レッツゴー!花輪ジロー!

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氷の轍~桜木紫乃

2022-12-20 | Book

桜木紫乃の「氷の轍」読んだ。桜木紫乃は恋愛短編小説家のイメージがあるが、この作品は長編作品。直木賞作品である「ホテルローヤル」など何冊か読んだことはあるが、長編作品は初めて読んだ。

「氷の轍」は自身の出身地である北海道釧路が舞台。釧路で観光客と思われる老人の殺人事件が発生。殺害された老人は青森の八戸在住。釧路署の年配の男性刑事と若手女性刑事の執念の捜査が始まる。老人の人生を紐解くうちに八戸での過去と現在の釧路と繋がりが明るみにという内容。人間関係がちょっと複雑に感じたが、割とスラスラ読めた。北の街にはこういう話が似合う。

2016年にテレビドラマ化されている。主人公の女刑事の大門真由役が柴咲コウ。先輩の年配刑事、片桐周平役が沢村一樹。

作品中に出てくる八戸劇場(←ストリップ劇場)は2016年に閉館しているが、実在した劇場のようだ。物語のキーパーソンで戦後の混乱期にストリッパーとして活躍した通称キャサリンのモデルとなった人物はいたのかも。今年の夏、八戸に行ったが、八戸に行く前にこの作品を読んでいたら八戸の街を違った観点から見たと思う。

 

戦前は子供を売るようなことが日本でも行われていたとは。酷い時代だった・・・。

昨日は仕事を終えてからジム通い。今年223回目。ベンチプレス、ダンベル、アブクランチ、トーソーローテーションの後、ランマシンで7キロ。タイムは51分。ゆるゆるラン。ジムへの往復ラン2キロを含め9キロのラン。今年の走行距離は3,030キロ。
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