家康、江戸を建てる 門井慶喜著

改めて考えてみると、何も無いところから、一気に世界一の大都会へと成長させた、壮大なプロジェクト。家康から秀忠へと受け継がれ、17年かけてようやく完成した江戸は、戦国の世から平和への思いを込められている事を初めて知った瞬間、家康へのマイナスなイメージから、物凄く意外でした。

息てガラスが曇る

パティーです！水槽のガラスをよく見ると、パティーの息によってガラスが曇ってます。

この気持ち良さそうな顔からして、バスキングライトで、体が温まってるんでしょうね！
あまり、パティーばかりと話をしてると、娘のスクランプが

こんな目で見ます！
いやいや、息でね、ガラスが曇るって話をね！

また、そんな目で見る！
兎に角、体の中まで温まっているって事です。

ルームロンダリング

訳アリ物件に一端住んで、訳アリの部分をクリーンにして、普通の部屋に戻す、マネーロンダリングの部屋版の完全グレーな仕事。しかし、その実態は、その部屋に残った霊に出て行ってもらう様に説得すると言う特殊任務。
主人公とその雇い主との謎の関係と特殊能力との複雑な関係性が、最後に一気に明らかになる。

焼肉ドラゴン

時代背景としては、僕たちが生まれる少し前、昭和３０年代後半の大阪ではないでしょうか？懐かしさと共にもの悲しさを痛感してしまいます。ラスト本当は、ハッピーエンドになるはずなのに、悔しささえ感じました。

空飛ぶタイヤ

晴れたある日、突如として、トラックの１００キロ以上あるトラックのタイヤが外れ、幼い子の手を引く母親へ直撃する。
事故は、本当に整備不良なのか？巨大企業の腐敗した組織。これに立ち向かう、運送会社と組織内から、腐敗を一掃しようとする力。巨大企業を一掃する事は出来るのか。