老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

きょう(京)は何の日 ? ~ 終戦記念日

2023年08月15日 | きょう(京)は何の日 ?

冒頭に掲げたのは、

若き米軍医の眼に映った

終戦直後の京都が

鮮やかに甦える

「米軍医が見た

占領下京都の600日」。

日野原重明さん推薦 !

米軍医が見た占領下京都の600日
クリエーター情報なし
藤原書店

「 終戦後の貴重なカラーを含む写真と手紙で知る、

古都の光と闇。

占領軍政を耐える日本人群像を、

GHQ未発表資料や証言とともに、

25歳の米軍医の眼をとおして

鮮やかに描くノンフィクション!

●本書を推薦します。

日野原重明

(聖路加国際大学名誉理事長/聖路加国際病院名誉院長)

戦争はどんな人間をも

クレージーにしてしまうほど異常な事態です。

太平洋戦争中の731部隊の行動は

その後どのような影響をもたらしたのか、

それが本書によって明白にされています。

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〈プロローグ〉旅立ち 「なつかしいお父さんとお母さんへ」

I  京都へ来たくなかった米軍医――1947年


京都到着 「日本でいちばんすばらしい仕事」
七日がたって 「いやまったく今夜は」
京のもてなしと結核 「なにもかもしてくれるんです」
引揚港、舞鶴 「おかえりなさい! 」
京都の売れ筋事業 「あれほど幸せだったことは」
貧富の中身 「たのしみがほんとに」
満州からの道のり 「泣かんとおらんならん」
前任軍医 「すらっとしてすかっとして」
引揚港の婦人相談 「心身の傷手をいやさしめ」
仏面獣心の京女 「わるいことせな損どす」
クリスマスと学生たち 「どこの学校ですの」
上官サムス大佐 「筆記は無用」

II  米軍支配を耐える京都のひとびと 1948年

善意の限界 「敗戦の傷もの」
PXの若者 「生きていくのがせいいっぱい」
日本人を健康にする作戦 「あったかく清潔にしていたいんです」
トラホーム 「洗面器一杯の井戸水」
病院スト是か非か 「日本には革命が必要」
老いと母の日 「ひとのいのちがかかっているときに」
いつでも性病感染中 「じぶんを何様だと」
米国留学解禁 「はちきれるような新鮮さ」
福井大地震 「いっぽうの端が燃えて」
降伏の記憶 「前途は明るいか」
七三一部隊からの帰還 「不思議な天の恩」
アメリカ式看護 「病むひとの苦しみを」
日本がえらんだ人口対策 「生きた新兵器」
ジフテリア予防接種事故 「ワクチンに寝首を」

III  別れと自立――1949年

密輸された特効薬 「あたりまえだろ」
ハンセン病の外来治療 「いまぼくらが始めれば」
別れの贈り物 「船がでるまで」
京都出発 「風呂へ行きますか」
京都占領終了 「日本で失職するために」
米軍が去ったあとの京都 「蚊とハエのいない生活」

〈エピローグ〉

四〇年後にかかってきた電話

「ドクターキムラは  ? フジタさんは  ? 」    」(内容)

米軍医が見た占領下京都の600日
クリエーター情報なし
藤原書店

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