kyon's日誌

つれづれに・・・

叔父

2003年07月14日 | 日記
昨夜の満月の綺麗だったこと・・・暫しベランダに出て月光浴をしてしまった。。

気がつけば・・・又一週間があっという間に始まる。。今日は久々に良い天気だ。。

先週末、北海道に住む叔父から、さくらんぼが届いた。。
叔父は亡くなった父の弟で、既に80になる。
高校生の夏休みに一月ほど叔父の家でアルバイトがてら、旅行をしたくてお世話になったことがある。。
その頃は祖母(父方の)も存命で、沢山のブドウ畑を営み、朝も5時に起きて、ブドウの世話をするアルバイトをさせて貰った。。

牛乳が飲みたいと言えば、近くの酪農家まで出かけて、毎日一升瓶1本の絞りたての牛乳を買って来てくれ、煮沸して飲んだ牛乳の味は忘れられない。。
しかし、毎日というのは辛かったので、長くは続かなかった(笑)。。
万事すべからく、そういう性格で・・・
ジンギスカンの焼肉などと言うと、大きな台所に新聞紙を敷き、エプロンをし、あの独特な形の焼肉用の鉄板をしつらえ、ラム肉を山盛り用意され・・・
という具合で・・・(笑)
とても食べ切れなかった思い出もある。。

子供が居ないので、夜になると囲碁の相手をさせられ、叔父は私に教えながら打っているうちに一度私に負けたことがあって・・・けれど、嬉しそうにワハハと大笑いしながら、シマッタナァ~~と悔しがっていた。。
いっとき、私か妹のどちらかを養女に欲しいと言われた事もあったが、私が断わった思い出もある。。

あんなに働き者だった叔父も、今では変形性膝関節症とやらで、沢山あった果樹園の管理も容易でなくなり、今は細々と家の敷地内のさくらんぼの木を3本残すだけだと言っていた。。
どうやら、その木から沢山の収穫があったらしく・・
珍しく我が家にもおすそ分けをしてくれたのである。
北海道でもさくらんぼが・・・とは思っていなかったので・・・何だか降って沸いたような突然の贈り物だった。。
水門とかいう品種らしいが、やや実の先が尖った様な実で、味も酸味が多いが非常に食べ易い、あっさりした味であった。。

お礼の電話をしながら・・・
あの大らかな叔父も年取ってしまったんだなぁ・・・と、急に色々思い出され、とても懐かしい気分になった。。

叔父が存命の間に・・一度子供らを連れて北海道に行けたらいいな・・・
そんな味のさくらんぼでした。。(*^.^*)
叔父さん、ごっつぉ~さん♪
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 真夜中のベル | トップ | 目覚まし鳥 »

コメントを投稿