金剛の塔 木下昌輝著 2019-06-15 05:59:24 | 日記 幾多の大地震でも倒れなかった五重塔。なぜ倒れなかったのか? 百済から、仏教の布教のためやってきた一向。この中には、今で言う宮大工も含まれていた。この地に塔を建てる為に。しかし、彼らに大陸にない、湿度と長雨と頻繁に起こる地震であった。特にお地震でも倒れない塔をこの地で作るにはどうすればいいのか?現在なら、コンピューターによるシュミレーションするなど出来るのですが、聖徳太子の時代、どの様にして、この様な耐震構造を考え出したのか?おそらく計算式では計り知れない感覚がそこにはあるのだと思います。