REYの世迷言

日々の日記風ブログ

『ドクトル ジバゴ』を観た

2011-05-11 | Weblog
午前十時の映画祭、今回はロシアが舞台。
ラブストーリーと紹介されてましたが、私は内乱の悲惨さ(それまでの生活も悲惨だったから革命がおきるんだろうけど、それはさておき、映画の感想に限っては。。)だけが重く心に残りました。
反戦映画ですよ。

                


主役のジバゴはオマーシャリフ。寡黙で骨太、しかし詩人という役どころにぴったり。
アラビアのロレンスでもそんな男っぽい役でした。

しかしなあ、直接血飛沫が飛ぶような場面はなかったにせよ、いっぱい人が死ぬ、これでもかというくらい死ぬ。
なんだかなあ。
でも、この監督はものすごく《自然》を美しく撮る監督だなあと思いました。
秋の紅葉した木々と空、すいせんが咲き乱れる丘、容赦ない冬景色。ガラスつく雪の結晶。荒野の月などなど。

またロシア映画は珍しいので、あの毛皮の帽子や、パフ(?手をあっためるやつ)、ルパシカ、バラライカなどがでてくるとロシアっぽかったです。

ひとつ残念なのは、行方不明の少女が見つかるんだけど、あの両親の子だからもう少しかわいい少女がでてきてもよかったかなあ。
普通の子でした。
それからジバゴの奥さんも恋人も美しく、良くできた女性でした。
あ、ある意味女性の映画かな。そうかもしれん。

写真(上)このシーンがどのシーンかわかんないです。

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