倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈ベクレルフリー活動〉

2012-03-17 | インポート
3/16 Fri.  [ クラちゃんの起床時刻 5:00 AM ]
この日、環境に関心の高い市民グループによる 「 ベクレルフリー活動 」 が緒に就きました。

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この活動は、さきの東日本大震災に伴う原発事故による放射能汚染問題が社会の大きな課題になる中、市民が独自に放射線量の測定を行おうというもので、15日付の信濃毎日新聞でも紹介されました。

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私は、活動の中心となっている M サンと親交があります。
数日前にお電話で 「 あなたのような立場の方が、このような市民活動を知ることは大切なはずだから、ゼヒ見にいらっしゃい。」 とお声かけいただき、わずかな時間ですが見学させていただいたところです。
この活動の主旨は、全国的に放射線量に対する不安が続く中、行政任せでなく、市民の手でキメ細かい測定を重ねることにより〝長野市の環境の安全を確認しよう〟というものです。
決して、いたずらに測定し、市民不安を煽(あお)ろうというものではありません。
私としても、その主旨に賛同し、足を運ばせていただきました。
この日はじめての測定場所は、城山公園です。

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時間に合わせて三々五々、参加者が集まり〝開会式〟が行われました。

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活動の中心である M サン、何というかバイタリティーの塊(かたまり)のような方で、ときには環境問題、ときには街(まち)づくりと、常にテーマをもって行動しておられ、私も信奉する者の一人です。
この日の活動にも、M サンの熱意に賛同する市民が集まってこられ、元会社員あり、子どもをもつ主婦の方あり、アマチュア写真家あり、僧侶あり・・・まさに〝異業種異年齢〟多様な方々が 「 はじめまして!」 とあい寄られます。
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何かとマメなMサンは、参加者のために、手作りの〝プレート〟を作ってくださり、みんなが気持ちを合わせる一助を成しています。

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活動に先立ち、測定に関するノウハウをおもちの F サンに、活動の主旨や取組み方について説明していただきました。
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測定に使用するのは、スマートフォンにつなげるタイプの簡易測定器です。

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参加者のみなさんは、ご自身で測定器をお持ちで、それぞれに測定器のスイッチを入れ、さっそく測定準備にかかります。

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測定の結果はプリントに記入することとし、今後このデータを積み上げながら、長野市の環境安全を担保していくそうです。

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みんなで予行練習していると、近くの保育園から、可愛らしい園児たちがオ散歩でしょうか、まるでカルガモの隊列のよう、仲良く歩いていきます。

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一行も、測定の適地を探しながら歩いていくと、旧市民球場の公園に着きました。
さっきの園児たちが芝生狭しと元気に駆け回っています。

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一行は 「 将来ある子どもたちの環境安全を守る 」 の大義に立ち、この公園の隅にある土の表面を測定することとしました。

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測定結果は 「 シロ 」 長野市が発表する値(毎時0,07~0,10マイクロシーベルト)とほぼ変わらず、一同安堵したところです。

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私は会議のため中座を余儀なくされましたが、その後ご一行は、中条地区~川中島地区~大豆島地区でも測定を行う、とのことでした。
今や環境に関する問題は 「 他人(ひと)ごと 」 では済まされなくなってきており、市民一人ひとりが自覚をもって対峙することが求められています。
ただ(繰り返しになりますが)不安を煽(あお)るための活動でなく、安心を担保するために自発的に活動することは重要であり、これからも息の長い活動に期待が寄せられます。
私自身 「 はかり隊 」 の一員として活動に参画することになりますが、これを契機に、環境に対する意識を持ち続ける原資としてい、と思いをいたすところです。
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