REYの世迷言

日々の日記風ブログ

年末年始にみたDVD

2010-01-03 | Weblog
年末年始にかけてDVDモードになりました。
とても面白かったものもあるので
忘れないために書いておきます
映画に興味にない人は飛ばしてください。

★カリガリ博士 
以前NHK教育TVの《ピコピコポン》という番組にガリガリ博士っていう
キャラクターがいた。
たぶん、この《ガリガリ博士》からのネーミングだろうと思っていたので、
本家本元の映画が観たかった。
映画は無声映画(時々画面に台詞がでる)でもあり、白黒映画でもあり、
撮影場所も芝居の大道具のようなセットでした。
そんなにもシンプルなのに、すごくおもしろい。
セットの美術も絶妙にゆがんでいたり、
殺人の場面も壁に映った影で想像させたり、
連れ去られる時ジョーゼットのような布が長くのびたり。
夢遊病者のキャラクターと博士のキャラクターもいいし。
最後の種明かしもすごい。
もっとも、最初に淀長さんの解説がなかったら半分くらいしかわからなかったかも。

★マルタのやさしい刺繍 
小さな村に住んでるマルタお婆さん(といってもいい年)はご主人に先立たれ無気力になっていた。
しかし、ひょんなことから自分の若かったころの、手作りのランジェリーショップを作るという夢に向かって歩きだす。と、いうお話なんだけど。
それは保守的な村のこと、妨害の数々。
お年寄りが頑張るっていう映画は
宇宙飛行士の『スペースカウボーイ』とか
爺さんの手作りバイク『世界最速のインディアン』などが好きだけど、
どれもハートフルで元気が出ます。
このマルタ婆さんのお話も知らず知らずに応援してる自分がいました。


★バンコックデンジャラス 
ニコラスケイジ主演のハードボイルドアクションもの。
お正月に観るには暗かったかなあ。
男性向き?

★スティング 
映画は観たことがなくても、軽快でしゃれたテーマ曲は
きっと聴いたことがあるはず。
名作です。
やたらに殺人や残酷なシーンの出てこない《詐欺師》の話は
大芝居といういいかたをされるように台本のある頭脳犯罪。
これは、ネットもテレビもない時代なので、
競馬の当たりを、さあどうやって
罠にかけるか。観てのお楽しみ。
ポールニューマンがこの頃から渋いっ。

★シュレック3
シュレックは1が一番好きでした。

★ベッドタイムストーリー
子供たちに寝る前にするお話をベッドタイムストーリーという。
感じとしては《落下の王国》と被るところがあるんだけど、
こっちはディズニーなので何となく安心してみていられる。
子供たち(姪と甥なんだけど)に話した話が
偶然にその通りになってしまうという話。
安心はしてるんだけど、ちょっと爽快感に欠けるなあ。
面白いことに変わりはないんだけど。
実はごく現実的な理由が根っこに隠れて(最後にわかる)いるからかも。

★俺たちフィギュアスケーター
前に感想を書いたので略。

…でした。
今回は珍しく邦画がなかったです。
邦画好きの私なのに。


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