REYの世迷言

日々の日記風ブログ

チャップリンのモダンタイムス

2020-04-02 | Weblog
もうNHKの映画の放送と朝ドラくらいしか楽しみのない今日この頃。
今回は『モダンタイムス』。
主演監督脚本は言わずと知れたチャップリンです。
昔 観たような気もするけど、すっかり忘れてしまってるので新鮮な気持ちで観始めました。

この映画はセリフのない無声映画です。
ということはパントマイムのように動きで表現しなければならないということ。
モダンタイムスはセリフのある映画以上に雄弁。
そして、この映画以降の喜劇的なものはすごく影響をうけてると思いました。

わたしが特に思ったのは、ジャッキーチェンかな。
工場のシーンやあばらやの板が落ちるところ、椅子で床が抜けるところ、
レストランの人ごみにウエイターが押されていくところ、
逃げるときの椅子の倒し方などなど。
ジャッキーも好きなのでよけい感じました。
                 
あと、劇中に歌うチャップリンの歌の見事なこと。
字幕がでてないので、どんな意味だったのかと調べてみたら、意味のない言葉をつなげてるらしい。
うーん、さすがとしか言いようがない。

そして、ラストシーン。
笑って(SMILE)と言って(無声だからセリフないけど聞こえたような気がしました)
二人で果てしない道をあるいていくところは、希望満載。

いい映画でした。



スマイルってこんな感じかな。↑