夕顔

事実は小説よりも奇なり・・・の嘘の様なホンマの話・・・（笑）。。
とまぁ、オーバーなのだが・・・昨日はホントにビックリでした（＾＾ゞ

夫の実家は農家ではないのだけど、僅かな、ま、畳にして１５畳程の出来の悪い畑を持っている。。
出来が悪いのは粘土質で水はけが悪いのと、水を掛ける為の設備も川もちょいと離れているので、不便だからだ。。
義父は既に８０歳をゆうに越えたので、その猫の額ほどの畑にはもう行けない。。
それでもただ寝せておくのはなぁ・・・とばかりに、一昨年、夫が日曜菜園をと張り切った。（笑）
しかし、いかんせん、我家からも実家からもちょいと遠い。。（笑）
おまけに夫は休みの日以外に水遣りに行けない。
水は掛けねばならないが、水はポリタンクで運ばないといけないし、車も免許も無い私には少々無理がある。
ま、夫の気晴らし位にはなるのだろうさと、雨は天に任せ・・・何を植えたか・・・と言いますと、、
夕顔を植えました。。
これがエライ、デカク育ち過ぎ～～～（笑）。。
おまけに水も定期的にやれない。
夏のカンカン照りもあって、ついに収穫期には立派なガチンガチンの表皮の夕顔に育ちました（笑）。。
もぉ～それはとんでもなく、硬い。。（笑）
中身を食べられないのですね。。。（笑）
何しろ、包丁を入れられない。。（爆）
ま、仕方なく、これは・・・と、諦めて全ては畑の肥やしになりましょう・・・と・・。。

昨日、何を思ったか、樹医の資格を持ってる息子が、その畑にひょいと出かけ・・・自分の為に何やら実験（？）をしたかったらしく、様子を見に行ったのでしたが・・・
家に着いたら・・・
な、なんと！
一昨年のその夕顔が又育っていたのですねぇ。。
既に皮が茶色になった巨大な瓢箪のような夕顔を抱えて帰って来た訳です。（笑）
表皮はカチンカチンに乾燥して、振ると中身がゴトンゴトンと鈍い音がします。
まさしく、瓢箪のような！！（笑）

慎重にツタの部分の蓋を開けるような気分で、切り取り、中の繊維と種が固まってカラカラになっていたのを取り出すと・・・
んまぁ～～～立派な瓢箪じゃありませんか。。（爆）
いえ、同じツル草の部類でも、瓢箪と夕顔は確か、別もののはずでして・・・（笑）
夕顔はかんぴょうを作る食用ですが、瓢箪は食べられる代物では無い。
見かけも瓢箪のようなくびれは無く・・・夕顔はズン胴気味ですから・・・そりゃもう、かっこ悪いぃ～～～（笑）

けど・・・、我家のベランダには、その中身が空になった、不格好な夕顔ひょうたん（？！）が乾燥の為にぶら下がっております。。（笑）

お酒は入れられないだろうが・・ドライフラワーの飾りくらいは出来るかもしれない。。
ま、ま、お楽しみが増えて・・
私はワクワク・・・息子は呆れ顔・・・（笑）
ホンマに・・可笑しいことがあったもんです。。これは果して無精の効用か？！（爆）