老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

大雨警報に「源氏物語」を想う、、、、

2020年07月11日 | 古典文学都市・京都に住まう愉悦

冒頭の写真・二枚目にあるように

現在(11日午前10時)、

京都市に大雨警報が発令されている。

昨日も、道路に

叩き付けるような雨が降った

(冒頭の写真・一枚目・四条通)。

そう言えば、

(「須磨」だったか「明石」だったか)

「源氏物語」にも

何日も大雨が続いて

この世も終わりか、、、と慨嘆する

場面があったなぁ~

下は、紫式部の気象の描写は異様に正確

まるで平安の気象予報士のよう、、、とする

気象予報士の石井和子さん

の書いた紫式部論。

天候や季節の移ろいを

清少納言や紫式部に重ねて

感じることができるのも

古典文学都市・京都 に暮らす醍醐味 !

紫式部の暗号
クリエーター情報なし
三五館

「 そうか、『源氏物語』はこう味わえるのか !

『源氏物語』を「天気」から読むと、

京都はさらに魅力的 !

都の風景は変わっても、

1000年の春夏秋冬は今も変わらず目の前に

紫式部は平安の気象予報士だった 」(「内容」)

「 京都を、今よりもっと味わい深く――。

本書は、気象予報士の著者が

『源氏物語』をまったく新しい視点から読み解きます。

「気象」から『源氏物語』に触れると、

京都はいつもより魅力的に映ってくるのです。

紫式部は、科学的といえるほど

精緻に気象現象を描写していた

ことがわかりました。

――そう、まるで平安時代の気象予報士かのように……!!

紫式部は

なぜここまで気象の描写にこだわったのか ?

本書はその謎にも迫ります !

「 京都を歩くと、

『源氏物語』の気配 を感じることがあります。

山や川、日々の天気や四季折々の風や光、雨、しぐれ……。

そこに平安人たちの気配を感じることができたら、

どんなに素敵なことでしょう。

ぜひみなさんの新しい目で、

紫式部が気象の描写に込めた意図や思いを楽しんでください。

私にはそれが、はるか千年の時を超えて現代に届いた、

紫式部からのメッセージにも思えるのです 」

『源氏物語』に描かれた風と光を、

千年後の京都に探しにいきませんか ?  」(内容紹介)

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