◇
◇
仏光寺というと本堂の正面左にある
皇族お手植えの枝垂れ桜が有名だが、
大師堂門脇のソメイもなかなかのもの。
◇
冒頭の写真は、今月4日撮影。
◇
下は、仏光寺 の門前に掲げられた標語66篇を集めた本。
なんということのない
京都の日常風景(写真)とともに紹介されていて、
京都の写真集としても存分に楽しめますよ !
◇
晴れてよし、降ってよし、いまを生きる | |
クリエーター情報なし | |
学研プラス |
◇
「 『ひと月待てた/手紙の返事/メールになって/一週間/
LINEになって/一時間?/待てなくなってる/せわしないね』
本書の出版のきっかけとなったのは、門前に掲げられたこの標語です。
通りががりの人が写真に撮って、それをツイッタ―でつぶやいたところ、
「確かにそうだ」「深い! 」と共感を呼び、2万5千件以上もリツイートされました。
それをきっかけに、新聞・テレビでも取り上げられ、
佛光寺は“標語のお寺"として知られることになりました。
これまで掲示してきた標語から66篇を厳選し、
京都の日常・風景の写真とともに紹介したのが本書です。
【標語例】
『サビは/鉄から/生まれて/鉄を腐らせる/
愚痴は/人から/生まれて/人を腐らせる』
『だれにもなるな/みんなそれぞれ/それぞれだから/輝いている/
赤い花は赤く/青い花は青く/私が私になる/それがすばらしい』
『私の/誕生を/泣いて/喜んでくれた/人がいた/
そのことだけで/私は/生きていける』
『ほんとうの/幸せは/意外な/ところにある/
ほら/ここにも/そこにも/あそこにも』
『「余生」とは/余りの/人生/ではなく/
余すことなく/いただく/人生/である』
お寺の標語でありながら、宗教色や難解さは排除され、
どんな人の心にもスッと届く八行標語。
何かとストレスの多い現代社会の中で、誰しも心が折れそうになることや、
なぜ生きるのか、本当の幸せはどこにあるのか
という迷いが生じることがあるでしょう。
そんなときに、本書を開いてみてください。 」
( 「内容紹介」より )
◇