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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

C/2015 ER61 パンスターズ彗星 2017/4/30

2017-06-06 | 天体観望・撮影(遠征地)
GWの初日の4月29日は、タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星を撮影した後は、明け方に昇ってくるC/2015 ER61 パンスターズ彗星を撮影した。もうそろそろ賞味期限が切れそうなので、急いで画像処理してアップしておく。


【↑ C/2015 ER61 パンスターズ彗星】
Vixen SM-R125S/D:130 f:720 UW20mm 36倍 35mm版換算 1008mm相当
GPD赤道儀+HAL110+SkySenser2 コリメート法 PowerShotS95+CHDK
ISO:3200 F:2.0 f=6mm 合成F=3.7 S:64秒x8枚 Noise減算:ON
撮影場所:長野県佐久市臼田 撮影日:2017/4/30 03:25-03:40
Registaxでコンポジット、Flataideでフラット補正、
CS2でトリミング・トーンカーブ・回転・サイズ調整

この日は、近日点通過の10日位前だそうで、あまり地球に接近していなく、太陽より遠くに位置しているそうです。

薄明開始時での高度は15度程で、低空の厚い大気越しに昇って来て、高度を上げると共に、どんどん薄明が迫って背景が青く写りだすまで撮影したが、露出は1分かけるのがやっとだった。

光度はこの時だいたい7等級位だそうで、青緑色の頭部から、いくらか尻尾が伸びているのを捉えることが出来ました。

やっぱり尻尾が有る方が彗星ぽっくていいなぁ。

2017.04.30(6/6Up)

TS-120S 入手時データ

2017-06-01 | アンテナ・無線機(修理)
ジャンク扱い品で購入した30年物のTS-120S。機能的には、冷えてると28MHzのVFOの下の方でアンロックするのと、ごくまれにAFが聞こえなくなるという症状が有る。とりあえず、電気性能はどんなものかと、仕事場の測定器で、ためしに測定してみた。


先ずはパワーを計ってみると、概ねどの周波数でも、90W位出ている。まあ、古い100W機なので、何もしない状態でこれならまあまあか。

次に、自宅で受信してるとあんまり聞こえてこない感じの受信感度を測定してみる。



スペック値は0.25μV(終端電圧)なので、efmで0.5μV=-6dBμVであるが、測定すると、これが意外にスペックより若干良い-8dBμVほど。家であんまり聞こえないので、感度が悪くなっているかと思ったが、意外に悪くない。多少は劣化しているのかもだが、駄目駄目ではなさそうだ。

周波数は、100Hz単位の表示しかないから微妙なんだが、下の数字に切り替わるギリギリの所に合わせて測って、+3Hz!以外に良い数字が出ている。もっともアナログVFOなので、見た感じで100Hz位は動いている時が有る感じなので、あんまり意味がないかな、、、、


【↑入手して間もなくの5/17に測定のデータ】

と言う事で、電気性能は意外にそこそこの値が出た30年物のTS-120であるが、いずれにしても30年の経年変化での劣化はじわじわと内部に来ているだろうから、とりあえず部品がきたら少しオーバーホールしないとね。

2017.05.17(6/1Up)