何時も気になっていて、とっても、とっても会いたかった子に
会ってきました。
あはは、これは、有名な猫作家さんが、その子をモデルに
作成してくれた「猫炙り」、本当にそっくりなんだよ。
で、本物は・・・
そう、≪ジョジョ≫です
今まで沢山の子を里親様に託して、その都度、嬉しいけど、淋しい、
信頼して託すのだけど、ちょっと心配、そんな複雑な思いをするのが
預かりの性、でも≪ジョジョ≫の時は、このご家族以外は考えられなかった。
保護当初の≪ジョジョ≫
(私、まだこの写真をPCの待ち受けに使ってるのよ)
生後2か月くらいのスコティッシュフォールド。
でも、見てすぐ判るように手足が以上に大きい。
典型的、遺伝性骨形成異常症の症状です。
決して治ることの無い難病を抱えた子、この先一生、痛みと
戦うであろう子、そんな≪ジョジョ≫を託せる方が居るんだろうか?
なまじっかな感情、思いだけでは育てられる子じゃない、
だから、誰に何と言われようと、申し訳ないけど、
私は、首を縦に振らなかった。
今のご家族に巡り合うまでは。
3年ぶりくらいで会う≪ジョジョ≫、覚えてるかなあ?
忘れてるよね・・なんて、久しぶりに前の晩寝付けなかった私
案の定、最初は警戒心丸出し。
でもね、やっぱ何か感じてくれてるんだよ。
声とか、雰囲気とか。
普通なら隠れて出て来ないのに、窓辺に座ってる。
耳が、めっちゃ緊張して情報収集してるけど。
で、時々、ちら!
うん、これは、いけるかも。
とにかく触りたい、出来れば抱きたい!
と言うことで、まずはフレンドリーなワンちゃん達とスキンシップから。
≪とんとん≫と、≪アッシュ≫
そしたらね、少しづつ傍へ出てきたんだよ。
こうなったら、おやつ作戦しかないですよね
食べた
あとは、そうっと、そうっと、撫でてみる。
覚えてるかな? 思い出したかな?
でね、ついに・・・・・
抱けたあ
もう大感激
僅かな記憶かもしれない、微かな感覚かもしれない、
でも、何となく感じてくれたんだと思いたい。
帰りの車の中も、家に戻ってからも、ニヤニヤしっぱなしの私、
本当に、あの時、≪ジョジョ≫を託して良かった。
成長と共に、相当な痛みを伴うこの病気、その大変な時期を
≪ジョジョ≫と一緒に必死に乗り越えてくださったご家族、
この先、まだまだ大変な猫生を送らなきゃならない≪ジョジョ≫
でも、大きな愛情に包まれて、頑張るんだよ。
また、会いに行くからね。