REYの世迷言

日々の日記風ブログ

ニックネームの思い出

2019-12-06 | Weblog


小学生のころ印象深かったニックネームがある。
もちろん自分のものではなく、ある男の子のものだ。
その子は、風貌が日本人ばなれしていた。
今なら ハーフ顔というのでもててるはずだった。
たぶん、ニックネームなら《ボブ》か《トム》というような。

しかし彼につけられたニックネームは《外人》。
直球、どがつく直球。純粋培養的な、なんのひねりもない呼び方。。。

呼ぶ方も呼ばれる方もニコニコと日常を送っていた昔。
のどかというべき時代。

そしてもうひとつ。
時は流れて、高校生になった。

部活の自己紹介で、その子は言った。
『私のことは モンコ と呼んでください。モンコのモンはモンキーのモンです』
こいつはなんという鋼のメンタル、いや鈍感なのか。
高校生といえば自意識過剰が制服きて、花も恥じらう年頃。
自分から容姿のことをいいだすとはなんかあっぱれ。

しかし、その子は夏休みがあけると、部活は辞めて、スカートをぞろりと長くした集団の中にいた。
今なら、モンキーがヤンキーになったのか、と言えそうだけど
悲しいかな、その時代はつっぱり、スケ番、そんな言葉しかなかった。残念。


写真は本文とは関係ない大師戦港町駅ホーム。
港町13番地~の音符がある。
ここは日本コロンビアの工場があった場所らしい。
日本コロンビアといえば、何故か長谷川恒夫を思い出してしまうけども。