クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

きことわ 朝吹 真理子著

2011-03-27 21:34:58 | 読書
 ここのところ、気持ちも体も本当に疲れています。そんな中、優しい気持ちになりそうな本は無いかと探して見つけたのが、この本です。
 夢と現実、過去と現在が交錯する。幼い頃の何気ない記憶、25年ぶりに再会した、まるで姉妹の様な二人の中に蘇る。その中には、思い出せないこと、ちょっと違っていたころ。色々あった。
 本当に優しい、夢の中のようなほんわりした小説です。体の力が抜け、かなり癒やされました。
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ふたり道三 下巻 宮本昌孝著

2011-03-25 05:52:46 | 読書
 読み終わりました。1800ページを超える大作でした。本当に読み応えがありました。内容は、題を見て僕が想像していたものと全く異なり、また、歴史で習ったものとも異なりました。ふたり道三のふたりとは、油屋と武将を一人二役したということでなく、実際に道三はふたりいました。刀鍛冶から武将になった父とその息子のふたりです。このふたりは、二人とも互いの存在を知らず、ふたりが知った時には、父と息子が戦わないといけない状態にありました。息子は父を打つことを最後まで自重しましたが、父は僕が感じたところでは、息子に打たれることを望んだような気がします。
 道三とは、父の方が、暗殺された長男の菩提を弔うために建てた菩提院の名で、この院は、対立する組織により、父が暗殺されそうになったときに壊される。その後、父はこの院の名前の道三と名乗る。この名を息子(次男にあたる)が、父の死に際に譲り受けることとなる。この瞬間だけ、この父子は、親子になった。こんな時代だったとは言え、僕はこの時に空しさだけを感じました。
 人間関係が、かなり難しく、何度もさかのぼって確認しました。そんな時代だったと言えばそうなのかも知れませんが、父と子が戦うことが当然だったこの時代、本当に悲しい時代だと思います。
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シンディー最高!!

2011-03-22 06:16:58 | 音楽
 昨日大阪で行われたシンディーローパーのライブに行ってきました。自粛ムードの中、本人の強い意志のもとに開催されたこのライブは、会場の雰囲気も初めは自粛ムードのおとなしいものでした。僕自身、こんな時期にライブに行ってもいいのかと何度も考えました。しかし、シンディーの日本を元気にしたいという考え、それと、義援活動に対する思いに感動し、行くことにしました。
 ライブは、おとなしく始まったが、シンディーの”がんばって、ニッポン!!”の言葉ともに何と客席に降りて走り回るという行動から、一転!!物凄い盛り上がりとなりました。その後も何度も客先を走り回り、物凄い勇気とパワーをもらいました。タイム・アフター・タイムの後、被災地のことを話したシンディーは、涙を流した。そこで、お客さんがステージに何かを投げた。それは、日の丸でした。その後、日の丸をまとったシンディーは再び、客席に。客席の上に立って熱唱した。本当に元気をもらった。

 最後に、神奈川の10年来のカメのお友達へ。あなたの言ったとおり、シンディーは、80年代のシンディーのままでしたよ!停電などで大変だと思いますが、がんばってください。あなたのメッセージは、直接シンディーには伝えられませんでしたが、手紙として渡しました。
 
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行ってきます

2011-03-21 06:58:19 | 日記
 読売テレビでチャリティーイベントが朝10時30分に京橋であるのでそのイベントに参加してから、シンディーローパーのライブに行ってきます。簡単な英文のお礼メッセージも出来ました。もしも、直接会うことができたら、伝えたいと思っています。
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心配しています

2011-03-19 09:03:54 | 日記
 医療に従事しているものとして、被災された方でもっとも危惧していることは、持病を持っておられる方のことです。日本では何万人という方が、人工透析を受けられています。そんな腎疾患を持っておられる方は、きちんと透析を受けられているのでしょうか?また、糖尿病の方には薬やインスリンが行き渡っているのでしょうか?他にも医療行為を受けないと生命の危険がある様な疾患の方がたくさんおられると思います。そんな方々のことが心配です。このような方々のことを最優先でケアーして欲しい。そう思っています。思うだけで何も出来ないことが本当にもどかしいです。
 
 
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