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滋賀県の湖西で農家を改築した家に住み、
日本の農村風景や、京都の寺社、琵琶湖などを、
ひたすら描き続けている、
ブライアン・ウィリアムさんという、外国人画家がいる。
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大手の百貨店などでも、よく個展を開かれているようなので、
ご存知の方も多いと思うが、
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人生を旅と感じ、もの(世界)を深く観じるために描くのだ、
という、その人生哲学や独特のライフスタイルは、
絵を和歌や俳句に置き換えてみれば、
西行や芭蕉というのはこのような人ではなかったのか、
と思わせるものがある。
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要するに、日本人よりも、日本人的なのだ、
このブライアン・ウィリアムという人は。
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私は、深夜一人で、ブライアンさんの画集を開き、
そこに描かれた、前景に葦の生えた琵琶湖の夕景や、
田舟の泊まった水郷風景、古民家の雪景色、
春の田園風景などの絵に見入ることがある。
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そんな時だ、田舎に住んでみるのも悪くはないかナ、
と思うのは。
そして、(私の性格からして、田舎に専住することは難しいから)
京都に移住したら、湖西か、奥京都(京都の北部)にでも、
庵代わりの古民家かコテージでも探してみようか、と思うのは。
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(追記)
3月1日まで、滋賀県野洲市の「びわ湖アートギャラリー」というところで、
ブライアン・ウィリアム作品展が開催されている。
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滋賀にはまだ古い家が残っていると思いますし よき風景も残っていると思います。うちも滋賀に住んでいたことがありますが 車を走らせるとそのような光景に出会いました。
確かに、ブライアンさんの古民家の絵は、向井順吉さんの絵に通じるものがありますね。
それにしても、ひいらぎ様は滋賀にもお詳しいんですね。司馬遼太郎さんがどこよりも愛した滋賀を探策することは、京都移住後の楽しみにしていることの1つです。ひいらぎ様には、滋賀のことも、いろいろ教えていただけそうですね[E:happy01]