kyon's日誌

つれづれに・・・

講座終了

2020年08月18日 | 日記
何と久しぶりな青空か・・・晴れてくれました。

さて、ネット講座(無料)を受けた感想をばちょいと書かせてもらおうかな・・・
「死」というのがテーマでした。昔なら、若い頃なら、話題に出来ないような重さを感じたりしたものですが、母の介護をし始めてから、重さよりリアルにこれから向かう相手なら向き合うしかないじゃん・・・的な、いや、むしろ笑い飛ばすぐらいでないととても母の話には付き合い切れず、ただ自分が追い込まれて重くなりそうなことばかりでしたから、
それからはワタシが発想を変えねばなるまい・・・的に付き合ってるうちに、「死」そのものへの考え方もやや変わった気がしていました。

いや、命に関わるような話を軽く捉えているわけではないのですよ、「死」は必ず老いた先にやってくるし、誰もがそこを目指して暮らしていると言ってもいいぐらいで、だからこそ人生は愛しく大切なものであるという・・・漠然とそういう風に捉えてたからね・・・・
何しろ自分で死んだことが無い訳で、死への恐れのようなものや不安感などの話は高齢者の母から言われても問われても困る・・・とても聞いてはいられなかった訳です。通い介護を始めた頃は、何かと自分が死んだらという話が多くて、気持ちが重くてかなわなかったのですね。
ましてや、大切な親友を一人亡くして、とてもその死が重かったから、引きずっているところもあるしね・・老いで逝くのと、病で若いうちに逝くのとは意味合いが違うかもしれないけど・・・
でまぁ、冗談のように笑える話に持って行きながら母の世迷言を聞いたりしているうちに、母は老いていて、好き勝手に生きてきて、これから迎える死というのは人としての自然な流れであり、それを受け止めるのも普通の感覚で受けていけばいい・・的に思えるようになってから随分と気持ちが軽くなったのです。
そういう訳で、何となく、死というものに対しての話を聞いてみたかった訳です。
講座の中では、日本人の死生観や、世界の国にも日本とは違う死生観があり葬祭方法があり、日本の中でも地方や地域でも違う例を引き、文献や民俗信仰による関わり、霊場と呼ばれる場所の経緯、現在に至るまでの、戦前戦後の葬祭の歴史的経緯など・・具体的なお話が多く、うろ覚えに知ってることもありましたが、あらためて聞き直したという感じですね・・・
まぁ、学問としての「死」というのを考えたことが無かったから、ワタシには沢山の発見もあり、中々面白く?聞けた訳でした。
で、殆どの方は受講が終わってレポート提出を今日に控えている少し前から始めたワタシは間に合わないかもしれないと思ったレポート提出まで出来たのは幸いでした。結果がどうあれ、今日までの締め切りには間に合った~(笑)
まぁ・・何か興味のある事なら、そこそこ楽しい感じもするものですね(笑)
先ずは我が身の老いの先をも見据えて、考えてみたりもしたのでした。
これもある意味、終活になるんだろうかね~(苦笑)
コメント
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