老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

大阪的 〜  「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた

2022年05月16日 | 大阪・兵庫・和歌山のこと

「 ドケチでがめつい、熱狂的阪神ファン、

最先端の「エロ」……

大阪は、ほんとうに大阪的か?


大阪と聞いて何を思いうかべるだろうか?

芸人顔負けのおばちゃん、

アンチ巨人の熱狂的阪神ファン、

ドケチでがめつい商売人……

これらは東京のメディアが誇張し、

大阪側も話を盛ってひろがった、

作り物の大阪的イメージだ。

「おもろいおばはん」の登場は

予算のない在阪局が

素人出演番組を安く量産した結果だし、

阪神戦のテレビ中継がまだない1960年代、

甲子園球場は対巨人戦以外ガラガラだった。

ドケチな印象は

テレビドラマが植えつけたもので、

「がめつい」はほんらい、

大阪言葉ではなかった。

『京都ぎらい』の著者が、

紋切型の大阪像をくつがえす。


【内容より】

ステレオタイプ化された大阪像の謎を解く

●かつて関西人は、阪神より巨人を応援していた
●大阪エロの象徴だったストリップと「ノーパン喫茶」
●阪急神戸線に美人が多いのはなぜか
●「食いだおれの街」代表がタコ焼きなんて……
●「接待は京都で」のせつなさ
●「大化の改新」の舞台は大阪だと知っていますか?
●信長・秀吉の時代は「安土大阪時代」がふさわしい
●昔の大阪を「大坂」と書く必要はない
●金とエロの話の時だけ大阪弁になる関東人
●鎖国がなければ、大阪弁は世界の公用語に ?
●『白い巨塔』に見る大阪人の懐事情
●大阪は音楽の都だった ……ほか


【目次】

第一章 大阪人はおもしろい?
第二章 阪神ファンがふえた訳
第三章 エロい街だとはやされて
第四章 美しい人は阪急神戸線の沿線に
第五章 音楽の都
第六章 「食いだおれ」と言われても
第七章 アメリカの影
第八章 歴史のなかの大阪像
第九章 大阪と大阪弁の物語      」(内容)

( kindle版あり )

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