やはり妙に暖かい朝で、最低気温もマイナスの割に厳しいとは感じない。
まぁ・・・それだけ春が近づいてきている・・
昨夜は聞きたい事があって電話した友人と思わぬ長電話になった。
互いに介護進行形の親を抱えているが、話は親の事もさることながら、互いの近況、家族、まぁあれこれと膨らみ、久々なので、盛沢山で話が尽きない。どうしてるかな・・・といつも心に引っかかってはいるが、会おうと思えば直ぐにでも会えるはずの距離なのに、それでも互いの暮らしに追われてバタバタ・・・ちょっと連絡が途絶える・・ということもある。でも、こうしてたまに声を聞くと互いの無事が喜ばれ、あ~良かった良かった・・・なんてことで満足する。もっと彼女の近場に住居があった頃は頻繁に会ったりしてたけどね・・・
此処に引っ越してから、彼女は週一で体のストレッチに我が家を訪れていた。
その頃、彼女の体は悲鳴を上げるほどにコチコチで・・スポーツウーマンだったのに、介護生活の一番しんどい時で、二親を看てたからなぁ・・
元々は彼女の凝り固まった体をほぐす為にしたお節介だった。
で、ワタシのやる事だもんね、太極拳で行うストレッチ中心だからさ、彼女にしてみればチンプンカンプンだったけど、倒れていられない・・・という彼女の切迫した気持ちが続けさせ、一年位も続いたと思う・・・
その頃に覚えたストレッチを今も続けている・・・と聞いて、ホントに感激してしまった。
そのお陰で腰痛も肩凝りも酷くならないよ・・・って言われると、何だかお節介で無駄なことをしてた訳じゃなかったんだ~と嬉しくなった。
継続は力なり・・・を実践している彼女にも尊敬の念を持った。
今は片親だけになり、その母上も99歳だって・・・
父上の時もそうだったが、彼女が父上の葬儀でニコニコしたのを思い出す。
それは出来ることは全てやった、思い残すことなく・・・それで参列していた他の姉妹との顔のスッキリ感が違っていたのを思い出す。
彼女は4姉妹の末っ子だったのだ・・・他の姉妹は皆他県に住まいしていたので、親の面倒は彼女の役目になった・・・
ワタシの何処かでその彼女をお手本に・・・という思いが少なからずあった・・・彼女への尊敬の念は元々あったのだが、そういうきっかけもあった。
いい人はただ人が好いというだけじゃないんだな・・・
ワタシには無い面を彼女は沢山持っている・・・羨んでもそれはもうとても叶わないが、尊敬できる友がいるのはワタシをも潤してくれる気がする・・・(^_^;)
たまには長電話も悪くない・・・