装丁

「おモンちゃん」・・・という言い方は、故・映画評論家の「小森のおばちゃま」がよく言ってらした呼び名で、マリリン・モンローを称しての呼び名だったと記憶している。
我が家の壁に、この「おモンちゃん」を毎年モデルにした古い古いカレンダーがはっ付けてある(笑)ワタシも何故か「おモンちゃん」が好きなのである。なので、カレンダーの役目は既に失っているが・・・そのまま貼り付けたままである・・・
その古い一枚がこちら・・・本を読んでいる。
実は彼女はセックスシンボルのように人気を博し、元ケネディの愛人だったとか、シャネルの5番が寝間着だとか・・・まぁスキャンダル風聞が多かったから、まるっとそんな人だろうと思ってはいけない・・・
実はとても熱心な読書家であったというのが好きなところだが、「小森のおばちゃま」は「おモンちゃん」の指が好きだったとか・・・その昔、何かのインタビューで言われていた。

で、話は変わるけどね・・・
先頃読み終わった本二冊
作家も題名も違うが、装丁が好きなのである・・
まぁ、どちらも適度に面白かったけどね・・・(笑)

装丁の図柄というのも、近頃は直ぐに映画になったりするので役者の写真だったり、ゲーム風のアニメ系だったりが目立つのだけど・・・
本離れする若者受けを狙っているのかもしれないが・・・
ワタシは相応のイメージを感じさせるというか、物語の想像を膨らませるような装丁が好きですね・・
この二冊の装丁は同じ作家かと思われる。
手練れた崩し方？デフォルメ・・・魅力的だなぁと思って探したら、和田三造画伯のように思われますが(間違っていたらゴメンナサイ）、明治のお生まれ・・・はて？・・・同姓同名の別人か？！・・う～～ん・・・こんな作品はどこを探してもワタシには見つけられないのが残念・・・(^_^;)
でも、絵を見て和むのね・・・
粋な絵柄・・・おお～巧いっ！と思って、ついつい買ったりする(笑)この装丁を選んだ本の製造に関わった方も凄いなぁ・・・と、、マァ余計な斟酌までしてしまう(笑)

さて、昨夜までの雷と雨は今日は上がり、スズメ達が煩いくらいに囀ってね・・散歩にはいいようだな・・・雨で困る地方には申し訳ない気もするが・・・
いつもの本屋にも、今日は寄りたい・・ね。