こだっちとくうすけの冒険

熱く、熱く、いつまでも熱く。
そんな気持ちになれる
ブログにしたいです。
  
 こだっちとくうすけ より

「思し召し」、「駒返り」、「白日」、「油断」

2011年04月30日 01時35分47秒 | 言葉の面白さ・楽しさを知ろう

『思し召し』(おぼしめし)

 ☆-----お考え-----

「思(おぼ)す」は、

「思う」の尊敬語です。

「思ふ」に尊敬の助動詞「す」がついて、

「思はす」になり、

 やがて、「おもほす」→「おぼす」と

 変化していったのだそうです。
 
 その上に、さらに尊敬の意を強める

「召す」がついた「思し召す」は、最上級の尊敬語。

 昔は、敬語を、身分によって、

 何段階にも使い分けていました。

 この「思し召す」などは、

 帝(みかど)や中宮(ちゅうぐう)に限って、

 用いられる言葉だったそうです。
 
 その感覚が、現代にも残っているのでしょうか。

 今でも、神に近い存在に対して、使われる言葉ですね。
 
 人の力では、どうしようもないこと……。

 それを、運命とか、宿命と呼ぶ人もいるでしょう。
 
 でも、『思し召し』と、とらえてみると…。

 そこに、天からのメッセージがあるのではないかと、

 思えてきませんか。
 
 『思し召し』と、尊んで受け取る気持ちがあれば、

 きっと、何事も、よい方向に、

 いかしていけるのではないかと思うのです。



『駒返り』(こまがえり)
 
 ☆-----若返ること-----

 今では、あまり使われなくなりましたが、

 歳時記には、「駒返る草」「草駒返る」などの

 表現として、残っています。
 
 冬の間、枯れていたように見えた草が、

 青々とよみがえってくること。

 もちろん、春の季語です。
 
 昔は、人が若返るという場合にも、

 「駒返る」といいました。
 
 語源は、「子めき返る」が

 変化したものではないかといわれます。
 
 「めく」は、「春めく」「ほのめく」などの

 「めく」と同じ。

 それらしい状態になるという意味を添える、

 接尾語です。

 子どものような状態に戻るということですね。
 
 もともとは、「若返る」と書いて、

 「こまがえる」と読ませていたようです。

 「駒」は、子馬をあらわす漢字。
 
 「こま」という言葉も、

 「子馬(こま)」からきたという説もあります。
 
 『駒返り』の「駒」は、当て字ですが、

 若々しい駿馬のような、躍動感が感じられますね。
 
 春の息吹を感じて、さまざまな命が、

 いきいきと、よみがえる季節。
 
 それらを見つめる私たちの心も、

 駒返っていくような気がします。



『白日』(はくじつ)
 
 ☆-----照り輝く太陽-----
 
 「白」という漢字は、象形文字。
 
 頭蓋骨をかたどったものだという説と、

 月が輝いている様子を映したものだ

 という説とがあります。
 
 たしかに、光の輝きは、

 その強さが増すほどに、

 白く感じられるものですね。
 
 『白日』は、もともと、

 晧々(こうこう)と照り輝く太陽を、
 
 あらわした言葉。
 
 やがて、そんな太陽が照っている、

 昼間のことも、さすようになりました。
 
 白日青天(せいてん)、または、青天白日……。

 晴れ渡った、雲ひとつない青空に、

 太陽が輝いている様子です。
 
 身の潔白や、

 何の障害もなく自由なことのたとえに、

 よく使われます。
 
 やがて、『白日』だけでも、

 同じ意味を持つようになりました。
 
 私利私欲のない心境という意味でも、

 使われるようです。
 
 輝く太陽の下で、何にもとらわれずに、

 生きていけたら…。

 こんな想いを托した「白日夢」を、見たいものですね。




『油断』(ゆだん)

 ☆-----注意をおこたること、気をゆるすこと-----

 『油断』の語源については、

 諸説あって、決め手はないようです。

 まず、『涅槃経』の故事に由来するという説。
 
 昔、王が、ある家臣に、

 油の鉢を持って歩くよう、命じたそうです。

 「もし、一滴でもこぼすと、命を断つ」

 と言い添えて。
 
 油がこぼれると、命が断たれる……ここから、

 『油断』という言葉ができたとか。
 
 ただ、『ゆだん』という言葉には、

 「弓断」「遊端」などの漢字が、

 当てられている例もあるのです。
 
 そこで、この『涅槃経』説は、

 疑わしいともいわれます。
 
 素直に、

 「火を灯す油が断たれると、

 真っ暗になり、危険であるから」

 という説もあります。
 
 また、ゆったりとした様子をあらわす古語、

 「寛(ゆた)に」が、変化したという説も……。
 
 これは、後に『油断』という漢字が

 当てられるようになったということです。
 
 たしかに、気持ちがゆるんだときに、

 『油断』してしまうことが多いものですね。
 
 ゆったりとした心地よさの影に、

 『油断』がひそんでいる…。

 語源説ともども、その可能性があるということですね。
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☆かえるちゃんとあひるちゃん☆

2011年04月28日 13時42分22秒 | ほのぼの写真館
おつかれさまです

今日は、本当にいい天気ですね

天気がいいって、幸せですね

とりあえず、朝一で海にも行ってきたので、

これから、お昼のお勉強をして、

遊びに行きたいと思います

それに、明日から連休なので、

ウキウキでっしゅ

そんな今日は、ほのぼの写真をお届けします

いつも登場のかえるちゃんです。

かえるの鳴き声を夜に聞くと、

夏がすぐそこまで来てる感じがして、

いつもワクワクします



仲良きことは、幸せなり

仲良しは、いいですね

今度、かえるくんにかえる泳ぎを教えてもらおっかな



かえるくんのように、水をしっかりつかんで、

漕いで行ける水かきがこだっちにもあれば…。

波乗りのテイクオフが、さぞかし早くなるだろうに

この大腿筋の収縮がすんばらしいですなぁ

体の色が違えど、仲良しきことこの上なし、

人と違うこと、それは一つの個性であると思います。

逆にかぶってない方が、周りより目立って、

いいと思うのにな。

だって、みんな一緒じゃつまんないじゃん



一人一人が、オリジナルな存在なんだから、

同じことをしていなくたって、

いいじゃないか。

違うからこそ、面白いんだから。

人と違うことにとらわれてしまってはダメ、

おのれの信念の旗のもとに!! ルフィー

絶対に折れることのない信念さえ、持つことができたなら、

世界観が大きく変わると思います。

あなたに信念はありますか?

これだけは譲ることのできないものが

別にあるから、どうなん?

っていう世界ですが、

あれば、その信念は、

日々強固なものへと、進化していくものだと思います。

信念!! 信じて、念じ続けることで確立していく、熱いものだと思います

冷めずに、熱く行きましょうぞ!!

いざ、冒険の世界へ
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「ラピュタ」

2011年04月27日 00時01分55秒 | 書籍に取り上げられない各界の名言
おつかれさまです

ちょっと昨日ラピュタネタを取り入れたので、

どうしてものせたい名言をラピュタの中から、

お借りしたいと思います


土に根を下ろし

風と共に生きよう

種と共に冬を越え

鳥と共に春を歌おう

     シータ


この言葉が、田植えの季節になるといつも心に浮かびます

この歌にあるように、

人は土から離れては生きられないということを

田んぼをしながらいつも思います

本当にその通りだと思います



男ならげんこつで通りな。

     ダッフィー






僕の頭は親父のげんこつより固いんだ。

         パズー






40秒で支度しな。

      ドーラ






最後のチャンスだ!

すり抜けながら掻っ攫えー

      ドーラ





あの言葉を教えて。・・・ぼくも一緒に言う。

           パズー


本当にラピュタはいいですね。

何度見ても、いつみても熱い。

言葉の一つ一つの中に、

それぞれのシーンが蘇ります。

本当に名言だと思います

パズーやシータが実在する人物かのように。

アニメから学ぶことは、

僕の中では、どんな教科書よりも、

熱いと思います


    
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2011.4.24 田植え

2011年04月25日 21時30分30秒 | 田んぼの成長日記
おつかれさまです

遊び過ぎた日曜日の疲れがドットでておりませんか?

僕は、パンパンです

膝、足首、腰、そして、心がやられておりまっしゅ

でもでもでもでも

今週は、木曜日までなので、何とか頑張るっす

そんな今日は、週末の田植えの様子をお届けします。

やっぱり日本人は、米作りですね

僕も一時期は、米なんか買った方が、

楽だから、もう作りたくないと思った時期もありましたが、

やはり米は作った方が、良いですね

この年になって、そう思います。

米という字は、農家の人が、

八十八回の手間暇をかけて、作ったことから、

八 と 十 と 八を組み合わせてできたことから、

米となっているそうです。

ちなみに88歳のことを米寿の祝いというのは、

このことからだそうです

そんな米を自分で作ることは、

有意義なことであると思います。

人間は、結局どれだけ栄えたとしても、

決して土から離れては生きられないのだと思います。

ラピュタが滅んだように・・・。

土をいじっているときに、

人は怒るでしょうか?

花を植えたり、野菜を植えたりしているときに、

あなたは怒りますか?

大地は、我々に母なる愛を与えてくれるのだと思います。

怒ったり、イライラしたりする人は、

土をいじったらいいと思います

きっと優しい気持ちになれるから



この苗たちが、秋には美味しいお米に変わるはず

秋は今年も太りそうな予感が・・・



大きく育ちますように

ドドスコスコスコ、ドドスコスコスコ、ドドスコスコスコ

ラブ注入ドゥキューン

マジ、稲やべぇ



くうちゃんもちゃんと田植えに参加しマッシュ



はやく、僕も植えたいんですけど・・・





あぁー、きれいな服が・・・

ギャーギャー言うんじゃないよ・・・①

そんなの洗えばいいじゃないか・・・①

だれが、その服を洗うんだい・・・②

ちょっとラピュタからアレンジ

マニアックでスミマセンが、

①と②は、誰のセリフをアレンジしているでしょうか?

たぶんやっくんなら、

キャッチアンドリリースしてくれるはずですが、どうぞ

警視庁から出動各局

ぅーーーう、うーーーーーぅ!!

あっ、しんごちゃんがポロリ



くうちゃんもちゃんと田んぼに入って、

田植えを手伝ってくれました

ありがとうね。くうちゅけ

このあと、くうちゃんはお風呂に入って、

散髪をしましたとさ。

めでたし、めでたし。

       
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「J・マーフィー」 「長岡半太郎」 「武者小路 実篤」

2011年04月24日 06時55分55秒 | 書籍に取り上げられない各界の名言
おはようございます

昨日の雨がウソみたいに、

今日はいい天気ですね

なので、今日は昨日予定していた、

田植えを朝から頑張りたいと思います

今回も時々、田んぼの成長を

お届けしたいと思います



全然関係ないのですが、

最近のマイブームは、

ダイドーの自動販売機で、

しゃべるタイプのものがあるのですが、

その中でも、関西弁をしゃべる人とのやり取りに夢中です

自動販売機の男

 「えんーーらい、久しぶりでんなぁー」


こだっち

 「この前の土曜日も買いに来てまんがな」
 
 「えらいいいようやんか」


自動販売機の男

 「あったかい飲み物とかどうでっかぁー」


こだっち

 「今日は、肌寒い日やで、温かいのもろてくわ」


自動販売機の男

 「いつも、おおきに」

 「今度は、早よ来てな」


こだっち
 
 「おおおお、明日来るで、まっとらんかい」

 「ほな、行ってくるでぇ」


自動販売機とのひと時のコミュニケーション

プライスレス

お金じゃ買えない価値がある

ダイドーポイントカード

実際に自動販売機の前で会話しているので、

自動販売機の前を通って、

そのシーンを目撃されました場合には、

そっとしてあげましょう

今、コミュニケーションの練習中ですので


ではでは、本題に入りたいと思いマッシュ


自信とは、

自分の能力や技量で

物事が達成できるかどうかの

見通しのことです。

そして、

見通しを立てるのは

想像力です。

自信のない人に共通していることは

想像力に乏しいことです。

   J・マーフィー(アメリカ啓蒙家)
 
    
自信というものは、

僕も自分自身の気持ちや行動で培い、

日々の生活の中で少しずつ築き上げていくものだと思います。

初めてすることに対して、

自信のないことは、

恥じるべきことではないと思いますが、

2回目のことに対して、

自信が持てないのは、ダメだと思います。

なんでも、自信を持てば、

結果はついてくるものだと思います

だから、自信を持つことは、

大事なことだと思います。

でも、自信過剰になってしまうと、

こけてしまうこともあります

でも、自信を持つことは、

すべてのことにおいて、

目標を達成する上で、必要不可欠なものだと思います


「何々になろう」

とする者は多いが、

「何々をしよう」

とする者は少ない。

   長岡 半太郎(物理学者)

  

何々をしようと思い、

何々をした結果が、

何々になるのだと、

僕は思います

だからこそ、

何かしたいことがあるのなら、

あれこれ考えず、

まずは自分自身が動いてみる。

動いたら、動いただけの結果が出ます。

その結果から、またいろいろ考えて、

そして、また動くのです

動くことは、漢字にあるように、

重たく、そして、力が必要になります。

でも、その重さを動かす力は、

あなたの心の気持ちだと僕は思います

あなたの心に

動かすことのできない重たいものなどないはず。

だって、あなたの心はこの大空のように、

大きく自由だから

今日という日に、動きましょうぞ

まえまえまえ(よしお小島)

前前前へ


他人の位置に

時々自分をおき、

自分の位置に

他人をおき、

他人の気持ちを察し、

小我をのさばらすな。

   武者小路 実篤(「幸福者」)


自分というものは、

いつも見ておりますが、

それでも時に見失いやすいものです。

時に、自分自身を多角的に見つめるということは、

本当に必要なことだと思います

でも、周りを見過ぎて、

自分の色を失ってしまうのも、

僕はどうかと思いますが、

そこのところは、難しい問題ですね。

協調性か、個性か。

どちらも大切ですが、

社会のルールにとらわれ過ぎて、

自分自身を失ってしまうことは、

面白くないと僕は思います

人と違ってはみ出しちゃってもいいじゃないか。

人と同じでは、僕は面白くないと思うから、

いろんな考え方や個性があった方が面白いと思う。

だって、ポテトチップスだって、

うすしおだけじゃつまらないと思います。

コンソメありーの、バーベQありーの、

いろいろありーのだから、

うすしおの良さが引き立ったり、

コンソメ派ができたりします。

だから、個性を大切にしながら、

社会のルールに一応はみ出さないように、

生きていけば、問題ないと思います。

でも、社会のルールも人が決めたものなので、

実際にそのルールが正しいかどうかということもありますが、

基本的には正しいと思うので、

ルールは基本的に守りましょう

それでは、今日は、田植えを頑張りまっしゅ

良い週末をお送りください

    
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ひさしぶりのそら

2011年04月22日 22時22分22秒 | 空~sky~
お疲れさまでっしゅ

金曜日のプシュ

これが、幸せです

昔は、それほどビールは、

美味しさを感じませんでしたが、

今は、たまらないっす

って、ブログを作成中に、

テレビのCMで、

マック メガテリヤキ登場

先週まではちゃんとチェックしていたのに、

すっかり忘れていました

メガテリヤキ早急に食べたいと思います

余談ばかりで、申し訳ないっす。

それでは、今日のテーマへ行きたいと思いマッシュ

今日は、久々の空シリーズです


くうちゃん目線の空



なんだか、空が丸く感じるような空



写生大会の日に、キャンバスに描いた遊び心



いつも見慣れた近所の空



ふぉにょふぉにょ飛行機雲



いろんな空がありましたが、

あなたの好きな空はありましたか?

一瞬一瞬で姿を変える空

その一期一会の出会いの中に、

一瞬の芸術に魅了される

だからあきないんだなぁ

二度と同じ空を見ることがないから

そんな空が僕は好きです

でも、うちの空ちゃんは、もっと好きです


           
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「本丸」 「許色」 「春衣」 「封切」

2011年04月20日 05時55分55秒 | 言葉の面白さ・楽しさを知ろう
おはようございます

今日は、水曜日です

あと、木・金で休み

ちょっと早いかもしれませんが、

休みのカウントを行わずにいられいっしゅ

でも、悲しいかな休みは、

数えなくても勝手に過ぎてしまいますが・・・

そうそう、この週末は、

こだっち宅の田植えでっしゅ

今年もまた2011田植え風景を現場からレポートしたいと思います

それでは、今日は言葉の面白さ・楽しさを知ろうをお送りします



『本丸』(ほんまる)

 ☆-----日本の城郭で、もっとも主要な部分-----

 上代は、「城」を、「き」と読んでいました。

 「城」のほかに、「柵」という漢字を

 当てていたことからもわかるように、

 当時は、山の上に柵(さく)をめぐらせただけの、

 簡素なものでした。

 山を削って、平らにし、柵で囲むので、

 自然と丸い形になります。

 そこで、城を構成する部分を

 「丸」と呼ぶようになりました。
 
 時代がさかのぼるにしたがって、

 『本丸』を中心に、「二の丸」「三の丸」と、

 次第に規模が大きくなっていきます。
 
 丸かった『本丸』も四角くなり、

 土塁(どるい)や石垣、堀までめぐらし、

 何重にも、守りを固めていくようになりました。

 でも、戦国武将の武田信玄が、

 こんな言葉を残しています。
 
 ~人は城 人は石垣 人は堀 情けは味方 仇(あだ)は敵なり~

 堅固な城を築くより、人と人との強い絆を結ぶ方が、

 ずっと確かな平和への道だということですね。


              



『許色』(ゆるしいろ)

 ☆-----誰もが着用を許された衣服の色-----

 その昔は、身分によって、

 着用してもいい色が決まっていました。
 
 特に、一般の使用が禁じられた色のことを、

 「禁色(きんじき)」といいます。

 その代表は、深い紫。
 
 親王と、一位の身分の者にしか、許されない色でした。
 
 また、深紅は、大量の紅花(べにばな)と、

 複雑な工程を必要とするため、値が高騰し、

 「禁色」に指定されるようになったといいます。

 ただ、色めは同じでも、淡い淡い色なら、

 誰にでも、許されたそうです。
 
 それが、『許色』というわけですね。

 『許色』は、特定の色の名前ではありません。
 
 それでも、いつからともなく、

 代表的な『許色』である、

 淡い紫や淡い紅色のことをさすようになりました。
 
 「聴色」と書くこともありますが、意味は同じです。

 「ゆるす」は、ゆとりがあるという意味の

 「緩(ゆる)」からきた言葉。
 
 「ゆるい」「ゆるむ」「ゆるやか」なども、

 同語源だといいます。
 
 なるほど、『許色』は、

 ゆったりとした気持ちにしてくれる色でもありますね。


                       


『春衣』(はるごろも)
 
 ☆-----春着る着物-----

 
 「冬衣」「夏衣」という言葉もありますが、

 おしゃれ心が含まれるのは、

 やはり、『春衣』ですね。
 
 単に、あたたかいから薄物を着るというだけではありません。
 
 春の風景や、輝きにあわせて、

 春らしい装いをしてみたい……。

 そんな思いにかられます。
 
 「しゅんい」と読むと、

 新年の晴れ着をさす場合もあるそうです。
 
 「春着(はるぎ)」「春服(しゅんぷく)」なども、

 新年と、春、両方の衣服という意味を持っています。
 
 それだけに、『春衣』という言葉に、

 格別の情緒を感じるのかもしれません。
 
 春の衣といえば、

 もうひとつ、

 霞(かすみ)をあらわす言葉としても、使われました。
 
 野山も、『春衣』をまとって、

 春の彩りを楽しんでいるようですね。

 霞だけでなく、花の色、若葉の色、空の色……。
 
 そう思うと、街は、春のおしゃれ心が感じられなくて、

 少し、味気ない気がします。
 
 だからこそ、私たちの『春衣』が、

 いっそうひきたつのかもしれませんけど。


                 


『封切』(ふうきり)
 
 ☆-----新作映画をはじめて上映して、一般に見せること-----
 
 今では、映画に対して使われる言葉ですね。

 でも、映画が伝わるずっと前から、

 『封切』という言葉は、ありました。
 
 実は、新刊の本をさす言葉だったのです。

 江戸時代、小説本は、

 袋に入って、売られていたそうです。
 
 読者は、その袋の封を切って、

 新しい本を読みました。

 そこから、『封切』という呼ぶように

 なったというわけです。
 
 映画の場合は、少し違います。

 明治時代、海外から入ってきた映画フィルムは、

 まず、検閲を受けました。
 
 一番最初に上映する映画館が、

 検閲済みの封印を切って使ったことから、

 『封切』といったのだそうです。
 
 『封切』という言葉を、

 「物事のしはじめ」という意味で使った時代もありました。
 
 封を切るときの、わくわくする気持ち……。

 それは、新しい本のページを開くときも同じ。
 
 封を切ったり、ページを開いたり……。

 そんな、ちょっとしたしぐさが、

 はてしなく広がる世界へ、導いてくれることもあるのですから。


        
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「ダニエル・J・ブアスティン」 「ジェームズ・ボールドウィン」 「A・S・ニール」 「カール・ユング」

2011年04月19日 06時09分20秒 | 書籍に取り上げられない各界の名言
おはようございます

昨日の雨もあがって、

今日はいい天気みたいですね

昨日の夜の散歩では、

いっぱいのかえるちゃんが

散歩をしてました

かえるの合唱を聞くのも、

もうすぐでしょうね

かえるの歌が聞こえてくるよ

ゲロッ ゲロッ ゲロゲロゲロゲロ

クエェック クエェック クエ

たぶん、蛙の鳴き声の部分が間違っていると、

思いますが、ご了承ください

どうしても、思い出せませんでしたので、

ニュアンスで書いてみました

小学校の音楽の教科書を参照してください


それでは、今日も各界の名言をお楽しみください。


発見を妨げる最大の障害は、

無知ではなく、

知っていると

錯覚することである。

   ダニエル・J・ブアスティン(アメリカ歴史家)





子供は

大人のいうことを聞くのは

得意じゃない。

だけど

まねするのは

抜群にうまい。

    ジェームズ・ボールドウィン(アメリカ作家)





最良の教師とは、

子供と共に笑う教師である。

最悪の教師とは、

子供を笑う教師である。

   A・S・ニール(イギリス教育家)






他人に対して

苛立ちを感じた時は、

自分について

知るいい機会である。

    カール・ユング(スイス心理学者)


人のふり見て、我がふり直せ。

こんな言葉もあるように、

他人の行動の中には、

自分自身を見つめなおすための

キッカケが多くあると思います

自分は、いつも自分であるので、

日々の行動が自分の中で、

勝手に普通として確立してしまいがちです。

自分の普通、社会の普通、普通って何?

別に僕は、普通や平均が、良いとは思いませんが、

人と違うことをしたり、

普通以外のことをしたりすると、

あれって、自分自身が思ったり、

逆に思われたりします。

なので、他人の行動で、苛立ちを感じたのならば、

そこで、他人を否定するのではなく、

その前に自分自身を振り返って見ては、

いかがでしょうか?

何か、見つかるかもしれません

 
          

 
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赤い橋でっしゅ☆

2011年04月17日 08時08分50秒 | 好きな建物
おはようございます

今日は、志摩市のロードパーティーです。

志摩スペイン村を中心にいろいろな距離の

マラソンが行われます。

志摩の景色を見ながら走るコースは、

なかなか走りごたえがあると思います

けど、ロングコースはかなりのアップダウンで、

心が折られそうになります

僕は、走ったことはないのですが、

コースを見るだけで、かしこみかしこみおぼえしか

ということで、ロードパーティー参加されます方は、

頑張ってくださいね

では、今日のこだっちブログは、

この前に行ってきました志摩より南の地域をご紹介しまーす。

まずは、くうちゃん用トンネルです。

くうちゃん用に開けてあります



なんだか、山の向こうからデータラボッチが出てきそうですが。

データラボッチとは、昔に浜乙女の海苔のCMにでていいた

ボーズ頭の気の優しそうな巨人のことです





ムムム、きれいな景色じゃん



次に出てくる赤い橋を渡ってすぐのところに、

右側に少しの空き地があって、

そこに車を止めて、歩いて行ける階段が作ってあります。

そこを歩いていくと、こちらの展望台に行けますよ



くうちゃんもちゃんと歩きマッシュ



僕は、この赤い橋が見たくて、

南へ南下してきました

やっぱり、僕は赤が好きなのだと思います。

でも、青も好きですが





帰りのくうちゃんは、

はしゃぎ過ぎたのか、お眠モード



いっつも、眠たくなっちゃうんだなぁ

いいよ。

だって、ネムネムくうちゃんも好きでっしゅ




           
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桜さくら

2011年04月16日 05時00分05秒 | 花 ~はな~
おはようございます

せっかくの週末なのに、

雨のところも多いのではないでしょうか?

桜の季節の雨は、

ちょっぴり寂しいですね

あれほどきれいに咲き誇っている

さくらの花びらを落としてしまいます。

でも、逆に早くしないと桜が散ってしまうと

思いながらいることで、

桜の価値を高めているのかもしれませんね

限りある時の中に生きる桜の

一瞬一瞬を注目させるかのように。

今日は、僕ん家の近くの桜をご紹介します



桜は、日本全国で咲き誇っていて、

大きく咲きかたもきれいな桜の名所などの桜は、

確かにきれいで心奪われてしまう時もありますが、

やっぱりなんやかんや言っても、

僕は、地元のさくらに勝るものなしと

思います。

地元のさくらは、きれいという思いと一緒に、

懐かしさや思い出といったものをいつまでも運んできます。

保育所、幼稚園、小学校入学、中学校、高校と、

そのときそのときの思い出がいっぱい詰まっています。

そんな思い出を、桜の花びらが散りゆく情景に重ねながら、

見ることのできる桜は、深いと思います



甘酸っぱい思い出が、蘇りますね

青春ですね







桜って本当に素晴らしいものですね

新たな門出の側にはいつもあなたがいましたね。

あなたは、希望と不安で胸いっぱいの私たちを

いつもあなたの暖かさでつつんでくれます

そして、あなたと過ごせた時間を大事にしたいと思います。

あなたはいつも僕のなかに咲いています

また、逢える日を楽しみにしたいとおもいます


          
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