老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

あれから11年 ~ 「原発事故 最悪のシナリオ」

2022年03月11日 | 災害 &  サバイバル術

臨界事故にいたれば

むこう何百年も

東京を含む東日本一帯は

人の住めない土地になる、、、、

といわれた

福島原発の事故から11年。

脱炭素の流れで

原発推進派が

勢いを取り戻すかにも見えたが、

ここにきて

「戦時における原発リスク」

というのが

新しいリスクファクターとして

急速に意識されるようになった。

さて、今後どうなるのか ?

下は、3・11発生後

関係各方面で検討されていた

「最悪のシナリオ」

を取材したもの。

( kindle版あり )

「 福島第一原発事故発生後、

「東日本壊滅」を想定した

複数の極秘シナリオが書かれていた !

官邸、米軍、自衛隊、東電――

関係者100余名への独自取材で迫る、

日本の危機管理の実像!

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原発が暴走したとき、誰が命をかけるのか?

「 携帯に遺書のようなものを入力して、

家内宛に『子どもを頼む』っていうようなことを

記録したことは覚えてます」

――第一原発所員

「ある種、超法規的なことだったと思います。

しかし、私はそれはやらざるを得なかったと、

国の責任としてやらざるを得なかったと、

いまでも思っています」

――菅 直人(総理大臣)

「『もっと命かけてやれよ』

ってことをいえるほど、

仕組みもないし、

政治としての胆力も持ちえてない」

――寺田 学(首相補佐官)

「米軍側が、

『 日本は犠牲的な姿を見せないと、

世界が安心しない 』

というようなことをいろいろなルートから

いってきているんですよね」

――北澤俊美(防衛大臣)

「アメリカの目には、

日本が十分やっていないように映っていました」

――スティーブ・タウン(在日米軍連絡将校)

*肩書は当時のもの

( kindle版あり )

(プロローグより)

3月25日に政府に提出された

「最悪のシナリオ」以外にも、

東京電力や自衛隊、アメリカ政府などが

「最悪の事態」の想定について、

それぞれ独自に検討を行っており、

それらは有機的に結びつきながら

事故直後の混沌を生み出していた。

政府と東電の間の「撤退」をめぐる確執、

安全保障問題にも波及しかねない

日米両政府間での不信感の高まり、

そして、民主主義国家における「命の犠牲」を

どう考えるのかという究極の問い……。

「最悪のシナリオ」の成立過程の追跡は、

戦後日本の国としてのあり方を問うという、

巨大な地下水脈へ通じる道となっていたのだった。

( kindle版あり )

目次

プロローグ 「最悪のシナリオ」の謎

第1章 沈黙

Too Late――遅すぎたシナリオ /

3月12日、1号機水素爆発の衝撃 /

パニックへの恐怖 / 動き出したアメリカ

第2章 責任と判断

怖れていた連鎖――3月14日、3号機水素爆発 /

東電本店の危機感 /

巻き込まれた自衛隊 / アメリカの焦り /

「撤退か否か」――判断を迫られた、官邸の政治家たち /

15日早朝、やってきた〝そのとき〞

第3章 反転攻勢

関東圏に到達した放射能 / それは〝誤認〞だった /

「使用済み燃料プール」という名のモンスター /

ヘリ放水作戦開始 / 英雄的行為 /分水嶺

第4章 終 結

吉田所長の〝遺言〞 / 東電―自衛隊、非公式会談 /

アメリカの大規模退避計画 / 自衛隊の覚悟 /

日本政府版「最悪のシナリオ」とは何だったのか /

最後の謎

エピローグ 「最悪のシナリオ」が残したもの    」(内容)

( kindle版あり )

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