京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 叫びは言葉の源泉らしいから

2009年07月29日 | JESSICAの日本滞在記
       

「夏空恋し」、太陽の花の前で傘をさしての写真は似合わない。どちらもしょぼくれて見える。

天気予報で明日を確かめ、雨さえ降っていなければ万々歳の朝となる三歳児。そして、「咲いているかな~?」と、ここのところすっかり朝の日課にもなった朝顔の観察。七輪咲いているはずだが、「1・2・3・4」「マーミちゃ~ん4つ咲いたあ」って!? 声が大きい!

水着を着込み、お弁当を持って幼稚園へ。水の中、大きい子も小さな子も関係ない。水しぶきを浴びて笑いあって仲良くなって…。パワー全開、疲れ知らずのフル活動ぶりに、彼女の心が満たされていることを感じさせてくれる。
関心事は増え続ける。歌い・唱え……、一日の終わりは母親とのリーディングタイム。

言葉の源泉に叫びがあるらしい。叫びは自然のいろいろな現象に触発されて、思わず全身的に声を出す。その強い音声が、リズムや旋律を伴って音楽になり、やがて言葉になって…。感情の進化は理性の進化よりずっと先にあった、と。
「オオーッ」は感動・祈りの叫びだそうな。(ゴリラの研究家・山際寿一さんと山折哲雄さんの対談で)

オオーッ!
「おーみのみー ゆーなみちどりーながなけばーーーっ!」雄叫びのごとし。
「そこのけそこのけおうまがとーるーっ」の第二弾。どちらも‘おおむね順調’。
やがてはリズムに乗った和歌の・俳句の一つも聞けるものと祈りたい。


コメント (6)
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