老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

小説家・丸山健二さんの、「田舎暮らしに殺されない法」

2018年08月19日 | 京都移住 vs  地方移住
田舎暮らしに殺されない法 (朝日文庫) 田舎暮らしに殺されない法 (朝日文庫)
価格:¥ 588(税込)
発売日:2011-05-06

冒頭は、田舎暮らし歴40年の、

作家の丸山健二さんが書いた、

田舎暮らし読本。

丸山さんは、この本のなかで、

都会的な意味での刺激の無さや、

閉鎖的な人間関係等から、

生半可な覚悟では、田舎暮らしはできないと、

一時ブームとなった田舎移住に警鐘を鳴らしている。

もちろん、自身40年も田舎暮らしを続けておられる方だから、

丸山さんは、自身にとっての自己実現の場は田舎にしかない、

と覚悟を決められておられるのだが、

いずれにしろ、

田舎暮らしを長年自身で経験してきた作家ならではの、

リアルな田舎暮らし論が展開されており、

田舎暮らしをお考えの方には、

検討の段階で(決定される前に)、

是非、一読されることをオススメしたい。

以下は、その内容紹介。

「「夢の田舎暮らし」

「エコでロハスなスローライフ」…

団塊の世代だけでなく、

いまや都会に暮らす

30~50代の半数以上が憧れている「第二の人生」。

だが、安易に移住を決めて本当にいいのか? 

厳しい自然環境、共同体の閉鎖的な人間関係、

やがて襲ってくる強烈な孤独…

田舎暮らし歴40年の著者が、

自身の体験と作家としての洞察から、

その危険性と、現実のなかで

喜びと感動とに巡りあうための方法を説く  」

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