黒ウサギ外伝

本編『黒ウサギ的こころ』のブログです。

排気量マウント

2020-10-21 08:06:43 | バイク
最近、ようつべを見てると出て来るのが『排気量マウント』という言葉。

私の知る範囲だとマウント(マウンティング)とは、動物が自分の優位性を誇示するための行為と解釈してます。

すなわち、大排気量車に乗るライダーが小排気量車に乗る者に対し、自分の方が立場が上であると主張する事なんでしょう。

これね、昔は似たような事がありましたけどね。

中型免許しか持ってない人が、限定解除を持ってる人に対して劣等感というか、羨ましい感みたいなのを持ってる人が多々いました。

でもこれは、中型免許の者が大型免許の者への憧れみたいなもので、大型免許の者が中型免許の者をバカにするというのは稀でした。

当時はローリング族なる者がいっぱいいましたから、大型より中型バイクの方が速かったので大型が中型をバカになんか出来なかった。

今じゃ大型免許は教習所に行けば貰える時代でしょ。

大型バイクを買おうと思えばローンで買えますからね。

本当に『排気量マウント』する人がいるんだろうかと思ってしまいます。

でもね、例えばクラウンに乗ってる人と軽四に乗ってる人なら、クラウンに乗ってる人の方が優位というか、お金持ち?だと思う。

バイクだってスーパーカブとBMW、R1250GSだと、大多数の人がBMWの方が偉い(優位)と思うでしょう。

道の駅にオシッコタイムで寄れば、大型ばかり停まってる横に私のカブを停めれば見劣りします。

これは人間の本能みたいなものなのでしょうがないでしょう。

しかし、それを口に出してマウントする大型ライダーがいるか?

こういう用途のバイクは、趣味の乗り物ですから人にとやかく言われる筋合いはない。

大体、経験をいろいろ積んでベテランになればなるほど、排気量によって楽しみ方が違うのを知ってるはずです。

もちろん、私はマウントされた事など一度もありませんが、本当にいるなら会ってみたいですよ。

おそらく、バイクって物をカレンダーを丸めて、出来た筒の穴から覗くぐらいの視野しかないと思いますけどね。

それと、本題とは関係ないが、原付二種で流れに乗って走ってても無理やり抜いて来る車のドライバーもマウント心理だと思う。
コメント (6)
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