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くっしーの徒然日記

無線、天文、修理、剣道、体調他について書いてます。修理や改造記事のマネに関してはあくまでも自己責任にてお願いします。

PowerShot S100 2台目

2016-12-24 | デジカメ(ジャンク?修理)
PowerShotのS100を一台修理して遠征の時に時々使っているが、実はマニュアルフォーカスで無限遠が全くあっていない。どうやって治して良いか良く判らないので面倒だなとそのまま使っていたのだが、実はもう一台レンズエラー品のシルバーのS100をずいぶん昔に落札して、そのまま放置していたので、そちらを治してみる事にした。


一番安く直せるのは、前回同様のフレキ交換なのだが、結構大変だったので、出来ればシャッターユニットでの交換にしたいと思ったのだが、いざ部品を探すと、シャッターユニットに少し足せばレンズユニットが買える位まで、レンズユニットの価格が下がってきているので、レンズユニットをいつものアリババで調達。



部品はやはり中古の取り外し品の様で、前面に多少凹みキズなどあった。



以前の自分の記事を参考にレンズエラー品の出たままのレンズを外して並べてみる。



あれ!なんかコネクタの大きさが違うぞ!

CMOSセンサーから出ているコネクタのサイズが、一回り小さい。押さえのPCBに開いている穴も、レンズエラー品は、3個1列に並んでいるが、買ったやつは1個だけ穴がオフセットしている。

もう一度アリババのサイトでいくつか画像を見ると、確かに穴が一列の物とオフセットしている物がある。

S100用として売っている物、S100/S110兼用で売っている物、S110用として売っている物を比べると、どうやら、穴がオフセットしている奴はS110用のように見える。

いくつかのお店はS100/S110用として売っているが、どうも微妙にコネクタが違うようだ。

光学倍率も画素数も同じなので、全く同じ物と思っていたら、多少小型化が図られていたのだろうか、、、



と言う事で、仕方がないので、背面パネルごとCMOSセンサーを外して交換する事にした。



無事にレンズユニットを交換した所。



と言う事で、無事にレンズエラーが出ずに起動する様になった。

さて、肝心のマニュアルフォーカスでの無限遠の画像。

↓無限遠の出ない今までのS100

24mm相当で10秒固定撮影後ピクセル等倍切出し

↓新たに修理したS100


マニュアルフォーカスでも概ねピントが無限遠にきて、なんとか無事に使えそうな感じである。

試に、20m位離れた隣のアパートの窓の明かりでAFをロックさせてから、
↓星に向けて撮影した物


こちらの方がピントはシャープなので、まだ少しずれてはいる感じだが、以前に比べればなんとか広角での撮影には使えると言った感じだろうか。

何処を動かせば微調整が出来るのか良く判らないので、まあこれ位の所で使ってみる様だろうか、、、、

2016.12.17 (12/24Up)

PowerShot S100 ジャンク修理1 本体分解編
PowerShot S100 ジャンク修理2 レンズ分解編
PowerShot S100 ジャンク修理3 レンズ分解組立編
PowerShot S100 ジャンク修理4 レンズエラー原因究明編
PowerShot S100 ジャンク修理5 CS回答編
PowerShot S100 ジャンク修理6 修理完了編
PowerShot S100 2台目
PowerShot S100 再修理

M63 ひまわり銀河

2016-12-18 | 天体観望・撮影(遠征地)
しばらくサボっていた画像処理をまたボチボチ進める。
今年の2月10日に臼田に移動し、電源逆接でSS2を壊してしまった日の2対象目は、りょうけん座のM63ひまわり銀河を撮影した。


【M63 ひまわり銀河 りょうけん座の渦巻銀河】

Vixen SM-R125S/D:130 f:720 UW9mm 80倍
GPD赤道儀+HAL110+SS2 コリメート法 PowerShotS90+CHDK
ISO:3200 F:2.0 f=6mm S:101秒x14枚 Noise減算:ON
撮影場所:長野県佐久市臼田 撮影日:2016/2/11 02:10-03:12
Registaxでコンポジット→FlatAideでかぶり補正→PS/CS2で回転
トリミング、トーンカーブ・サイズ調整

このM63ひまわり銀河であるが、銀河の腕の部分が、ブツブツ状に成っているのだが、なかなかコリメート撮影だと、解像度が高くないので、前回前々回あたりの撮影では、余り粒状感がでていない。一番最初に撮影したIXY30Sでの64秒撮影の時のが一番出ている様な感じだった。

今回は、多少露出を短めにしたほうがはっきり写るかしら?と思って、露出を101秒と少し短めにしてみた。そのおかげか、極軸が良かったのか、比較的粒状感は、前回、前々回より出ているようで、ほぼ一番最初の時のレベル位まで出た様な気がする。

ただ露出時間が少し短いので、銀河の端の方の淡い部分は少し写りが悪い感じがしないでもない。

なかなかノータッチではこの辺の解像度を上げるのは難しいな、、、、

2016.2.11(12/18Up)

Canon EOS Kiss X5 入手

2016-12-11 | 望遠鏡・撮影機材(改造・修理)
以前にジャンクで手に入れて、使っていたkissX2をローパス除去改造したので、もう一台普通に撮れるX2でもと思っていたが、さすがにX2はもう玉が少なくなってきている感じ。見てるとX5が2万前後で落札されている様なので、X5が安く落ちないかと物色していたのだが、この度、めでたく本体と電池、ボディキャップのみだが、15.5k円にてを落札。


商品説明では、背面に浮いている所が有るが動作は問題なしとの説明。オクの写真では良く判らなかったが、確かに右後ろの拡大縮小ボタン近くの合わせ目が浮いている。



ラバーをはがして良く見ると、背面パネルが軍艦部の中の部品を挟んで内側に入り込んで、軍艦部が正規の位置に収まっていない。



う~ん、これは一度分解歴が有りますよと言うしるしだね~!、、、何のために分解したんだろう??、、、、気になるが、まぁいいか。

さて、この浮き上がりと言うか組間違い、分解して、治せそうな感じだが、面倒なのでどうしようかと思っていたが、分解を説明している海外のページを見つけたので、参考にばらして組み直すことにした。

先ずは、底面のネジを4本外す。



右手グリップの横のネジ2本を外す。



左手側は、ラバーの下に有るネジを4本外す。



コネクタのカバー部分を持ち上げて外す。





ここは外さなくても良いかもしれないが、ちょっと背面が開きにくかったので、ファインダー下のネジ2本も外した。



中につながっているフレキと配線を切らない様に、そっと背面パネルを持ち上げて外す。



背面パネルを外した所



浮き上がっていた所は、軍艦部側のロックの爪が割れてしまっている。



まあ、無くても何とかなるか、、、、

と言う事で、元通りに組み付ける。



軍艦部のプラ部品が少し変形してしまっているのと、中の爪が折れている事も有り、元の組位置に戻してもまだ少し浮きあがっている。

ドライヤー辺りで熱を掛けながら力を掛けておけば元に戻りそうだが、まあたいした事ないので、ここは、このままで終了。

以前にX2のシャッター回数を調べたEOS Infoでシャッター回数を調べようとしたが、うまく行かない、、、、

EOS utilityが少し古いので、キャノンのページからX5用のアップデートファイルでアップデートしたが、それでもだめ。確かにEOS Infoのページには、X4までしか対応が書いてないんだよね、、、、

諦めてサービスセンターに持ち込もうかと思っていたのだが、もう一つ「Canon EOS Camera info」と言うのが有ったので、それで試してみる。



こちらでは、無事に回数を表示。なんと6000回強と、かなり少なめ。これはちょっと嬉しい。

シリアルからも、X5の最初の製造から20か月後の製造らしい。1年半弱でモデルチェンジするエントリー機なので、ほとんど最後の方の生産品らしい。

ちなみに、このアプリは比較的最近の機種にも対応している様だ。

と言う事で、ボディに多少キズは有る物のまずまずの機体が手に入ったかな。

2016.12.9(12/11Up)


2016年 第24回遠征

2016-12-05 | 天体観望・撮影(遠征地)
先週末の12月2日の金曜日、久しぶりに新月期の週末が、安定して晴れそうなGPV予報が出ていた。先週には少し雪が降ったので、積雪が心配だったが、仕事が終わってから、いつもの菅平へ遠征した。


【↑菅平牧場のすぐ下の道は、日陰に雪が残っていた】
菅平への最短ルートの峠道は、12月1日より冬季通行止めに成っている。今回は、北の須坂側からの国道の峠道を通って1時間ほどで到着。

途中、牧場の駐車場へ向かうすぐ下の道では、日陰に雪が少し残っている部分も有ったが、概ね雪のない道だった。

駐車場に着くと一つ上の駐車場で既に天文屋さんが来ていた。夏にお会いした方のようだった。


【↑当日の撮影風景】

駐車場から眼下を眺めると、近くのスキー場はそろそろ準備をしているのかいくつか作業用の電氣が点いている所も有ったが、それほど気にならないレベルであった。

空は、ほぼ快晴だが、多少透明度が低いような気もする空だった。

この日、氷点下7度位まで下がったが、思ったほど寒く感じなかったのだが、途中2時過ぎからかなり風が吹いてきて体感温度はぐっと下がった。そんな訳で、外でいるのは辛くなって、車の中で大半の時間を過ごすようだった。


【↑冬の天の川と大三角】PowerShot S100 Iso800 F2 128秒x3枚
オリオン座には、バーナードループやエンゼルフィッシュもかすかに写っている?

7cm鏡筒での撮影だったので、それほど被害は無いとは思うが、それでもかなり強い風だったので、多少の影響は有るかあもしれない。

結局、風も強かったので、7cmで撮れる対象を3時過ぎまで撮影して、その日は終了とした。

ここもそろそろスキー場の営業と積雪で厳しい状況となりそうなので、次回は別の場所での遠征になるかな~、、、

2016.12.2-3(12/5Up)