花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

アンティーク着物☆

2010-05-23 20:30:12 | 着物
今日は朝から
先週末ちびっこが発熱、そして私も喉が痛い・・
気温の差にやられています

先日、教育テテレビの「美の壺」という番組でアンティーク着物について放送していました
この番組は日頃見ていないですが、なぜか着物に関する放送の時だけ新聞で見かけたり、テレビの番宣で知ったり・・・
誰かが教えてくれているのかな(スピリチュアルな感じ

アンティーク着物って知っているようで意外と知らい事ばかり。
なぜあんなに色や柄が華やかなのかがよくわかりました

そもそも、アンティーク着物は大正から昭和初期にかけて作られたお着物の事。
その時代は織りや染めの技術も進化し、より質の高い着物が出来るようになったそうです

そして・・・なぜあんなにも鮮やかな色の物が多いのか

その時期は、西洋から「ドレス」というライバルが登場し、着物も負けじと色や柄が派手になっていったそうなんです。
絵柄も古典的な植物柄から、西洋のアールデコやアールヌーボーの曲線や直線をモチーフにした物が取り入れられ、モダンになっていったとの事。

うーん。納得
アンティーク着物のってただ「昔の着物」を意味するのではなく、ある特定時期のお着物の事だったんですね

私は古典的でオーソドックスなお着物が好きなので、アンティーク着物にチャレンジした事はないのですが、色柄遊びの好きなおしゃれ着物人にはたまらないかも
アンティーク着物を上手に着こなせるなんて、素敵ですよね

さて、本日のお写真は結婚式に出席されるお客様
紺地の着物に古典的な柄。
濃い色のお着物は、柄の色がすごく映えるんです。
そして、色白のお客様にとーってもお似合い
古典柄のお着物もやっぱりいいですね
コメント
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