しましたが、我々演奏家もアピールが必要でしょうし、朝日町の古民家での活動も世間様に知っていただく方が良いですから、地元メディアさん方には感謝申し上げなくては・・・いけないですね。

 あらためて思うことは、貴重な経験をさせてもらい、周りの方々への感謝です。
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朝日町 古民家で演奏する。

2018年09月03日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 オーケストラの定期演奏会翌日〜オケ業務はお休みですが、私達夫婦はお隣朝日町へ。

 休日の日は、やはり亀次郎に行ってお蕎麦でも??リンゴ温泉へ?

 ではなくて、朝日町の古民家利用の事業の一環で、ヴィオラ二重奏を演奏してきたのでした。

 プログラムは
 ・Jean-Marie ルクレール ヴィオラ二重奏曲第5番
 ・W.F.バッハ 3つの二重奏曲より第3番 他

 廃校になった校舎や、旧家などの古民家を再生利用しようとする地域の方々がいます。

 朝日町もお蔵や古民家など再生し利用して、地域の方々の元気につなげようとする動きがあるようです。

 お客様も多くご来場いただきましたが、あちこっちで「しばらく〜元気〜?」という声が聞こえていました。

 演奏だけではなくて、ヴァイオリンの体験など盛りだくさんな内容で、さくらんぼTVさんが取材に入り、夜のプライムニュースで流れたようです。

 気を使って下さったスタッフさん!何よりご来場下さったお客様に感謝を申し上げます。一人一人のスタッフさんともう少しお話をしたかったのですが。

 こういうムーヴメントは実に良いですね。協力はいつでもしますのでまた是非呼んで下さい!

 ありがとうございました!
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ヴィオラ二重奏

2018年08月22日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 本日は猛暑の中、仙台の施設にて入院している患者さん達の前で演奏してきました。

 久しぶりに弦楽四重奏ではなくて、ヴィオラ二重奏(約3年ぶり)。

 ・Jean-Marie ルクレール ヴィオラ二重奏曲第5番
 ・W.F.バッハ 3つの二重奏曲より第3番 他

 弦楽器ましてや同じ楽器〜ヴィオラの夫婦ですので、頻繁に二重奏曲を演奏していると思われがちですが、夫婦で同じ楽器〜同じ職場というのは、本人達しか分からない色々な苦労があるので(ここで文章にはしづらい・・・)、滅多に夫婦共演というのはございません。

 今回は、どうしてもこの曲を演奏してみたいという奥さんからの依頼でしたので、やってみました。

 過去に何回か経験がございますが、今回のプログラムはなかなか強者でした。短い曲なのにとにかく音が多くて、たった30分くらいのプログラムなのに2時間演奏するより疲れた気がします。

 しかし、ここにきて、ヴィオラ二重奏というジャンルもなかなか良いじゃないか!という気持ちの変化があったので、上々です。

 聞き慣れない曲が並んだ今回のプログラムでも、施設の患者さん達が大いに喜んでくれていたのが印象的でした。ありがとうございました。

 次は、朝日町で9月に演奏します。

 
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ヴィオラ Vol.49

2018年06月08日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 誰でも年齢を重ねれば、技術的にも気力的、体力的にも衰えてしまう。

 個人差はあれ、若い頃と同じようには演奏出来ないのだ。

 それまで培ってきた経験値で、衰えをカバーする事も大切。

 ここ数年、段々分かってきたことだが、3年前と同じような練習の仕方(特に楽譜のさらい方ではなく、演奏技術の向上のための)をしている人は、あるとき急に衰えを感じるようになるんではと思うようになってきた。

 若い頃から習慣と言うよりは、癖で練習して、自分をいつも客観的に見つめ直すという作業なしに時間だけ無駄な練習をしていると、維持さえ難しいのだ。本人は維持していると思っているのかもしれないのだが、周りから見ると衰え激しく、昔の面影さえ無くなる人も。

 一度衰えてしまうと、そこから這い上がるのも至難の業。

 まだ修正が効く、頭が柔らかい間に3年前と同じような作業を繰り返していないか、再考をアドバイスする。

 自分に合った、上手な練習方法を見つけることが出来れば(もちろんそれも後で見直すべき)、いくつになってもレヴェルアップは可能な気がする。

 日々努力である。
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練習の仕方〜ヒント

2018年02月24日 23時59分59秒 | ヴィオラ
関連記事
レヴェルが上がらない人は、練習しろ。

 以前書いた記事の続編。

 問題提起だけして、なにも解決策を書いていなかったので、そのひとつを。

 曲を練習して、つい通常のテンポで楽譜を弾き始めてしまう事はアマチュアでもプロでも多い現象です。そういう方は、引っかかるところを意地になりながら音程を外し放しだったりしながら何回も練習してしまうのです。端から見ていると短気にしか思えず、大げさに言えば気持ちを入れる練習なのか?本番に絶対に間違えるために、間違えを自分にすり込んでいるようにしか思えません。本番に上手くいこうとも奇跡が起きたとしか思えません。次に演奏してもきっと同じところでヘクル可能性が高いのです。

 ではどうしたら本番でヘクらないように練習したら良いのでしょうか?

 間違える〜少し整う〜何度も間違える〜少しずつ整う〜先へ行くというような今までの練習方法を変えてみてみたらどうでしょう??

 自分で確実に演奏できるテンポまでゆっくりにして、確実に音程をとり、音色・弓などの使う位置・弓のスピードを考えながら楽譜を演奏するのです。

 「急がばまわれ」という言葉があるじゃないですか!

 自分で確実に演奏できるテンポで100%正しく(何が100%か見極めるのは難しいです)何度も練習するのです。速く演奏したい誘惑に負けずに、100%間違えない状態を体に頭にたたき込むのです。

 間違える記憶を間違っても体の片隅にとどめておいてはいけません。

 その後、少しずつテンポを上げるのです。もし間違えることあらば、またテンポを落とす。

 そうやって練習すれば演奏の確実性が増します。

 このやり方は、テンポの速い曲や転調の多い曲には、特に有効だと思います。

 時間だけとって結果が残らない練習はすぐにやめましょう。ウォーキングやストレッチをしている方がましです。
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ヴィオラ Vol.48

2018年01月15日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 気分を変えてみたくて・・・・・・。

 1/20の山形Q 第66回定期演奏会に向けて、新しい弦に張り替えてみた。今までの弦は数年前から愛用しているEvah Pirazzi。

 新しい弦に採用したのは、Evah Pirazzi Gold。

 違いはGoldが名前に付いただけ。それにしても学生の頃より随分と弦は高くなった。メインで使用していた弦でいえば、倍以上だ。

 新しい種類の弦をお試しでという気分では、プロでもなかなか買えなくなっている。自分の楽器と相性が悪かったら泣くしかない。

 幸い私の楽器とEvah Pirazzi Goldは相性が良いようだ。今までとの違いもそう違和感がない。

 張力が強いのはEvah Pirazzi シリーズの特徴のひとつでもあるが、Goldは少し音がマイルドになっているようだ。

 弦がなじむまでは、そう時間がかからず助かったが、チューニングが少し狂いやすくなったようだ。

 新しい戦力となってくれるのを期待。
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宝物。

2017年11月22日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 山形Qを年に1回、遠方からわざわざ聴きに来て下さる方から荷物が届きました。

 その方は、ヴァイオリンやヴィオラを演奏する事を打ち上げの席などでお伺いしていましたが、荷物の中身は写真のようなヴィオラのための何十冊におよぶ楽譜。

 今では、廃版で手に入らない貴重な物も・・・・・。

 学生への教育にお使い下さいとのこと・・・・。

 私が購入しようとしていた曲もあって、私自身のライブラリーが随分と増えました。学生に教えるときは、共有の財産として使わせていただき、本人が本格的に学びたいと思ったときに、自分の楽譜を購入して、楽譜を大切する心も養うようにしたいです。現在はなんでもネットで見ることが出来る時代です。

 自分が購入して、真剣にやった楽譜は、書き込みやシミ一つ一つに思い出があって、良いものです。

 自分の楽譜イコール自分の苦闘の歴史。

 本番の時には、きっとその楽譜が、演奏の助力をしてくれます。

 なにかの力が宿るのかしら・・・。

 巨匠がぼろぼろの黄色くなった楽譜を見ながら演奏する姿に、いつも格好良さを感じてしまいます。

 楽譜を送ってくれて、ありがとうございました。
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今がメンテナンス時期

2017年10月28日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 うちの職場は、春先から秋にかけて冷暖房が完備されていない現場が多いので、夏が過ぎて気候が落ち着いてきた時期〜今です!!〜に楽器(ヴィオラ)の弦の交換やら弓の毛替えをすることが多いのです。

 湿気の多い時期に疲弊してしまった弦(ビヨォ〜ン、びよぉ〜んと泣いています)をフレッシュな弦に取り替えて、松ヤニかこびりついて少し手元が黒ずんで、伸びきってしまった毛を交換。

 本日、職人さんがわざわざ家まで来ていただいて、奥さんの弓と合計3本の弓の毛を交換していってくれました。

 普段だと東京まで送るか、行くかして交換してもらうのですが、前回の時もたまたま山形に用事があるとかで家に寄ってくれたので、この1年はだいぶ助かっています。

 楽器も不具合が無いか?見てもらえるし、良いことばかり。

 これで明日からリフレッシュした音を届けられそうです。
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音が踊りだす。

2017年07月13日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 以前にも少しだけ触れましたが、楽譜をさらいだして音が並んだ状態までもってゆき、さらに丁寧に何度も練習し続けて、仕上げとして色々なニュアンスをつけ出します。

 音程の幅、弓の位置、弓の早さ、指の圧力、ポジションなど90%以上、自分の中に入ってから、楽器を演奏しなくても、頭の中に音楽が数日間なりだし(ほぼとりつかれたような感覚)、あ〜だ、こぉ〜だとオートマチックに頭の中は整理されて、あげくには音が踊り出し始めます。イメージトレーニングというのが少し似ている状態なのでしょう。説明下手で、この感覚はなかなか教えずらいのですが。

 ここまで行けば、楽譜にかじりつきながら演奏することありません。

 自分の出している音〜音楽と、他のメンバーが出している全体の音楽を鑑賞しながら演奏できるようになるのです。

 難しくて、時間がかかるようですが、この感覚は、発見してからだいぶ本番が怖くなくなりました。ここまでやれば、良い!!というものは無いはずですが、とりあえずここまでやれば、少し安心です。更に上を目指すのも怠れ無いようにすることもレヴェルアップには必要です。

 自分の身の丈以上の嘘の姿をお客様に、(その場限りの)見得を切る必要もなくなるし・・・万が一何かあっても未来に引きずるような事はありませんよ。やりきっているのですから。

 山形Qの本番が近づいています。

 今回は私自身大いに楽しめそうです。
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レヴェルが上がらない人は、練習しろ。

2017年05月12日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 もの凄いきつい言い方で言えば、「下手くそな人(レヴェルが低いままの人)は、練習していない!!」と感じます。

 プロフェッショナルでもアマチュアでも関係ありません。下手な人は練習をしていないのです。

 いやいやちょっと待て!私は練習時間をたくさん設けています。真面目にやっていますよと反論されても、それでも私はその人達に言うことは、「練習しろ!」のみです。

 わかりやすく説明すれば、初心者の間は、「習うより慣れろ」でどんどんレヴェルは当然上がってゆきます。

 しかし、それ以降〜ある程度のレヴェルに達してしまった人が、更に上を目指すならば練習しか無いのです。

 練習に時間をとっても上手くなる(レヴェルが上がる)と感じないし、周りからの評価も得られる事が皆無なら、あなたは練習をしていないのと同じだと思うのです。

 もっと云えば「あなたは練習の仕方を知らないで時間をただ無駄にしているのかもしれませんよ」ということです。

 時間は無限では無いのですから、如何に要領良く、効果的な練習をするか、一度立ち止まって考えてみるのが良いと思います。

 楽器を触っていなくてもそれは出来ます。ただ単にこの曲やエチュードを弾けるようになりたいとか、そういう事を考えろと云うことではございません。どうやったら今の状態から脱却できるか〜自分を変えることが出来るか真剣に考えるのです。やり方は人ぞれぞれ。

 練習の仕方やレヴェルの上げ方を教えてくれる先生がそばにいることは、その人の最初の幸運かもしれませんね。

 いずれまた、考えが固まってから続きを書こうと思います。
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ヴィオラ Vol.48

2017年05月05日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 「テヌート練習のすすめ」

 楽譜を練習するにあたって、楽譜に書いてある音符により自動的にアクセントを付けたり、スタッカートなどを駆使して練習していませんか??

 例えば、バッハの無伴奏曲を練習する時に(ここでは仮にパルティータの第1番のFugaにしましょう)、重音の箇所で弓をぶつけたり、自動的にスピッカートにしたり、変な場所に(技術的から来る未熟さ)アクセントを付けて、練習しちゃっていませんか??以前どこかで聞いた誰の演奏の影響なんでしょう??一応楽譜上は、そんな記号はありませんよね。

 自分で、このFugaをちゃんと練習しなくてはいけないのなら、すべての音を弦に弓を付けて、まずはテヌートで響きを確かめながら音が並ぶまで練習する方が、後々の仕上がりが違います。きっと。

 ダイナミクスも全て、mf 位でいいかもしれません。

 音が並ぶ前に味付けをして練習してしまって、自分の気持ちが入ったかどうかで、今日の練習は大満足で終わる人たちが世の中、多すぎる気がするのです。

 百歩譲ってアマチュアの人たちは、演奏自体が楽しくなければ趣味として意味が無い気もするので、それでいいのです。誰かの真似が一番楽器の上達を早くする気もするので。

 プロフェッショナルならそれじゃ駄目だと思いますよ。自分の気持ちなんて二の次です。

 このテヌート練習をしていると、ある時、音符たちがどんどん踊り出すんです。

 そこまで行ったら、いろいろな奏法やニュアンスを付けてゆくのです。

 難しい話題ですので、続く。
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検査・治療

2017年04月08日 23時59分59秒 | ヴィオラ
 およそプロフェッショナルとは云えない位、私は、自分の使用する楽器には、無頓着です。

 季節ごとに楽器屋さんに持ち込んで、調整してもらう事は、正直面倒くさくて・・・・・。プロフェッショナルなら楽器のメンテナンスをして、常に最高の音が出せるようにするのが当たり前と言う声が聞こえてきそうです。メンテナンスをしてもお金ばかりかかって、費用対効果がないと思っていました。駒や魂柱位なら自分でも少しは出来るしなぁ・・・。

 東京にいた頃は、仕事帰りに時間があれば、しばしば行って、楽器屋さんの嫌味を聞きながら調整してもらったりすることもありました。

 弓の毛替えや弦を替えたりする以外は、ほぼしない人です。

 ただ山形響の弦楽器奏者にとって、職場の現場は決して良い環境ではない所(冷暖房無し、湿気多し、乾燥し過ぎなど)でも演奏をする機会があり、一年で気温差が激しかったりすると、楽器が悲鳴をあげることも出てきました。東京でフリーをやっていた頃とは、そこが大きい違いかもしれません。

 ここ数年、楽器のメンテナンスについて少しだけ考えていた時に、相性のいい優れた職人さんに出会いました。何を頼んでも予想をはるかに超える出来栄えで、楽器が蘇って帰ってくるのです。やはり楽器のメンテナンスは必要なんですねと思い直す良いきっかけになりました。

 たまたま本日、山形を訪れる機会があった職人さんが家までわざわざ来てくれました。ヴィオラの弓の毛替え4本。そして、家にあるヴィオラの健康状態をチェック。

 見つかりましたよ。私の愛器の治療必要箇所が・・・・。

 早速、明日治療してもらうのでした。

 これで、当分大丈夫です。
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