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鎌倉の街を走る江ノ電が観光客の急増で長蛇の列ができ
ひどい場合は40分待ち、、、、という状況らしい。
そこで、地元民は優先して乗車できる、という制度が
試験的に運用を開始されたのだという。
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京都でも、紅葉やサクラの季節には、
満杯になったバスが途中の停留所に止まりもせず目の前を通過してゆき
バス停で待っていた人が途方に暮れる、、、、
といった事態が以前から常態化していた。
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観光都市ならではの悩み といえるが、
特に、日々の通院などに公共交通機関を利用している方々にとっては
(命にもかかわりかねない)深刻な問題だろう。
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そんななか、今年3月から「京大病院ライナー」という
京都駅(八条口)と京大病院をつなぐ特別便が運航を開始している。
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発表文を読むと、京大病院が民間の業者に委託して運行しているようだが、
乗車に制限はないということなので(極端な話、観光客も利用が可能)
観光路線とは別に生活路線(医療路線)を走らせる、、、、
という趣旨がどこまで実現できるかは現時点では不明だろう。
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ルート的には、京都駅八条口 → 四条河原町 → 河原町御池 → 京大病院前
→ 京大正門前 → 河原町御池 → 四条烏丸 → 京都駅八条口 と
( 停車するバス停を絞って、また、混雑する東大路は極力避けて )
循環運行されている( 詳細は、コチラ )。
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冒頭の写真は、四条河原町のバス停に停車した
「京大病院ライナー」のバス。
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( 追記 )
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下に掲げた、「定年後、京都で始めた第二の人生」は、
寺谷篤士さんという方が、定年を機に、島根県から
(縁もゆかりもなかった) 京都に移住された経緯 について書かれた本。
この本の中で、寺谷さんは、
老後の医療への不安が京都への移住の動機 の1つだったと書かれている。
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京都の医療環境については → コチラ
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定年後、京都で始めた第二の人生――小さな事起こしのすすめ | |
クリエーター情報なし | |
岩波書店 |
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