クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

大切なことです。

2010-01-31 17:33:20 | 日記
 先日、ペットショップの管理者の講習会に行ってきました。
 去年もそうですが、京都市内だけで、去年一年でに約200匹の犬と約2000匹の猫が捨てられ、処分されています。このブログを見て頂いている方は、カメを中心に動物に興味のある方が多いと思います。そこで、聞いて頂きたいのです。それは、動物を飼うにあたってはじっくり考えてからにしてください。飼い始めたら、その子を看取ってあげる。これは、当たり前のことなのです。僕は、HP、ブログを通じて今後も2つのことについて訴えていきたいと思っています。まず、野生動物の乱獲の停止。そして、飼育放棄の禁止です。このために僕自身、何が出来るのか、今後も考えていきたいと思っています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

THIS IS IT

2010-01-31 17:22:27 | 音楽
ついに見ました。この画像を見て、当時の頃を思い出しました。やはり、マイケルは凄い!リハーサルでは、楽器、コーラス、テンポ、照明、音量など細かいところまでチェックし、もう本番を待つばかりだったのがわかりました。マイケルは、やりたかったでしょうね。最後のコンサートを。
 これは想像ですが、エンターテイナーとプライベートの二人のマイケルのギャップに苦しんでいたのでは?って思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親鸞 上 五木寛之著

2010-01-31 07:37:26 | 読書
 心が洗われる様でした。五木作品には、仏教について簡単に書かれていて、僕のような無宗教のモノにもわかりやすいです。
 あれは、何年前だったか?井上靖さんの孔子を読んだ時、かなりの衝撃を受けました。今回も同じような衝撃を受けました。うまく書けませんが、何か心のつかえが抜けた様な気持ちです。五木氏は別の本で、現在の日本は鬱の時代だと書いてありました。この親鸞の時代もまさに最悪の鬱の時代。時代背景を現在に置き換えながら、自分に置き換えながら読み進めていくと何かぼんやりと何かが見えてきた様に感じました。下巻が楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蟹工船

2010-01-26 08:11:31 | 読書
 昨年わき上がった蟹工船ブーム。今、なぜ?と疑問に思っていました。この作品のテーマは軍と労働者、軍と貧困、それと労働意識ではないかと思います。軍隊は今はありません。そこから考えると、若者がこの映画、原作に興味を持つとすれば、労働ということに関する関心なのでしょうか?就職氷河期と言われているが、労働条件の悪い企業、特に過酷だったり、汚れたりする企業に関しては若者が近づかないらしい。
 この映画を見ると、特に遠洋漁業に関して、誤解が生じないか心配になりました。とても過酷な職業だと思いますが、この映画で描かれているのは、軍隊が前提にあることを若い子達が分かるのかな?
 労働条件の改善を求めて、会社側に交渉して成功する。しかし、そこに軍部が絡んできて、全くの白紙に戻してしまう。主演は、あの松田優作さんの息子さんですが、凄い俳優さんになったと思いました。ハリウッドに比べて、日本映画、最近はがんばってると思います。いい作品が多いですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明治という国家 上 司馬遼太郎著

2010-01-25 20:41:07 | 読書
 今年は、幕末、明治を中心にに読書をすすめて行こうと思っています。僕の時代、明治以降はあまり詳しく習わなかったので、おさらいというより、独学でしか知りません。そこで、教科書の代わりにこの本を選びました。
 幕末から明治にかけてのお話で、かなり脱線することが多かったのですが、この脱線も面白かったです。何しろ、江戸時代は、藩という国が集まったものが日本ですから、特に庶民に至っては、国家や日本人という意識は無かった。維新は、武士による武士支配の脱却ですから、自分で自分の体を手術するようなもの。読み進めて言って、維新とは、武士の手によって武士を失業に陥らせること。どのような感覚ですすめて行ったのでしょう?という疑問を持ちました。自分のことより、国家としての日本の存続、つまり、外国支配の恐怖があったのだということがわかってきました。でも、憂鬱になったでしょうね。この憂鬱を最も感じたのが、西郷隆盛でした。彼は、倒幕後、鹿児島に帰り、猟師になり、世を離れる時期があります。これは、鬱病に近い状態だったからだと著者は推測します。最前線の者がそうだったのだから、庶民は混乱しただろうと思います。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする