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レッツゴー!花輪ジロー!

日々の生活を写真とともに。グルメ、ダンス、マラソン、マリーンズ、旅行、本、英語、スペイン語、カラオケ、飲み会の話満載。

茨城県近代美術館を再訪問

2020-07-31 | Art

水戸を訪ねた際のイベントは喫茶店探訪と、もう一つは茨城県近代美術館を再訪問。去年秋の水戸マラソンの前日に訪れているので約9カ月ぶりの訪問。喫茶店のベンツを後にして徒歩で約15分で到着。この美術館、ロビーが広々としていてモダンなソファがあり、くつろぐのに最適。

 

平日、しかもコロナウイルス感染拡大もあって、お客さんは数人のみ。閑散としていた。維持していくの大変そう。
 
常設展を見学。入場料は320円とリーズナブル、というか安い。HPに割引クーポンがあり、それを提示すると240円に割引される。

一部の作品は撮影不可だったが、基本的に撮影可能。
 
印象に残った画家は岸田劉生、国吉康夫、靉嘔(←中国人のような名前だが日本人)の3人。
 
岸田劉生は最近、読んでいる小説、「流転の海」で主人公の息子、伸仁が中学生の頃に岸田劉生の画集を買ったので知っていた。どんな作品を描く画家だろうと思っていたら、偶然、出くわした。


岸田劉生の作品・窓外夏景。よく見ると、左上に自分の姿がうっすらと映っている。
 
国吉康夫は1889年、岡山生まれの画家。17歳で渡米し、20世紀初頭にアメリカで活躍したとのこと。17歳で単身渡米し、大正時代から昭和初期、戦後のアメリカで活躍した画家がいたとは、驚き。あの時代、大正時代から昭和初期にパリに留学する日本人画家は結構いたらしいが、NY、ロスアンゼルスで活躍した日本人画家はあまり聞いたことがない。


国吉康夫の作品の二頭の牛。抽象画のようだが、よく見ると、二頭の牛がいる。


靉嘔の作品「虹」。実際の虹より濃い色使い。見入ってしまった。
 

誰もいないロビー。天井が高い。窓越しに仙波公園を望むことができる。仙波公園に大きな池があるので散歩して、美術館で一服がお奨めコース。美術館内にはカフェもある。

考える人で有名なロダンの彫刻。


昨日は多忙で昼の散歩は止め。仕事を終えてから幕張で今年初の野球観戦。